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信越化学、日欧でセルロース増産投資・建材向け堅調

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セルロース信越化学は建材などに使う主要添加剤であるセルロースを日本と欧州で増産する。総額200億円を投資してドイツの全額出資子会社に新工場を設けるほか、直江津工場(新潟県上越市)に新しい製造設備を導入。日独合わせた年産能力を現在の4万7000トンから、2006年秋までに34%増の6万3000トンに引き上げる。(引用:日本経済新聞

 

 

天然高分子であるセルロースは生分解性プラスチックとしてよく用いられています。従来はセルロイドというニトロセルロースにショウノウを混ぜたものが主流でしたが、現在はアセチルセルロースを主成分とするプラスチックが生産されています。

 

 


関連書籍



セルロースの材料科学


セルロース系材料は生物による生産過程、固体構造、形態等すべての面で多様性があり、適した方法で改質すれば無限の可能性を与えてくれる材料である。膨大な研究内容から8つのテーマを選び、実験事例として紹介する。

 


トコトンやさしい生分解性プラスチックの本

 

“今日からモノ知りシリーズ”「トコトンやさしい本」の一書として、「生分解性プラスチック」を広範囲にやさしく紹介しています。


生分解性プラスチックは土壌で分解し二酸化炭素と水になります。しかし、添加剤等の影響で分解しにくいものも多々あります。一概に生分解性といってもその分解性に差があり、その規格が求められています。アイセン工業 エコスポンジ /ECK-20

 アイセン工業 エコスポンジ /ECK-20

サトウキビからできているスポンジらしいです。このような製品は徐々に増えてきていますね。

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Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

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