[スポンサーリンク]

archives

亜鉛トリフラート触媒:Zinc Triflate

[スポンサーリンク]

T1294.gif

亜鉛トリフラート触媒を用いたアリールヒドラゾン経由のピラゾリン合成

Bellerらは亜鉛トリフラート触媒を用いたアリール置換ピラゾリンの新しい位置選択的合成を報告しています。それによれば,アリールヒドラジンと3-ブチン-1-オールを亜鉛トリフラート触媒存在下で反応させることにより,アリールヒドラゾン経由の反応でピラゾリンが高収率で得られています。さらに,空気酸化反応によりピラゾールへ変換しています。

K. Alex, A. Tillack, N. Schwarz, M. Beller, Org. Lett., 2008, 10, 2377.

 

TCI

TCI

投稿者の記事一覧

有機試薬メーカーです。

関連記事

  1. 1-メチル-1-[4-(ジフェニルホスフィノ)ベンジル]ピロリジ…
  2. 【9月開催】第1回 マツモトファインケミカル技術セミナー 有機チ…
  3. テトラブチルアンモニウムジフルオロトリフェニルシリカート:Tet…
  4. ナノ粒子の安全性、リスク評価と国際標準化の最新動向【終了】
  5. マイクロ波プロセスを知る・話す・考える ー新たな展望と可能性を…
  6. 低分子ゲル化剤の特性・活用と、ゲル化・増粘の基礎【終了】
  7. ケムステバーチャルプレミアレクチャーの放送開始決定!
  8. ナトリウムトリス(1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロイソプロ…

注目情報

ピックアップ記事

  1. 植物毒の現地合成による新規がん治療法の開発
  2. 第31回「植物生物活性天然物のケミカルバイオロジー」 上田 実 教授
  3. 「パキシル」服用の自殺者増加 副作用の疑い
  4. ボロン酸MIDAエステル MIDA boronate
  5. 伊丹健一郎 Kenichiro Itami
  6. 日本化学会第85回春季年会
  7. カルボニル基の保護 Protection of Carbonyl Group
  8. 吉野彰氏が2021年10月度「私の履歴書」を連載。
  9. コンパクトで革新的な超純水製造システム「アリウム」
  10. アリ・ワーシェル Arieh Warshel

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2009年12月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

注目情報

最新記事

アクリルアミド類のanti-Michael型付加反応の開発ーPd触媒による反応中間体の安定性が鍵―

第622回のスポットライトリサーチは、東京理科大学大学院理学研究科(松田研究室)修士2年の茂呂 諒太…

エントロピーを表す記号はなぜSなのか

Tshozoです。エントロピーの後日談が8年経っても一向に進んでないのは私が熱力学に向いてないことの…

AI解析プラットフォーム Multi-Sigmaとは?

Multi-Sigmaは少ないデータからAIによる予測、要因分析、最適化まで解析可能なプラットフォー…

【11/20~22】第41回メディシナルケミストリーシンポジウム@京都

概要メディシナルケミストリーシンポジウムは、日本の創薬力の向上或いは関連研究分野…

有機電解合成のはなし ~アンモニア常温常圧合成のキー技術~

(出典:燃料アンモニアサプライチェーンの構築 | NEDO グリーンイノベーション基金)Ts…

光触媒でエステルを多電子還元する

第621回のスポットライトリサーチは、分子科学研究所 生命・錯体分子科学研究領域(魚住グループ)にて…

ケムステSlackが開設5周年を迎えました!

日本初の化学専用オープンコミュニティとして発足した「ケムステSlack」が、めで…

人事・DX推進のご担当者の方へ〜研究開発でDXを進めるには

開催日:2024/07/24 申込みはこちら■開催概要新たな技術が生まれ続けるVUCAな…

酵素を照らす新たな光!アミノ酸の酸化的クロスカップリング

酵素と可視光レドックス触媒を協働させる、アミノ酸の酸化的クロスカップリング反応が開発された。多様な非…

二元貴金属酸化物触媒によるC–H活性化: 分子状酸素を酸化剤とするアレーンとカルボン酸の酸化的カップリング

第620回のスポットライトリサーチは、横浜国立大学大学院工学研究院(本倉研究室)の長谷川 慎吾 助教…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP