[スポンサーリンク]

化学地球儀

フィリピン海溝

[スポンサーリンク]

フィリピン諸島の東部、フィリピン海の南西部にある海溝。大量の重水素を含む堆積物が埋蔵されている可能性がある。

マップ

その他の化学地球儀はこちらからどうぞ

解説

フィリピン諸島のルソン島(首都マニラがある島)南東からミンダナオ島(ドゥテルテ大統領が長年市長をしていたダバオがある島)の東を経て、インドネシアのハルマヘラ島の北東沖に達する海溝である。最深10,497 メートルという深さが記録されていて、現在世界で二番目に深い所がある海溝である。

この海溝には大量の重水素を含む堆積物が埋蔵されているという情報があり、調査が続けられている。いくつかのサイトでは、海溝内の高圧下では酸素原子が勝手に脱離して重水素ガス(D2)を生成したり、高圧下の重水を地上に取り出すと自己反応して重水素ガス(D2)が生成するので水素ビジネスとして一獲千金に成りうると謳っているが、そんなことは考えにくいので、何かしらの重水素を含む化合物がこの海溝に多く含まれているか、単に重水の濃度が高いと考えられる。

関連書籍

[amazonjs asin=”4621061755″ locale=”JP” title=”同位体地球化学の基礎”] [amazonjs asin=”4526048402″ locale=”JP” title=”トコトンやさしい水の本 (今日からモノ知りシリーズ)”]

関連リンク

Deuterium deposits make Philippines “The Richest Country in the world”:Newsgru

Avatar photo

Zeolinite

投稿者の記事一覧

ただの会社員です。某企業で化学製品の商品開発に携わっています。社内でのデータサイエンスの普及とDX促進が個人的な野望です。

関連記事

  1. ドミトリ・メンデレーエフの墓
  2. スイスの博士課程ってどうなの?1〜ヨーロッパの博士課程を知る〜
  3. 品川硝子製造所跡(近代硝子工業発祥の碑)
  4. 高峰譲吉の墓
  5. ロンドン・サイエンスミュージアム
  6. 官営八幡製鐵所関連施設
  7. 石見銀山遺跡
  8. ノーベル街道起点

注目情報

ピックアップ記事

  1. 海洋シアノバクテリアから超強力な細胞増殖阻害物質を発見!
  2. ワールドクラスの日本人化学者が語る研究物語―『化学者たちの感動の瞬間』
  3. シロアリの女王フェロモンの特定に成功
  4. 第100回―「超分子包接による化学センシング」Yun-Bao Jiang教授
  5. NMRの測定がうまくいかないとき
  6. 第49回「キラルブレンステッド酸に魅せられて」秋山隆彦教授
  7. マテリアルズ・インフォマティクスにおける分子生成の基礎
  8. 「ニコチンパッチ」6月1日から保険適用
  9. 研究開発分野におけるセキュリティ対策の傾向と、miHubでのセキュリティへの取り組み
  10. つぶれにくく元にも戻せる多孔性結晶の開発

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2017年1月
月 火 水 木 金 土 日
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

注目情報

最新記事

2026年ノーベル化学賞ケムステ予想当選者発表!

2026年のノーベル化学賞は、「不斉有機合成における非線形効果および自己触媒作用の発…

第64回ケムステVシンポ「データとともに進化する未来の化学」を開催します!

第64回ケムステVシンポの会告を致します。産業技術総合研究所主催の化学シンポジウムシリーズ(…

品質工学とマテリアルズ・インフォマティクス ― 両技術の概要と連携事例

開催概要材料開発やものづくりの現場では、探索すべき組成やプロセス条件が増えるほど組み合わせが爆発…

大学院留学してよかったこと, 悪かったこと【英語, 経済面, オーバードクターに関するお話】

海外の大学で、その大学に籍を置く大学 (院) 生として留学することは「学位留学」と呼ばれたりします。…

光前駆体法の活用によって、ヘプタセンで初の一重項分裂を観測!

第725回のスポットライトリサーチは、京都大学大学院 理学研究科化学専攻 有機元素化学研究室(山田研…

【スタッフ・寄稿募集】Chem-Stationで、化学を「伝える側」になりませんか?

Chem-Station(ケムステ)は2000年に開設された国内最大の化学ポータルサイトです。大学・…

第17回大津会議―とある参加者の記録―

2026年9月28日~29日に開催された第17回大津会議についての、とある参加者の記録です。この記事…

第17回大津会議 -Otsu Conference- 2026 開催報告 ~新体制で紡ぐ「有機合成の夢」~

第17回大津会議が2026年9月28日(月)〜9月29日(火)びわ湖大津プリンスホテルにて開催されま…

有機合成化学協会誌2026年10月号:医薬品プロセス開発・σ芳香族性・含窒素複素環・メロテルペノイド二量体・高歪み化合物

有機合成化学協会が発行する「有機合成化学協会誌」2026年10月号がオンラインで公開されています。…

時代は水だ! セメントのように水と混ぜるだけで成形・硬化できる「水硬性」高分子

第724回のスポットライトリサーチは、東京科学大学物質理工学院(大塚研究室)博士前期課程2年の徳満玲…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP