[スポンサーリンク]

キャンペーン

YMC-DispoPackAT 「ケムステを見た!!」 30%OFFキャンペーン

[スポンサーリンク]

以前この化学者のつぶやきでフラッシュ自動装置記事を書きました。化合物を素早くかつ正確に精製することができるフラッシュ自動合成装置は製薬会社だけでなく最近では大学の研究室でも大人気です。そういう筆者の研究室でも現在2台、今年度中に5台に増やしていくつもりです。多くの利点があると思いますが、誰でも同じように生成できて、データを残せる、大容量でも容易にカラムができる、順相・逆相問わず行えて、操作も簡単、使う有機溶媒も少なくできる云々と、「腕が落ちる」以外は良いこと尽くめです。

フラッシュ自動合成装置例

フラッシュ自動合成装置例

 

しかし、大きな欠点があります。利用するカラムが高額なんです。

そんな大問題を解決するためにケムステが立ち上がりました!題して、

「ケムステを見た!」30%OFFキャンペーン

です。

 

どのくらい高いの?

個人的に安価な割に性能がよいと思っているYMCのフラッシュ用カラムの例でお話します。ちなみにこのカラムの特徴は以下のとおり。

 

  • 二種の粒子径(25um, 50um)に4種の充填剤(SIL, DIOL, NH2, ODS)の計8種の豊富な品揃え(ゲルメーカーならではの自社での官能基ボンディング)
  • 逆相タイプも早い線速度で通液できる耐圧仕様(1.38MPaMAX)
  • 高い分離能と再現性

 

YMCのカラムはディスポーザブルカラムのなかでは定価ベースでは最も安く、分離能もバイオタージの上位カラムには若干劣るもののほとんど変わりません。

2014-11-11_14-59-21

YMC-DispoPackAT

順相用のYMC-DispoPackAT SIL 12g*1定価で1本500円。球状で粒子系を小さくすることでより高い分離能を狙っているYMC-DispoPackAT SIL-25 12gなら1本800円もします。定価で購入しているところはないと思いますが、それでも機器でなく消耗品でで利益を得ているメーカーとしてはそこまで価格を下げることはできないでしょう。

精製は3-30分で終わりますので、自動合成装置(1台)がフル稼働したと仮定するとカラムだけで1日1万円超えることも。概算して1台あたり年間100-300万円の予算が必要となります*2。溶媒代別で。もちろん研究室によっては再利用するなどコストを抑える工夫はされていると思います。

お金のある研究室や企業は時は金なりで湯水のごとく使えばよいですが、ユーザーの立場からのメジャーな意見は節約できるなら限界まで節約したいというのが本音ですよね。

*1 感覚で述べますが、1本で数mgから数百mgの混合物を精製できます。

*2  状況によって異なります。

 

どうにかして安くならないか?

すべての製品にいえる一般的な話ですが、価格を下げるには、

  1. 大量購入する
  2. 需要を増やす
  3. メーカーと関係をつくる

が必要となります。1に関しては事実例えば10パック(24本入り)を購入すれば安くなる場合もあります。まとめて購入すれば2の需要を増やすことになるわけですね。3に関してはわかりませんが、うまい関係をつくれば特別価格で提供などあるかもしれません。1や3に関しては自身での努力でどうにかなりますが、2に関しては全体の需要が増えれば薄利多売が可能となり、コストを下げることができるのでメーカー側、ユーザー側ともにWinWinになります。そういうわけで、2の戦略を行うために一肌脱ぐことにしました。具体的にはケムステとしてYMCに広く知れ渡り、最終的にたくさん売れることを前提にした割引キャンペーンを強引にお願いしました。

 

ケムステを見た!キャンペーン

dispopack01

 

 

さて、本題になります。ケムステを見た!(ケムステの本サイト経由)でYMCのFLASH用ディスポーザブルカラム購入の方にすべて30%Offで提供します1パックから30%offになるため通常より大変お得な価格設定になっています。実際、筆者の研究室で出していただいた10パックまとめ買いの価格と比較しても10%近く安いです。購入方法はとっても簡単で下記の通り。

