[スポンサーリンク]

archives

位置およびエナンチオ選択的Diels-Alder反応に有効な不斉有機触媒

I0801.gif

B2291.gif


(S)-4-イソプロピル-3-(1-ナフチルメチル)-2,5,5-トリフェニル-1,3,2-オキサザボロリジン(1)は,山本らにより開発された不斉有機触媒です。1はブレンステット酸(C6F5CHTf2)により活性化され,混合モノ置換シクロペンタジエンとアクリル酸エチルとのDiels-Alder反応において,2-置換シクロペンタジエンと選択的に反応し,位置選択的にendo付加します。さらにより反応性の高いジエノフィルを加えると,未反応の1-置換シクロペンタジエンとの位置選択的endo付加環化が進行します。本反応は,位置およびエナンチオ選択的Diels-Alder反応を行った初めての例となります。

J. N. Payette, H. Yamamoto, J. Am. Chem. Soc. 2007, 129, 9536.

関連記事

  1. Passerini反応を利用できるアルデヒドアルデヒド・イソニト…
  2. サレン-Mn錯体
  3. 臭いの少ない1,3-プロパンジチオール等価体
  4. 二酸化炭素の工業用有機材料への利用とその作製技術
  5. (S,S)-DACH-phenyl Trost ligand
  6. ケムステ国際版・中国語版始動!
  7. トリス(2,4-ペンタンジオナト)鉄(III):Tris(2,4…
  8. ネオジム磁石の調達、製造技術とビジネス戦略【終了】

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. 信越化学、塩化ビニル樹脂を値上げ
  2. 化学反応のクックパッド!? MethodsNow
  3. 有機分子触媒の化学 -モノづくりのパラダイムシフト
  4. TBSの「未来の起源」が熱い!
  5. みんなーフィラデルフィアに行きたいかー!
  6. EUのナノマテリアル監視機関が公式サイトをオープン
  7. 巨大ポリエーテル天然物「ギムノシン-A」の全合成
  8. 日本電子の米国法人、有機物を非破壊検出できるイオン源を開発
  9. アルミニウム-ポルフィリン錯体を用いる重合の分子量制御
  10. 大日本住友製薬が発足 業界5位、将来に再編含み

関連商品

注目情報

注目情報

最新記事

触媒のチカラで拓く位置選択的シクロプロパン合成

嵩高いコバルト錯体を触媒として用いた位置選択的Simmons–Smith型モノシクロプロパン化反応が…

「原子」が見えた! なんと一眼レフで撮影に成功

An Oxford University student who captured an image…

2018年3月2日:ケムステ主催「化学系学生対象 企業合同説明会」

2月も後半となり、3月1日の就活解禁に向けて、2019年卒業予定の学生のみなさんは、就活モードが本格…

高専シンポジウム in KOBE に参加しました –その 2: 牛の尿で発電!? 卵殻膜を用いた燃料電池–

1 月 27 日に開催された第 23 回 高専シンポジウム in KOBE の参加報告の後編です。前…

化学探偵Mr.キュリー7

昨年3月からついに職業作家となった、化学小説家喜多喜久氏。その代表作である「化学探偵Mr.キュリー」…

き裂を高速で修復する自己治癒材料

第139回目のスポットライトリサーチは、物質・材料研究機構(NIMS) 構造材料研究拠点 長田 俊郎…

Chem-Station Twitter

PAGE TOP