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海外化学者インタビュー

第94回―「化学ジャーナルの編集長として」Hilary Crichton博士

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第94回の海外化学者インタビューは、ヒラリー・クリフトン博士です。Nature Materials誌のAssociate Editorをしています(訳注:現在はBioplymers誌のEditor-in-Chief)。それではインタビューをどうぞ。

Q. あなたが化学者になった理由は?

ものに火をつけてきれいな色を作るのが好きでした。それはまた、学校で一番得意だったことでもあり、それを続けるのが賢明だと思えました。

Q. もし化学者でなかったら、何になりたいですか?またその理由は?

それは簡単です。コーヒーとケーキのお店をやることです。一日中楽しく焼いて、新しい風味の組み合わせや食感を試してみたいです。新しい人に会っておしゃべりするのが好きなのです。

Q. 概して化学者はどのように世界に貢献する事ができますか?

化学者は、健康であれ、エネルギーであれ、環境に関連したものであれ、人々の役に立つものを作る努力を続けるべきです。しかしながら、なぜ物事が起こるのかを知りたいがために、化学(より一般的には科学)をすることがに一番重要だと思います。本質的には、それが科学の始まりであり、新しいアイデアが生まれる理由で もあります。

Q.あなたがもし歴史上の人物と夕食を共にすることができたら誰と?またその理由は?

かなりトリッキーですが、マイケル・ファラデーリチャード・ファインマンニールス・ボーアヴェルナー・ハイゼンベルグのような人たちです。私が生まれる前に死んだおじいちゃんにも会いたいです。とてもいい人だったようです。妻のおばあちゃんは89歳まで生きていて、未だにバスを走って追いかけていました!

Q. あなたが最後に研究室で実験を行ったのはいつですか?また、その内容は?

2004年の2~3月ごろです。OHラジカルの回転角運動量の衝突脱分極を見ていました。

Q.もしあなたが砂漠の島に取り残されたら、どんな本や音楽が必要ですか?1つだけ答えてください。

おそらく聖書を持っていくでしょう。私は無宗教ですが、子供の頃に教会に送られたので、少し読みました。全部読むのがいいですね。非常に長いですし、聖書から慰めを得ている人々の数を考えると、正気を保つに役立つかもしれません。CDはかなりトリッキーです。一つ選ぶとしたら、Belle and Sebastianの『If You re Feeling Sinister』です。

 

原文:Reactions – Hilary Crichton

※このインタビューは2008年12月12日に公開されました。

cosine

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博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

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