[スポンサーリンク]

ケムステニュース

「抗炎症」と「抗酸化」組み合わせ脱毛抑制効果を増強

[スポンサーリンク]

ピロクトンオラミンライオンは12日、頭皮から分泌される皮脂が酸化されて生じた過酸化物質が脱毛を促進することを、初めて組織学的に確認したと発表した。また合わせて抗炎症物質のβ‐グリチルレチン酸と抗酸化物質ピロクトンオラミンを組み合わせることで、脱毛抑制効果が増強されることも解明した。ライオンでは得られた研究成果を応用し、β‐グリチルレチン酸とピロクトンオラミンをダブルで配合した新たなタイプの脱毛抑制剤を秋に発売する予定。 (引用:薬事日報)


ピロクトンオラミン(Piroctone olamine)抗酸化物質で、 毛根細胞のアポトーシス(細胞死のこと)を抑制する効果があるらしいです。 さらにβ-グリチルレチン酸(Glycyrrhetinic acid)も同様な効果が見られ、これらを組み合わせることによって相乗効果があるということ。

 

関連書籍


発毛・育毛の新常識―これだけ知っていればハゲになりません!

多くの壮年、中年男性にとって脱毛は頭を悩ます問題。正しいヘアケアを行っていればハゲにはならない、と言い切る著者が、モニターにより実証された正しいヘアケアをわかりやすく紹介する。

関連商品

ライオン【薬用毛髪力】イノベート プログラム体験キット 

●抜け毛、脱毛、薄毛が気になる方へ
●薬用毛髪力イノベート
2つの有効成分「サイトプリン」と「ペンタデカン」が、発毛環境を整え、発毛エネルギーを供給することで、
強く抜けにくい髪を育てる
●頭皮リフレッシュシャンプー
毛穴につまった余分な皮脂・整髪料までもスッキリ除去する頭皮ケアシャンプー
●頭皮ホットマッサージコンディショナー
洗髪後のつっぱった頭皮をマッサージして、すこやかな頭皮環境に保つ頭皮ケアコンディショナー
●育毛剤にシャンプーー&コンディショナーのミニサイズをセット

ライオン 【 薬用毛髪力 イノベート 】限定 【税込】 2,814円

◆医薬部外品 無香料 <頭皮用育毛剤>
  ◆容量:200ml
◆効能効果:発毛促進、育毛、薄毛・脱毛の予防、毛生促進、養毛
◆有効成分:ペンタデカン酸グリセリド , 6-ベンジルアミノプリン ,
ビタミンE誘導体(酢酸トコフェロール)

関連ニュース

傷んだ髪にタウリン…東工大などの研究で修復作用判明(2005.3.28)

大正製薬、女性用の発毛剤「リアップレディ」を来月発売(2005.3.6)

資生堂:育毛成分アデノシン配合の発毛促進剤(2005.3.23)

関連リンク

何はともあれ育毛剤

Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. ダニを食べ毒蓄積 観賞人気のヤドクガエル
  2. 住友化学の9月中間営業益は+20.5%、精密・医薬など好調で
  3. 三菱化学が有機太陽電池事業に参入
  4. 相次ぐ化学品・廃液の漏洩・流出事故
  5. 支局長からの手紙:科学と感受性 /京都
  6. 味の素と元社員が和解 人工甘味料の特許訴訟
  7. ウクライナ危機で貴ガスの価格が高騰、半導体業界も緊張高まる
  8. 浄水場から検出されたホルムアルデヒドの原因物質を特定

注目情報

ピックアップ記事

  1. メンデレーエフスカヤ駅
  2. MFCA -環境調和の指標、負のコストの見える化-
  3. ギ酸 (formic acid)
  4. (–)-Daphenezomine AとBの全合成
  5. 【追悼企画】生命現象の鍵を追い求めてー坂神洋次教授
  6. UV-Visスペクトルの楽しみ方
  7. SNS予想で盛り上がれ!2023年ノーベル化学賞は誰の手に?
  8. コッホ・ハーフ Koch-Haaf反応
  9. ディークマン縮合 Dieckmann Condensation
  10. 化学研究ライフハック:ソーシャルブックマークを活用しよう!

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2005年7月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

注目情報

最新記事

アクリルアミド類のanti-Michael型付加反応の開発ーPd触媒による反応中間体の安定性が鍵―

第622回のスポットライトリサーチは、東京理科大学大学院理学研究科(松田研究室)修士2年の茂呂 諒太…

エントロピーを表す記号はなぜSなのか

Tshozoです。エントロピーの後日談が8年経っても一向に進んでないのは私が熱力学に向いてないことの…

AI解析プラットフォーム Multi-Sigmaとは?

Multi-Sigmaは少ないデータからAIによる予測、要因分析、最適化まで解析可能なプラットフォー…

【11/20~22】第41回メディシナルケミストリーシンポジウム@京都

概要メディシナルケミストリーシンポジウムは、日本の創薬力の向上或いは関連研究分野…

有機電解合成のはなし ~アンモニア常温常圧合成のキー技術~

(出典:燃料アンモニアサプライチェーンの構築 | NEDO グリーンイノベーション基金)Ts…

光触媒でエステルを多電子還元する

第621回のスポットライトリサーチは、分子科学研究所 生命・錯体分子科学研究領域(魚住グループ)にて…

ケムステSlackが開設5周年を迎えました!

日本初の化学専用オープンコミュニティとして発足した「ケムステSlack」が、めで…

人事・DX推進のご担当者の方へ〜研究開発でDXを進めるには

開催日:2024/07/24 申込みはこちら■開催概要新たな技術が生まれ続けるVUCAな…

酵素を照らす新たな光!アミノ酸の酸化的クロスカップリング

酵素と可視光レドックス触媒を協働させる、アミノ酸の酸化的クロスカップリング反応が開発された。多様な非…

二元貴金属酸化物触媒によるC–H活性化: 分子状酸素を酸化剤とするアレーンとカルボン酸の酸化的カップリング

第620回のスポットライトリサーチは、横浜国立大学大学院工学研究院(本倉研究室)の長谷川 慎吾 助教…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP