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身のまわりの分子

バニリン /Vanillin

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バニリン(vanillin)は、ラン科バニラ(Vanilla planifolia)の果実などに含まれる香気成分である。

  • 歴史・用途

 いわゆるバニラの香りの主成分。バニラ、安息香、ペルーバルサム、チョウジ(クローブ)の精油などに含有されており、1858年に初めて単離された。 類縁体のエチルバニリンはバニリン自体よりも香りが強く、こちらも使用される。

 工業的供給の大半は化学合成によってまかなわれている。グアヤコール(guaiacol)を原料とするReimer-Tiemann反応による合成法を以下に示す。

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  • 関連文献

 

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牛糞からガソリンやバニラができるって本当ですか?(R25.jp)

バニリン – Wikipedia

Vanillin – Wikipedia

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イグ・ノーベル賞、「牛の糞からバニラ」で邦人女性が受賞(CNN.co.jp)

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cosine

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博士(薬学)。Chem-Station副代表。現在国立大学教員として勤務中。専門は有機合成化学、主に触媒開発研究。 関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。 素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

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