[スポンサーリンク]

ケムステニュース

化学五輪で日本の高校生2人が金メダル

ICO_2009.jpg

世界約70カ国の高校生が化学の実力を競い合う第41回「国際化学オリンピック」(7/18~7/27 於:イギリス・ケンブリッジ)。本日現地から、日本代表生徒4名全員がメダルを獲得したとの嬉しい報告がありました。金メダルが2個、銀メダルが1個、銅メダルが1個は、2003年の初参加以来、最高の成績です。(写真・文章引用:国際化学オリンピック日本公式ページ)

先日イギリスのケンブリッジで開かれた世界中の高校生が競う知の祭典・国際化学オリンピックにて、日本代表が2つの金メダルを獲得したそうです。おめでとうございます!!

成績は写真左から、中條淳博くん(東大寺学園3年)=銀メダル、小澤直也くん(駒場東邦3年)=金メダル、遠藤健一くん(栄光学園2年)=金メダル、永澤彩さん(白陵3年)=銅メダル。

中でも小沢君は昨年度のハンガリー大会にも参加して銅メダルを獲得しているそうで、安定した実力を示した結果の金メダルと言えるでしょう。

参加者は250人で、成績上位から金10%、銀20%、銅30%という配分でメダルが与えられます。世界各国から生え抜きの人材が選ばれて参加しているいるわけですから、金メダル2個はまさに快挙です。

今年は他の科学系オリンピック、数学オリンピック・生物学オリンピック・物理オリンピックでも、日本代表は複数の金メダルを獲得するなど相当な好成績を収めています。理科離れが嘆かれる昨今において、明るいニュースだったと言えるのではないでしょうか。

来年度(2010年)の国際化学オリンピックは、野依良治先生指揮の下、東京にて行われることになっています。日本軍団はホームグラウンドにて、更なる好成績を収めることが出来るでしょうか?来年の参加者にも是非期待したいと思います。

  • 関連書籍
化学オリンピック完全ガイド
化学同人
化学オリンピック日本委員会(編さん)渡辺 正(監修)
発売日:2008-03
完全攻略 化学オリンピック
日本評論社
化学オリンピック日本委員会(編集)渡辺 正(編集)
発売日:2009-04-02
  • 関連リンク

国際化学オリンピック 日本語公式ページ

国際化学オリンピックを知っていますか? 化学オリンピックの紹介PDF

第42回国際化学オリンピック 日本大会 2010年は東京で開催されます

The following two tabs change content below.
cosine

cosine

博士(薬学)。Chem-Station副代表。現在国立大学教員として勤務中。専門は有機合成化学、主に触媒開発研究。 関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。 素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. 茅幸二、鈴木昭憲、田中郁三ら文化功労者に
  2. ダウ・ケミカル化学プラントで爆発死亡事故(米・マサチューセッツ)…
  3. 富士フイルムが医薬事業に本格参入
  4. 武田や第一三共など大手医薬、特許切れ主力薬を「延命」
  5. 薬価4月引き下げ 製薬各社は「アジア」「非医薬」に活路
  6. 私立武蔵高 の川崎さんが「銀」 国際化学オリンピック
  7. ゴム状硫黄は何色?
  8. 「携帯」の電池で電車走る・福井大などが実験に成功

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. 連続フロー水素化反応に適したポリシラン担持パラジウム触媒
  2. 窒素固定をめぐって-1
  3. ケミカル・アリに死刑判決
  4. ふにふにふわふわ☆マシュマロゲルがスゴい!?
  5. 第29回「安全・簡便・短工程を実現する」眞鍋敬教授
  6. 有機化学者のラブコメ&ミステリー!?:「ラブ・ケミストリー」
  7. オペレーションはイノベーションの夢を見るか? その1
  8. 金属中心に不斉を持つオレフィンメタセシス触媒
  9. 生体共役反応 Bioconjugation
  10. シャンカー・バラスブラマニアン Shankar Balasubramanian

関連商品

注目情報

注目情報

最新記事

ルミノール誘導体を用いるチロシン選択的タンパク質修飾法

2015年、東京工業大学・中村浩之らは、ルミノール誘導体と鉄-ポルフィリン複合体(ヘミン)を用い、チ…

酵素触媒によるアルケンのアンチマルコフニコフ酸化

酵素は、基質と複数点で相互作用することにより、化学反応を厳密にコントロールしています。通常のフラ…

イオンの出入りを制御するキャップ付き分子容器の開発

第124回のスポットライトリサーチは、金沢大学 理工研究域物質化学系錯体化学研究分野(錯体化学・超分…

リチウムイオン電池の課題のはなし-1

Tshozoです。以前リチウムイオン電池に関するトピックを2つほど紹介した(記事:リチウムイ…

アルコールをアルキル化剤に!ヘテロ芳香環のC-Hアルキル化

2015年、プリンストン大学・D. W. C. MacMillanらは、水素移動触媒(HAT)および…

三種類の分子が自発的に整列した構造をもつ超分子共重合ポリマーの開発

第123回のスポットライトリサーチは、テキサス大学オースティン校博士研究員(Jonathan L. …

Chem-Station Twitter

PAGE TOP