[スポンサーリンク]

世界の化学者データベース

マット・シグマン Matthew S. Sigman

マシュー・S・シグマン(Matthew S. Sigman、19xx年x月x日-)は、アメリカの有機化学者である。ユタ大学 教授。(写真:Sigman Research Group)

経歴

1992 Somona州立大学 卒業(Michael E. Wright教授)
1996 ワシントン州立大学 博士号取得 (Bruce E. Eaton教授)
1996-1999 ハーバード大学 博士研究員 (E. N. Jacobsen教授)
1999-2004 ユタ大学 助教授
2004-2008 ユタ大学 准教授
2008-2012 ユタ大学 教授
2012-現在 ユタ大学 Peter J. Christine S. Stang Presidental Endowed Chair of Chemistry
<兼務>
2009-2010 ユタ大学 Huntsman Cancer Institute 客員教授

受賞歴

1997-1999 National Institutes of Health Postdoctoral Fellowship
2000 Research Innovation Award (Research Corporation)
2002 National Science Foundation CAREER Award
2004 Camille and Henry Dreyfus Teacher Scholar Award
2004 Pfizer Award for Creativity in Organic Chemistry
2008 University of Utah Distinguished Honors Professor
2009 Robert W. Parry Teaching Award
2010 Arthur C. Cope Scholar Award
2011 University of Utah Distinguished Scholarly and Creative Research Award
2012 Elected Fellow of the American Association for the Advancement of Science
2017 ACS Award for Creative Works in Synthetic Organic Chemistry

研究概要

パラジウム触媒を用いるアルケンの不斉アリール化反応[1]

とりわけレドックスリレー概念を用いる不斉アリール化反応[2]、多官能基化反応などに注力し、顕著な業績を挙げている。

物理化学的パラメータの多変量解析を通じた不斉触媒の迅速最適化・機構解析[3]

配位子やキラルアニオンが有する物理化学パラメータを多変量解析し、反応進行に重要なパラメータを見いだす手法を開発。データドリブン型アプローチによって不斉触媒系を効率的に最適化していく方法論の一つになりえる。

関連文献

  1. DeLuca, R. J.; Stokes, B. J.; Sigman, M. S. Pure Appl. Chem. 2014, 86, 395. doi:10.1515/pac-2014-5041
  2. Mei, T.-S.; Patel, H. H.; Sigman, M. S. Nature 2014, 508, 340. doi:10.1038/nature13231
  3. Sigman, M. S.; Harper, K. C.;  Bess, E. N.; Milo, A. Acc. Chem. Res. 2016, 49, 1292.DOI: 10.1021/acs.accounts.6b00194

関連リンク

The following two tabs change content below.
cosine

cosine

博士(薬学)。Chem-Station副代表。現在国立大学教員として勤務中。専門は有機合成化学、主に触媒開発研究。 関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。 素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. ロバート・クラブトリー Robert H. Crabtree
  2. 森田浩介 Kosuke Morita
  3. カール−ヘインツ・アルトマン Karl Heinz Altman…
  4. M.G.フィン M. G. Finn
  5. クリストファー・ウォルシュ Christopher Walsh
  6. フィリップ・イートン Phillip E. Eaton
  7. デービーメダル―受賞者一覧
  8. 布施 新一郎 Shinichiro Fuse

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. 柴崎正勝 Masakatsu Shibasaki
  2. カティヴァ 酢酸合成プロセス Cativa Process for Acetic Acid Synthesis
  3. 第8回平田メモリアルレクチャー
  4. 経営統合のJXTGホールディングスが始動
  5. 文具に凝るといふことを化学者もしてみむとてするなり⑨:トラックボールの巻
  6. シラン Silane
  7. 向山酸化還元縮合反応 Mukaiyama Redox Condensation
  8. 資生堂企業資料館
  9. iPhone7は世界最強の酸に耐性があることが判明?
  10. 住友化学、硫安フリーのラクタム製法でものづくり大賞

関連商品

注目情報

注目情報

最新記事

独自の有機不斉触媒反応を用いた (—)-himalensine Aの全合成

近年単離されたアルカロイド(—)-himalensine Aの全合成に初めて成功した。独自開発した二…

究極の脱水溶媒 Super2(スーパー スクエア):関東化学

この度、関東化学株式会社は水分1ppm以下を保証する脱水溶媒を発売開始致します。この水分保証…

徒然なるままにセンター試験を解いてみた(2018年版)

今年もセンター試験が終わりました。大雪の問題など気象的に厳しかったかも知れませんが、受験生の皆さ…

「関東化学」ってどんな会社?

1944年(昭和19年)の設立以来、研究分野で使われる多種多様の薬品を市場に供給することで社会に貢献…

光触媒ラジカル付加を鍵とするスポンギアンジテルペン型天然物の全合成

2017年、カリフォルニア大学アーヴァイン校・Larry E. Overmanらは、可視光レドックス…

池袋PARCOで「におい展」開催

「カメムシ」「腐豆腐」「シュールストレミング」――普段は嗅ぐ機会はないが、嗅いでみたい臭いを体験でき…

Chem-Station Twitter

PAGE TOP