[スポンサーリンク]

ケムステニュース

NICT、非揮発性分子を高真空中に分子ビームとして取り出す手法を開発

[スポンサーリンク]

 世界に先駆けて非揮発性分子を高真空中に分子ビームとして取り出す手法(スプレー・ジェット法)を開発独立行政法人情報通信研究機構(以下、NICT。理事長: 長尾 真)は、非揮発性分子をその溶液から、高真空中に分子ビームとして取り出す画期的な手法(スプレー・ジェット法)を開発しました。本手法は非揮発性分子の高真空中での分光、分子堆積、表面分析等様々な応用が産業界から期待され、非揮発性分子の評価や非揮発性の機能性分子を用いた分子素子作製における基盤技術の一つになる可能性を持っています。(引用: 日本経済新聞)

 

半導体などの小型化が進んでいます。さらにナノレベル、分子レベルで扱える道具が必要です。つまり分子レベルで扱える道具は分子になります。

 

関連書籍

外部リンク

 

 

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 使い方次第で猛毒、薬に
  2. タルセバ、すい臓がんではリスクが利点を上回る可能性 =FDA
  3. MALDI-ToF MSを使用してCOVID-19ウイルスの鼻咽…
  4. かぶれたTシャツ、原因は塩化ジデシルジメチルアンモニウム
  5. 三菱ウェルと田辺合併 後発薬に新規参入
  6. 科学的発見を加速する新研究ツール「SciFinder n」を発表…
  7. 100兆分の1秒を観察 夢の光・XFEL施設公開
  8. タンニンでさび防ぐ効果 八王子の会社

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. 初めてTOEICを受験してみた~学部生の挑戦記録~
  2. 流れる電子ッ!壊れるピリジンッ!含窒素多環式骨格構築!
  3. ポンコツ博士の海外奮闘録⑥ 〜博士,アメ飯を食す。おうち系お肉編〜
  4. 不安定さが取り柄!1,2,3-シクロヘキサトリエンの多彩な反応
  5. カルシウムイオン濃度をモニターできるゲル状センサー
  6. 有機合成化学協会誌2017年12月号:四ヨウ化チタン・高機能金属ナノクラスター・ジシリルベンゼン・超分子タンパク質・マンノペプチマイシンアグリコン
  7. ラマン分光の基礎知識
  8. 吸入ステロイド薬「フルタイド」の調査結果を発表
  9. 【書籍】パラグラフ・ライティングを基礎から訓練!『論理が伝わる 世界標準の「書く技術」』
  10. 理系の海外大学院・研究留学記

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2004年12月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

注目情報

最新記事

カルボン酸β位のC–Hをベターに臭素化できる配位子さん!

カルボン酸のb位C(sp3)–H結合を直接臭素化できるイソキノリン配位子が開発された。イソキノリンに…

【12月開催】第十四回 マツモトファインケミカル技術セミナー   有機金属化合物 オルガチックスの性状、反応性とその用途

■セミナー概要当社ではチタン、ジルコニウム、アルミニウム、ケイ素等の有機金属化合物を“オルガチッ…

保護基の使用を最小限に抑えたペプチド伸長反応の開発

第584回のスポットライトリサーチは、東京大学大学院 薬学系研究科 有機合成化学教室(金井研究室)の…

【ナード研究所】新卒採用情報(2025年卒)

NARDでの業務は、「研究すること」。入社から、30代・40代・50代……

書類選考は3分で決まる!面接に進める人、進めない人

人事担当者は面接に進む人、進まない人をどう判断しているのか?転職活動中の方から、…

期待度⭘!サンドイッチ化合物の新顔「シクロセン」

π共役系配位子と金属が交互に配位しながら環を形成したサンドイッチ化合物の合成が達成された。嵩高い置換…

塩基が肝!シクロヘキセンのcis-1,3-カルボホウ素化反応

ニッケル触媒を用いたシクロヘキセンの位置および立体選択的なカルボホウ素化反応が開発された。用いる塩基…

中国へ行ってきました 西安・上海・北京編①

2015年(もう8年前ですね)、中国に講演旅行に行った際に記事を書きました(実は途中で断念し最後まで…

アゾ重合開始剤の特徴と選び方

ラジカル重合はビニルモノマーなどの重合に用いられる方法で、開始反応、成長反応、停止反応を素反応とする…

先端事例から深掘りする、マテリアルズ・インフォマティクスと計算科学の融合

開催日:2023/12/20 申込みはこちら■開催概要近年、少子高齢化、働き手の不足の影…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP