新海征治 Seiji Shinkai

(写真:ERATO)
- 概要
新海征治 (しんかいせいじ、1944年x月x日-)は日本の化学者である。九州大学工学部教授。
- 経歴
1972 九州大学大学院工学研究科 博士号取得
1972 九州大学工学部 講師
1972 カリフォルニア大学サンタバーバラ校 博士研究員
1975 九州大学工学部 助教授
1976 長崎大学工学部 助教授
1987 九州大学工学部 助教授
1988 九州大学工学部 教授
- 受賞歴
1978 日本化学会進歩賞
1985 高分子学会賞
2004 紫綬褒章
- 研究
1979年に世界に先駆けてクラウンエーテルとアゾベンゼンからなる「分子機械」を開発した。すなわち、アゾベンゼンの光によるシス-トランス異性化反応を利用し、分子スイッチとしての応用を示唆した[1]。
スエヒロタケに含まれる抗腫瘍活性糖鎖シゾフィラン(Schizophyllan)が、核酸と結合して三重らせん複合体を形成することを発見した[2]。
他にも、カリックスアレーンの機能材料化やそれを用いたフラーレンの画期的新精製法の開発、ボロン酸の化学修飾による世界唯一の実用的人工糖センサーの開発や、シリカなどの無機物質へのキラリティ転写など、様々な分野でインパクトある業績をあげ続けている。
- コメント&その他
- 関連文献
[1] Shinkai, S.; Ogawa, T.; Nakaji, T.; Kusano, Y.; Manabe, O. Tetrahedron Lett. 1979, 4569.
[2] Sakurai, K.; Shinkai, S. J. Am. Chem. Soc. 2000, 122, 4520. DOI:10.1021/ja0000145
- 関連書籍
- 関連リンク
トムソンプレスリリース:2003年度ノーベル化学賞有力候補者
「人工ナノ化石」の創成~有機分子が生み出す多様な形を捉える~
Molecular recognition - Wikipedia
Shinkai Lab. 九州大学・新海研究室のホームページ
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