 

  1.  特設ページに行く
  2. キャンペーンに申し込むをクリック
  3. オーダーならば必要事項を記載、質問等も受け付けています。

 

もちろんご購入の依頼をしても我々が販売するわけではないので、其々の代理店経由もしくは直接という話になります。キャンペーンの適用は本日の申込から承ります。いまのところ、これだけの割引はこのキャンペーンが最大となります。今のところ12月ぐらいまでは続けていただくようにお願いしていますがいつ終了するかどうかわかりません。前述したように多数のエンドユーザーが訪れるケムステならではのキャンペーンです。ぜひご購入を検討ください!特設ページはこちらから!

 

 

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 色の変わる分子〜クロミック分子〜
  2. 第26回ケムステVシンポ「創薬モダリティ座談会」を開催します!
  3. 第6回HOPEミーティングに参加してきました:ノーベル賞受賞者と…
  4. 化学者だって数学するっつーの! :定常状態と変数分離
  5. 大学院生のつぶやき:UCEEネット、ご存知ですか?
  6. 研究者よ景色を描け!
  7. 剛直な環状ペプチドを与える「オキサゾールグラフト法」
  8. ポンコツ博士の海外奮闘録XXIII ~博士の危険地帯サバイバル …

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. 房総半島沖350キロに希少金属 広範囲に
  2. Lindau Nobel Laureate Meeting 動画集のご紹介
  3. MOF 結晶表面の敏感な応答をリアルタイム観察
  4. 有望ヘリウム田を発見!? ヘリウム不足解消への希望
  5. ディーン・トースト F. Dean Toste
  6. イレッサ /iressa (gefitinib)
  7. 研究内容を「ダンス」で表現するコンテスト Dance Your Ph.D.
  8. 永田試薬 Nagata Reagent
  9. Carl Boschの人生 その4
  10. サイエンスアゴラ2015総括

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2014年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

注目情報

最新記事

5/15(水)Zoom開催 【旭化成 人事担当者が語る!】2026年卒 化学系学生向け就活スタート講座

化学系の就職活動を支援する『化学系学生のための就活』からのご案内です。化学業界・研究職でのキャリ…

フローマイクロリアクターを活用した多置換アルケンの効率的な合成

第610回のスポットライトリサーチは、京都大学大学院理学研究科(依光研究室)に在籍されていた江 迤源…

マリンス有機化学(上)-学び手の視点から-

概要親しみやすい会話形式を用いた現代的な教育スタイルで有機化学の重要概念を学べる標準教科書.…

【大正製薬】キャリア採用情報(正社員)

<求める人物像>・自ら考えて行動できる・高い専門性を身につけている・…

国内初のナノボディ®製剤オゾラリズマブ

ナノゾラ®皮下注30mgシリンジ(一般名:オゾラリズマブ(遺伝子組換え))は、A…

大正製薬ってどんな会社?

大正製薬は病気の予防から治療まで、皆さまの健康に寄り添う事業を展開しています。こ…

一致団結ケトンでアレン合成!1,3-エンインのヒドロアルキル化

ケトンと1,3-エンインのヒドロアルキル化反応が開発された。独自の配位子とパラジウム/ホウ素/アミン…

ベテラン研究者 vs マテリアルズ・インフォマティクス!?~ 研究者としてMIとの正しい向き合い方

開催日 2024/04/24 : 申込みはこちら■開催概要近年、少子高齢化、働き手の不足…

第11回 慶應有機化学若手シンポジウム

シンポジウム概要主催:慶應有機化学若手シンポジウム実行委員会共催:慶應義塾大…

薬学部ってどんなところ?

自己紹介Chemstationの新入りスタッフのねこたまと申します。現在は学部の4年生(薬学部)…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP