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ラリー・オーヴァーマン Larry E. Overman

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ラリー・E・オーヴァーマン (Larry E. Overman、1943年xx月xx日-)は、アメリカの有機化学者である。米カリフォルニア大学アーバイン校 教授(写真:UCI Department of Chemistry)。

経歴

1965 Earlham College 卒業
1969 ウィスコンシン大学 博士号取得 (Howard W. Whitlock, Jr.教授)
1969-1971 コロンビア大学 博士研究員 (Ronald Breslow教授)
1971 カリフォルニア大学アーバイン校に勤務

 

受賞歴

1975-1977  Alfred P. Sloan Foundation Fellow
1979 U.C. Irvine Alumni Association Distinguished Research Award
1981 U.C. Irvine School of Physical Sciences Distinguished Teaching Award
1976-1981 Camille and Henry Dreyfus Teacher-Scholar Award
1985-1987 Alexander von Humboldt U.S. Senior Scientist Award
1989 Arthur C. Cope Scholar Award
1985-1992 1992-1999 Javits Neuroscience Investigator Award
1993 C.S. Hamilton Award
1995 ACS Award for Creative Work in Synthetic Organic Chemistry
1997 Centenary Medal
1999 S. T. Li Prize for Achievements in Science and Technology, Earlham College Distinguished Faculty Award
2002 Yamada Prize
2002-2003 U.C. Irvine Distinguished Faculty Lectureship Award for Research
2003 Arthur C. Cope Award
2004 Ta-shue Chou Lectureship Award
2005  International Society of Heterocyclic Chemistry Senior Award
2007 Nagoya Medal
2008 Tetrahedron Prize
2010 ACS Herbert C. Brown Award for Creative Research in Synthetic Methods
2011 UCI Medal, University of California, Irvine, American Chemical Society
2015 Noyori prize

 

研究概要

斬新な方法論に基づく複雑天然物の全合成研究

ストリキニーネ、バツェラジン、クランベシジン、グアドリゲミン、ブリアレリンなどの各種難関天然物の合成を達成している。

アザ・コープ転位-マンニッヒ反応カスケードや、プリンス反応ピナコール転位カスケードなど、転位反応を組み込んだ連続的反応[1]を鍵にすることが多い。

overman_1.jpg新規合成方法論の開発

不斉ヘック反応、彼の名を冠する人名反応であるシグマトロピー転位型アミン合成法(オーヴァーマン転位)の開発は世界的な業績。

overman_rearr_1.gif

オーヴァーマン転位

コメント&その他

1. 彼の論文の著者順を見てみると、先頭でもなく一番後ろでもなく、色々なところに名前があるのがわかる。これは、Overman研では論文著者はアルファベット順と決まっているからだ。

 

名言集

 

関連動画

 

関連文献

[1] Overman, L. E. Tetrahedron 2009, 65.  6432. doi:10.1016/j.tet.2009.05.067

 

関連書籍

 

外部リンク

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博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

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