[スポンサーリンク]

ケムステニュース

カーボンナノチューブ量産技術を国際会議で発表へ

[スポンサーリンク]

カーボンナノチューブ県工業技術センターは一日、同センターが開発した高温プラズマに関する最先端技術と、それを応用したカーボンナノチューブの量産技術について、カナダ・トロント市で七日に開幕する「第十七回プラズマ化学国際学会」で発表すると明らかにした。高温プラズマ関係の技術について基本特許を既に取得しているが、今回「一般発表」の部のトップを切って発表する機会を得たことで、世界的な注目度の高さを裏付けた形だ。

 発表するのは、同センター基盤技術材料研究グループ総括研究員の松浦次雄さん(56)。同センターが、海外での国際学会に職員を派遣して、研究成果を発表するのは初めて。(引用:北陸中日新聞

プラズマ放電のための電極を増やし、円形に並べ、重ね合わせることによって、カーボンナノチューブの大きさや形を制御することに成功したそうです。

関連書籍


カーボンナノチューブの挑戦

ついに人間は直径10億分の1メートルのチューブ-カーボンナノチューブを作り出した.それはサッカーボール分子フラーレン以上に可能性に満ちている.この新物質はどのようにして発見されたのか.サイエンスとテクノロジーの両面でいかなる魅力をもっているのか.発見者自らが,英国王立研究所での講演をもとに,いきいきと語る.

 


関連ニュース

四角い断面を持つナノチューブ合成に成功(2005.6.9)

名城大教授ら会社設立 新素材販売(2005.4.26)

1回の実験で高活性な金属ナノ粒子触媒(2005.4.16)

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 複雑な化合物を効率よく生成 名大チーム開発
  2. 米デュポンの第2四半期は減益、市場予想を下回る
  3. 「高校化学グランドコンテスト」が 芝浦工業大学の主催で2年ぶりに…
  4. 既存の石油設備を活用してCO2フリー水素を製造、ENEOSが実証…
  5. 秋田の女子高生が「ヒル避け」特許を取得
  6. 自律的に化学実験するロボット科学者、研究の自動化に成功 8日間で…
  7. 東レから発表された電池と抗ウイルスに関する研究成果
  8. 書籍「Topics in Current Chemistry」が…

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. 化学系プレプリントサーバー「ChemRxiv」のβ版が運用開始
  2. 英国王立化学会(RSC)が人材募集中
  3. 金属錯体化学を使って神経伝達物質受容体を選択的に活性化する
  4. 化学のためのPythonによるデータ解析・機械学習入門
  5. アレクサンダー・リッチ Alexander Rich
  6. ワインレブアミドを用いたトリフルオロメチルケトン類の合成
  7. ケムステも出ます!サイエンスアゴラ2013
  8. 分子構造を 3D で観察しよう (1)
  9. TMSClを使ってチタンを再生!チタン触媒を用いたケトン合成
  10. ウギ反応 Ugi Reaction

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2005年8月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

注目情報

最新記事

ニキビ治療薬の成分が発がん性物質に変化?検査会社が注意喚起

2024年3月7日、ブルームバーグ・ニュース及び Yahoo! ニュースに以下の…

ガラスのように透明で曲げられるエアロゲル ―高性能透明断熱材として期待―

第603回のスポットライトリサーチは、ティエムファクトリ株式会社の上岡 良太(うえおか りょうた)さ…

有機合成化学協会誌2024年3月号:遠隔位電子チューニング・含窒素芳香族化合物・ジベンゾクリセン・ロタキサン・近赤外光材料

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2024年3月号がオンライン公開されています。…

日本化学会 第104春季年会 付設展示会ケムステキャンペーン Part3

日本化学会年会の付設展示会に出展する企業とのコラボです。第一弾・第二弾につづいて…

ペロブスカイト太陽電池の学理と技術: カーボンニュートラルを担う国産グリーンテクノロジー (CSJカレントレビュー: 48)

(さらに…)…

日本化学会 第104春季年会 付設展示会ケムステキャンペーン Part2

前回の第一弾に続いて第二弾。日本化学会年会の付設展示会に出展する企業との…

CIPイノベーション共創プログラム「世界に躍進する創薬・バイオベンチャーの新たな戦略」

日本化学会第104春季年会(2024)で開催されるシンポジウムの一つに、CIPセッション「世界に躍進…

日本化学会 第104春季年会 付設展示会ケムステキャンペーン Part1

今年も始まりました日本化学会春季年会。対面で復活して2年めですね。今年は…

マテリアルズ・インフォマティクスの推進成功事例 -なぜあの企業は最短でMI推進を成功させたのか?-

開催日:2024/03/21 申込みはこちら■開催概要近年、少子高齢化、働き手の不足の影…

分子のねじれの強さを調節して分子運動を制御する

第602回のスポットライトリサーチは、東京大学大学院理学系研究科 塩谷研究室の中島 朋紀(なかじま …

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー