[スポンサーリンク]

archives

イリジウム錯体:Iridium-complex

[スポンサーリンク]

C1807.gif

[IrCl(cod)]2/PPh3/KOHを用いたジケトンとω-ヒドロキシケトンの選択的合成

 石井らは,イリジウム錯体を用いたメチルケトンとα,ω-ジオールの一段階反応によるジケトンおよびω-ヒドロキシケトンの選択的合成を報告しています。これによれば,メチルケトンとα,ω-ジオールの当量比率を変化させることにより,ジケトンとω-ヒドロキシケトンを作り分けています。この反応をアリールアセトニトリルとα,ω-ジオールとの反応へ応用することによりジアリールジニトリルを合成しています。

 

K. Maeda, Y. Obora, S. Sakaguchi, Y. Ishii, Bull. Chem. Soc. Jpn. 2008, 81, 689.

 

TCI

TCI

投稿者の記事一覧

有機試薬メーカーです。

関連記事

  1. 研究者・開発者に必要なマーケティング技術と活用方法【終了】
  2. ケムステが文部科学大臣表彰 科学技術賞を受賞しました
  3. 「つける」と「はがす」の新技術|分子接合と表面制御 R3
  4. 潤滑油、グリースおよび添加剤の実践的分離【終了】
  5. リチウムイオン電池の特許動向から見た今後の開発と展望【終了】
  6. メルドラム酸:Meldrum’s Acid
  7. 低分子ゲル化剤・増粘剤の活用と材料設計、応用技術
  8. トリルテニウムドデカカルボニル / Triruthenium D…

注目情報

ピックアップ記事

  1. 花王、ワキガ臭の発生メカニズムを解明など研究成果を発表
  2. 2005年9-10月分の気になる化学関連ニュース投票結果
  3. キラルLewis酸触媒による“3員環経由4員環”合成
  4. パラジウム触媒の力で二酸化炭素を固定する
  5. マンダムと京都大学、ヘアスタイルを自然な仕上がりのままキープする整髪技術を開発
  6. マテリアルズ・インフォマティクスの推進成功事例セミナー
  7. 第六回サイエンス・インカレの募集要項が発表
  8. 潤滑油、グリースおよび添加剤の実践的分離【終了】
  9. メルク、途上国でエイズ抑制剤を20%値下げ
  10. オキシトシンを「見える化」するツールの開発と応用に成功-謎に包まれた脳内オキシトシンの働きの解明に新たな光-

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2010年1月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

注目情報

最新記事

岩田浩明 Hiroaki IWATA

岩田浩明(いわたひろあき)は、日本のデータサイエンティスト・計算科学者である。鳥取大学医学部 教授。…

人羅勇気 Yuki HITORA

人羅 勇気(ひとら ゆうき, 1987年5月3日-)は、日本の化学者である。熊本大学大学院生命科学研…

榊原康文 Yasubumi SAKAKIBARA

榊原康文(Yasubumi Sakakibara, 1960年5月13日-)は、日本の生命情報科学者…

遺伝子の転写調節因子LmrRの疎水性ポケットを利用した有機触媒反応

こんにちは,熊葛です!研究の面白さの一つに,異なる分野の研究結果を利用することが挙げられるかと思いま…

新規チオ酢酸カリウム基を利用した高速エポキシ開環反応のはなし

Tshozoです。最近エポキシ系材料を使うことになり色々勉強しておりましたところ、これまで関連記…

第52回ケムステVシンポ「生体関連セラミックス科学が切り拓く次世代型材料機能」を開催します!

続けてのケムステVシンポの会告です! 本記事は、第52回ケムステVシンポジウムの開催告知です!…

2024年ノーベル化学賞ケムステ予想当選者発表!

大変長らくお待たせしました! 2024年ノーベル化学賞予想の結果発表です!2…

“試薬の安全な取り扱い”講習動画 のご紹介

日常の試験・研究活動でご使用いただいている試薬は、取り扱い方を誤ると重大な事故や被害を引き起こす原因…

ヤーン·テラー効果 Jahn–Teller effects

縮退した電子状態にある非線形の分子は通常不安定で、分子の対称性を落とすことで縮退を解いた構造が安定で…

鉄、助けてっ(Fe)!アルデヒドのエナンチオ選択的α-アミド化

鉄とキラルなエナミンの協働触媒を用いたアルデヒドのエナンチオ選択的α-アミド化が開発された。可視光照…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP