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中村 正治 Masaharu Nakamura

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中村 正治(なかむら まさはる、1967年7月13日-)は、日本の有機化学者である。京都大学化学研究所 教授。

経歴

1991 東京理科大学 理学部応用化学科 卒業
1996 東京工業大学大学院 理工学研究科 博士後期課程修了
1996 東京大学大学院 理学系研究科化学専攻 助手
1999-2000 ハーバード大学 博士研究員 (Eric N. Jacobsen教授)
2002 東京大学大学院 理学系研究科化学専攻 講師
2004 東京大学大学院 理学系研究科化学専攻 助教授
2006 京都大学化学研究所 教授

 

受賞歴

2001 日本化学会進歩賞受賞
2005 Banyu Young Chemist Award 2005
2005 有機合成化学協会研究企画賞
2006 Asian Core Program Lectureship Award (Hong Kong) 2006
2006 Asian Core Program Lectureship Award (China) 2006
2006 Banyu Young Chemist Award 2006
2017 日本化学会学術賞受賞
2019 有機合成化学協会企業冠賞(日産化学新反応新手法賞)

 

研究概要

“Toward the best synthesis for Better Society”をモットーとして、有機分子変換化学の探究と、もの・こと造りへの応用(=有機合成化学の真髄の追究)を通して、より良い社会の実現に取組んでします。
以下の三つのテーマを進めています。

  • 精密鐵触媒化学合成

鉄に代表される普遍金属元素の特性を活用する触媒反応の開発と、その反応を用いた生理活性物質や電子材料化合物の合成

鉄触媒を用いるクロスカップリング反応など、有機金属化学種をもちいた斬新な合成反応の開発に取り組んでいる。

Fe_suzuki_miyaura_1.gif

  • 超分子・超元素触媒創出

アミノ酸やペプチドがもつ高次・超分子構造を形成する性質や分子を認識する能力を利用した機能性金属錯体触媒、ならびに機能性金属ナノ粒子・クラスター触媒の創製

  • 森林化学産業創成

「森林×化学=未来」 再生可能な炭素資源である森林バイオマスを高度利用する木質分子変換反応の開発

コメント&その他

  • 研究室Webにて好きな言葉を紹介している

Banyu Young Chemist Award 2006

You should be the change that you want to see in the world.

Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever.

–Mohandas Karamchand “Mahatma” Gandhi–

  • トップの画像は、アファンの森で,森のねんど作家 みちやす さんの息子さん,成功(みちなり)くんに撮っていただいたそうです。
  • 所属である京都大学化学研究所のYoutubeチャンネルを開始して、探検おもしろサイエンスというコンテンツをはじめている。

名言集

 

関連動画

関連文献

“Iron-Catalyzed Cross-Coupling Reactions Tuned by Bulky ortho-Phenylene Bisphosphine Ligands”
Adak, L.; Hatakeyama, T.; Nakamura, M. Bulletin of the Chemical Society of Japan, Advance Publication on the web January 22, 2021: https://doi.org/10.1246/bcsj.20200392

“Iron-Catalysed Enantioselective Suzuki–Miyaura Coupling of Racemic Alkyl Bromides”
Iwamoto, T.; Okuzono, C.; Adak, L.; Jin, M.; Nakamura, M. Chem. Commun., 2019, 55, 1128-1131: https://doi.org/10.1039/C8CC09523J

“Iron-Catalyzed Cross Coupling of Aryl Chlorides with Alkyl Grignard Reagents: Synthetic scope and FeII/FeIV mechanism supported by X-ray absorption spectroscopy and density functional theory calculation”
Agata, R.; Takaya, H.; Matsuda, H.; Nakatani, N.; Takeuchi, K.; Iwamoto, T.; Hatakeyama, T.; Nakamura, M. Bull. Chem. Soc. Jpn. 2019, 92, 381-390 : https://doi.org/10.1246/bcsj.20180333

“Robust Surface Plasmon Resonance Chips for Repetitive and Accurate Analysis of Lignin–Peptide Interactions”
Isozaki, K.; Shimoaka, T.; Oshiro, S.; Yamaguchi, A.; Pincella, F.; Ueno, R.; Hasegawa, T.; Watanabe, T.; Takaya, H.; Nakamura, M. ACS Omega 2018, 3, 7483-7493: https://doi.org/10.1021/acsomega.8b01161

“Iron-Catalyzed anti-Selective Carbosilylation of Internal Alkynes”
Iwamoto, T.; Nishikori, T.; Nakagawa, N.; Takaya, H.; Nakamura, M. Angew. Chem. Int. Ed. 2017, 56, 13298–13301:  https://doi.org/10.1002/anie.201706333

“Synthesis of Aryl C-Glycosides via Iron-Catalyzed Cross Coupling of Halosugars: Stereoselective Anomeric Arylation of Glycosyl Radicals”
Adak, L.; Kawamura, S.; Toma, G.; Takenaka, T.; Isozaki, K.; Takaya, H.; Orita, A.; Li, H. C.; Shing, T. K. M.; Nakamura, M. J. Am. Chem. Soc. 2017, 139, 10693-10701: https://doi.org/10.1021/jacs.7b03867

 “Iron-Catalyzed Enantioselective Cross-Coupling Reactions of α-Chloroesters with Aryl Grignard Reagents” 
Jin, M.; Adak, L.; Nakamura, M.  J. Am. Chem. Soc. 2015, 137, 7128–7134: https://doi.org/10.1021/jacs.5b02277

“Iron-Catalyzed Aromatic Amination for Nonsymmetrical Triarylamine Synthesis.”
Hatakeyama, T.; Imayoshi, R.; Yoshimoto, Y.; Ghorai, S. K.; Jin, M.; Takaya, H.; Norisue, K.; Sohrin, Y.; Nakamura, M.J. Am. Chem. Soc. 2012, 134, 20262 – 20265: https://doi.org/10.1021/ja309845k

“Iron-Catalyzed Cross-Coupling of Primary and Secondary Alkyl halide with Aryl Grignard Reagents” 
Nakamura, M.; Matsuo, K.; Ito, S.; Nakamura E.  J. Am. Chem. Soc. 2004, 126, 3686 – 3687: https://doi.org/10.1021/ja049744t

 “Iron-Catalyzed Olefin Carbometalation” 
Nakamura, M.; Hirai, A.; Nakamura, E.  J. Am. Chem. Soc. 2000, 122, 978 – 979: https://doi.org/10.1021/ja983066r

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博士(薬学)。Chem-Station副代表。現在国立大学教員として勤務中。専門は有機合成化学、主に触媒開発研究。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

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