[スポンサーリンク]

odos 有機反応データベース

高井・ロンバード反応 Takai-Lombardo Reaction

[スポンサーリンク]

 

概要

gem-ジハロアルカンから有機チタン種を生成させ、カルボニルをオレフィン化する反応。

多くのオレフィン化反応がアルデヒド・ケトンのみに適用を持つのに対して、本条件ではエステルやアミドのカルボニル基もオレフィン化することが可能。塩基性が低いため、エノール化しやすい基質にも適用できる。

類似系であるTebbe試薬やPetasis試薬の適用範囲がメチレン化に限定されるのに比べ、本条件では置換アルケンの合成が可能。反応はZ選択的に進行する。

 

基本文献

 

反応機構

takai_lombardo_2.gif

 

反応例

Tetrodotoxinの合成[1] takai_lombardo_3.gif

実験手順

 

実験のコツ・テクニック

 

参考文献

[1] Hinman, A.; Du Bois, J. J. Am. Chem. Soc. 2003, 125, 11510. DOI: 10.1021/ja0368305

 

関連反応

 

関連書籍

[amazonjs asin=”352730634X” locale=”JP” title=”Modern Carbonyl Olefination: Methods and Applications”]

 

関連リンク

Avatar photo

cosine

投稿者の記事一覧

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. ムレキシド反応 Murexide reaction
  2. グロブ開裂 Grob Fragmentation
  3. O-アシルイソペプチド法 O-acylisopeptide Me…
  4. ストライカー試薬 Stryker’s Reagent…
  5. デミヤノフ転位 Demjanov Rearrangement
  6. コルベ電解反応 Kolbe Electrolysis
  7. ウルマンエーテル合成 Ullmann Ether Synthes…
  8. オキシ水銀化・脱水銀化 Oxymercuration-Demer…

注目情報

ピックアップ記事

  1. 海藻成長の誘導物質発見 バイオ研
  2. 【6/26・27開催ウェビナー】バイオ分野の分析評価・試験~粒子径測定と吸入製剤試験の新技術~(三洋貿易株式会社)
  3. 励起状態での配位結合解離を利用して二重CPLを示す分子を開発!
  4. 生体組織を人工ラベル化する「AGOX Chemistry」
  5. 免疫系に捕そくされない超微粒子の薬剤
  6. 第171回―「超分子・機能性ナノ粒子で実現するセラノスティクス」Ken Cham-Fai Leung准教授
  7. 太陽ホールディングスってどんな会社?
  8. 乙種危険物取扱者・合格体験記~読者の皆さん編
  9. 第五回ケムステVシンポジウム「最先端ケムバイオ」を開催します!
  10. ベティ反応 Betti Reaction

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2014年3月
月 火 水 木 金 土 日
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

注目情報

最新記事

2026年ノーベル化学賞ケムステ予想当選者発表!

2026年のノーベル化学賞は、「不斉有機合成における非線形効果および自己触媒作用の発…

第64回ケムステVシンポ「データとともに進化する未来の化学」を開催します!

第64回ケムステVシンポの会告を致します。産業技術総合研究所主催の化学シンポジウムシリーズ(…

品質工学とマテリアルズ・インフォマティクス ― 両技術の概要と連携事例

開催概要材料開発やものづくりの現場では、探索すべき組成やプロセス条件が増えるほど組み合わせが爆発…

大学院留学してよかったこと, 悪かったこと【英語, 経済面, オーバードクターに関するお話】

海外の大学で、その大学に籍を置く大学 (院) 生として留学することは「学位留学」と呼ばれたりします。…

光前駆体法の活用によって、ヘプタセンで初の一重項分裂を観測!

第725回のスポットライトリサーチは、京都大学大学院 理学研究科化学専攻 有機元素化学研究室(山田研…

【スタッフ・寄稿募集】Chem-Stationで、化学を「伝える側」になりませんか?

Chem-Station(ケムステ)は2000年に開設された国内最大の化学ポータルサイトです。大学・…

第17回大津会議―とある参加者の記録―

2026年9月28日~29日に開催された第17回大津会議についての、とある参加者の記録です。この記事…

第17回大津会議 -Otsu Conference- 2026 開催報告 ~新体制で紡ぐ「有機合成の夢」~

第17回大津会議が2026年9月28日(月)〜9月29日(火)びわ湖大津プリンスホテルにて開催されま…

有機合成化学協会誌2026年10月号:医薬品プロセス開発・σ芳香族性・含窒素複素環・メロテルペノイド二量体・高歪み化合物

有機合成化学協会が発行する「有機合成化学協会誌」2026年10月号がオンラインで公開されています。…

時代は水だ! セメントのように水と混ぜるだけで成形・硬化できる「水硬性」高分子

第724回のスポットライトリサーチは、東京科学大学物質理工学院(大塚研究室)博士前期課程2年の徳満玲…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP