[スポンサーリンク]

archives

目からウロコの熱伝導性組成物 設計指南

[スポンサーリンク]

講師        : 材料技術研究所 技術コンサルタント 技術士[化学部門] 渡辺 聡志 氏
【講師紹介】
長い間、未開拓であった「低硬度熱伝導性シリコーンゴム」という領域を確立させた技術者として知られる。
熱伝導用セラミクスの設計開発にも携わり、セラミクスの焼成条件と発現熱伝導度の相関について
多くの知見を有している。熱伝導技術に関する特許や専門書監修も数多い。
日時        : 2011年11月18日(金) 10:30~16:30
会場        : 東京・品川区大井町 きゅりあん 5F 第1講習室

【変更内容】会場、11/4付で変更

変更後:東京・大田区蒲田 大田区産業プラザ(PiO) 1階 A+B会議室

受講料     :
(税込) 47,250円
 ⇒E-mail案内登録会員 44,800円
  ※資料・昼食付

 

申し込みはこちらをクリック!

講演内容  : <趣旨>
 熱伝導性・放熱材料への需要はますます高まり、材料メーカーにとって市場の厳しい要求に応えていくことが急務になっております。しかしながら資料、論文等から得た情報をもとに材料、配合、設計を行っても、同じ組成物ができるとは限りません。根本であるどのような観点、アプローチで設計を行えば良いのかを講師と一緒に考えていくセミナーです。長い目で皆様の研究開発に影響を与えると確信しております。熱に関する樹脂組成物に携わっている若手からベテランの方まで、必須のセミナーです。
 月刊「ポリファイル」誌(大成社 刊)にて大好評の誌上技術解説。そこで触れられた全てのテーマも余す所なく扱うセミナーです。講師の「熱」い想いが皆様に「伝導」することを願ってやみません。
1枚目のウロコ. ~まずは、あなたの勘違いを修正~
 1.1 ポリマーが熱伝導を妨げる理由
 1.2 熱伝導組成物に似合う理論は、どこにある
 1.3 パーコレーションのウソ
2枚目のウロコ. ~熱伝導配合材料の選定眼を養成~
 2.1 カタログに舞う材料群を整理する視点
 2.2 材料別 熱を伝えるメカニズム、そして量子論
 2.3 セラミクスメーカーに貢ぐばかりの組成物との決別
3枚目のウロコ. ~意外な障壁 危うさの中の熱伝導率計測~
 3.1 玉石混交の測定方法を明解に分ける
 3.2 熱伝導率は測定できないレーザーフラッシュ法の真実
 3.3 組成物計測に適した測定法とその本質
4枚目のウロコ. ~ベテランほど陥る組成物設計の落とし穴~
 4.1 球状粒子が熱伝導に寄与しないことに、コダワロウ
 4.2 セラミクスを二次加工する意味 ~ 焼成焼結と表面構造
 4.3 無意味なカップリング剤処理 vs. 有意義な分子量調整
5枚目のウロコ. ~特性は業界最高! しかし売れない なぜだろう~
 5.1 温故知新 ~ 熱伝導組成物の歴史と時代背景
 5.2 先達の教訓:連敗の高熱伝導性組成物から学ぶ
 5.3 縁あって時間を共有した受講生全員に伝える言葉
    □質疑応答・名刺交換□
申し込みはこちらをクリック!
Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. テトラブチルアンモニウムジフルオロトリフェニルシリカート:Tet…
  2. カルベン触媒によるα-ハロ-α,β-不飽和アルデヒドのエステル化…
  3. NHC‐ZnBr2触媒を用いた二酸化炭素の末端エポキシドへの温和…
  4. マイクロ波を用いた革新的製造プロセスとヘルスケア領域への事業展開…
  5. ビス(トリ-o-トリルホスフィン)パラジウム(II) ジクロリド…
  6. MIを組織内で90日以内に浸透させる3ステップ
  7. Nsアミン誘導体
  8. セルロースナノファイバーの真価【オンライン講座】

注目情報

ピックアップ記事

  1. 武田、ビタミン原料事業から完全撤退
  2. サイエンスアゴラの魅力-食用昆虫科学研究会・「蟲ソムリエ」中の人に聞く
  3. DeuNet (重水素化ネットワーク)
  4. 創薬化学―有機合成からのアプローチ
  5. COX2阻害薬 リウマチ鎮痛薬に副作用
  6. 【7/21 23:59〆切】研究費総額100万円!「AI × ◯◯学」で未来をつくる若手研究者を募集します
  7. ヘメツバーガー インドール合成 Hemetsberger Indole Synthesis
  8. 水素移動を制御する精密な分子設計によるNHC触媒の高活性化
  9. 有機合成化学の豆知識botを作ってみた
  10. ケムステV年末ライブ & V忘年会2021を開催します!

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2011年11月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

注目情報

最新記事

第18回 Student Grant Award 募集のご案内

公益社団法人 新化学技術推進協会 グリーン・サステイナブルケミストリーネットワーク会議(略称:JAC…

杉安和憲 SUGIYASU Kazunori

杉安和憲(SUGIYASU Kazunori, 1977年10月4日〜)は、超分…

化学コミュニケーション賞2024、候補者募集中!

化学コミュニケーション賞は、日本化学連合が2011年に設立した賞です。「化学・化学技術」に対する社会…

相良剛光 SAGARA Yoshimitsu

相良剛光(Yoshimitsu Sagara, 1981年-)は、光機能性超分子…

光化学と私たちの生活そして未来技術へ

はじめに光化学は、エネルギー的に安定な基底状態から不安定な光励起状態への光吸収か…

「可視光アンテナ配位子」でサマリウム還元剤を触媒化

第626回のスポットライトリサーチは、千葉大学国際高等研究基幹・大学院薬学研究院(根本研究室)・栗原…

平井健二 HIRAI Kenji

平井 健二(ひらい けんじ)は、日本の化学者である。専門は、材料化学、光科学。2017年より…

Cu(I) の構造制御による π 逆供与の調節【低圧室温水素貯蔵への一歩】

2024年 Long らは、金属有機構造体中の配位不飽和な三配位銅(I)イオンの幾何構造を系統的に調…

可視光活性な分子内Frustrated Lewis Pairを鍵中間体とする多機能ボリルチオフェノール触媒の開発

第 625 回のスポットライトリサーチは、名古屋大学大学院 工学研究科 有機・高…

3つのラジカルを自由自在!アルケンのアリール-アルキル化反応

アルケンの位置選択的なアリール-アルキル化反応が報告された。ラジカルソーティングを用いた三種類のラジ…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP