[スポンサーリンク]

ケムステニュース

H・ブラウン氏死去/米のノーベル化学賞受賞者

[スポンサーリンク]

 ハーバート・ブラウン氏(米国のノーベル化学賞受賞者)ニューヨーク・タイムズ(電子版)などによると、19日、心臓発作のため米インディアナ州ラファイエット市の病院で死去、92歳。

1912年、ロンドン生まれ。14年、ウクライナ出身のユダヤ系の両親とともに渡米。シカゴで靴のセールスマンをしながら夜学に通うなど苦学を重ね、36年にシカゴ大卒。47年から78年に退官するまでインディアナ州のパーデュー大学で教え、有機化学分野の最高権威となった。79年、ゲオルク・ウィティヒ氏(旧西ドイツ)とともに新しい有機合成法の開発でノーベル化学賞を受賞した。(引用: 四国新聞社 http://www.shikoku-np.co.jp/ ) (写真:ノーベル財団 )

 

 

ブラウン先生がお亡くなりになりました。Brownのヒドロホウ素化は、同時に授賞したWittigのWittig反応と同様に大学学部でも習うような非常に重要な人名反応です。

 

 

関連リンク

 

Herbert C. Brown – Autobiography

 

 

関連書籍

 


ノーベル賞100年のあゆみ〈3〉ノーベル化学賞

 


有機合成化学

 

 

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 家庭での食品保存を簡単にする新製品「Deliéa」
  2. ポリエチレンとポリプロピレン、7カ月ぶり値上げ浸透
  3. ESI-MSの開発者、John B. Fenn氏 逝去
  4. 持田製薬、創薬研究所を新設
  5. 三菱化学、来年3月にナイロン原料の外販事業から撤退=事業環境悪化…
  6. 韓国へ輸出される半導体材料とその優遇除外措置について
  7. 医療用酸素と工業用酸素の違い
  8. 酸化グラフェンに放射性物質を除去する機能が報告される

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. AIで世界最高精度のNMR化学シフト予測を達成
  2. 近赤外光を吸収する有機分子集合体の発見
  3. 「ソーシャルメディアを活用したスタートアップの価値向上」 BlockbusterTOKYO 2020 第9回 研修プログラムを実施!
  4. 蒸発面の傾きで固体膜のできかたが変わる-分散液乾燥による固体膜成長プロセスの新たな法則を発見-
  5. ボイランド・シムズ酸化 Boyland-Sims Oxidation
  6. フィルム製造プロセスのスキルアップ【終了】
  7. 2008年イグノーベル賞決定!
  8. 第一三共 抗インフルエンザ薬を承認申請
  9. 総合化学大手5社、4-12月期の経常益大幅増
  10. 河崎 悠也 Yuuya Kawasaki

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2004年12月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

注目情報

最新記事

5/15(水)Zoom開催 【旭化成 人事担当者が語る!】2026年卒 化学系学生向け就活スタート講座

化学系の就職活動を支援する『化学系学生のための就活』からのご案内です。化学業界・研究職でのキャリ…

フローマイクロリアクターを活用した多置換アルケンの効率的な合成

第610回のスポットライトリサーチは、京都大学大学院理学研究科(依光研究室)に在籍されていた江 迤源…

マリンス有機化学(上)-学び手の視点から-

概要親しみやすい会話形式を用いた現代的な教育スタイルで有機化学の重要概念を学べる標準教科書.…

【大正製薬】キャリア採用情報(正社員)

<求める人物像>・自ら考えて行動できる・高い専門性を身につけている・…

国内初のナノボディ®製剤オゾラリズマブ

ナノゾラ®皮下注30mgシリンジ(一般名:オゾラリズマブ(遺伝子組換え))は、A…

大正製薬ってどんな会社?

大正製薬は病気の予防から治療まで、皆さまの健康に寄り添う事業を展開しています。こ…

一致団結ケトンでアレン合成!1,3-エンインのヒドロアルキル化

ケトンと1,3-エンインのヒドロアルキル化反応が開発された。独自の配位子とパラジウム/ホウ素/アミン…

ベテラン研究者 vs マテリアルズ・インフォマティクス!?~ 研究者としてMIとの正しい向き合い方

開催日 2024/04/24 : 申込みはこちら■開催概要近年、少子高齢化、働き手の不足…

第11回 慶應有機化学若手シンポジウム

シンポジウム概要主催:慶應有機化学若手シンポジウム実行委員会共催:慶應義塾大…

薬学部ってどんなところ?

自己紹介Chemstationの新入りスタッフのねこたまと申します。現在は学部の4年生(薬学部)…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP