[スポンサーリンク]

世界の化学者データベース

ジャクリン・バートン Jacqueline K. Barton

ジャクリン・K・バートン (Jacqueline K. Barton、1952年5月7日-)は、アメリカの物理有機化学者・生物有機化学者である。カリフォルニア工科大学教授(写真:Barton group)。DNA二重鎖の電荷移動現象(Charge Transfer)を発見。 最先端で活躍する女性科学者の一人。夫は同じカリフォルニア工科大学のPeter Dervan。

経歴

ニューヨーク生まれ。

1974 バーナード・カレッジ卒業
1978 コロンビア大学 博士号取得 (S.J.Lippard教授)
1978 ベル研究所およびイェール大学 博士研究員 (R.G. Shulman教授)
19xx ハンター・カレッジ 助教
1983 コロンビア大学 助教
1985 コロンビア大学 准教授
1986 コロンビア大学 教授
1989 カリフォルニア工科大学 教授

 

受賞歴

1985 Alan T. Waterman Award
1988 ACS Award in Pure Chemistry
1992 ACS ガーヴァンメダル
1998 ワイズマン女性科学者賞
2003 ACS ロナルド・ブレズロウ賞
2006 ACS ギブスメダル
2007 ACS コットンメダル
2010 National Medal of Science
2015 ACS Priestley Medal

 

研究

DNA二重鎖を認識する遷移金属錯体の創製・DNA二重鎖における電荷移動現象の発見[1]で顕著な業績をあげている。DNAを分子導線などのナノデバイスとして利用するにあたり、重要な基礎となる。

DNACT

 

関連論文

  1. S. O. Kelley and J. K. Barton, Science283, 375 (1999). Abstract.
  2. P. J. Dandliker, R. E. Holmlin, and J. K. Barton, Science275, 1465 (1997). Abstract.
  3. M. R. Arkin, E. D. A. Stemp, R. E. Holmlin, J. K. Barton, A. Hoermann, E. J. C. Olson, and P. F. Barbara, Science273, 475 (1996). Abstract.
  4. D. B. Hall, R. E. Holmlin, and J. K. Barton, Nature382, 731 (1996). Abstract.
  5. C. J. Murphy, M. R. Arkin, Y. Jenkins, N. D. Ghatlia, S. Bossmann, N. J. Turro and J. K. Barton, Science262, 1025 (1993). Abstract.
  6. M. D. Purugganan, C. V. Kumar, N. J. Turro, and J. K. Barton, Science241, 1645 (1988).
  • Perspective: Delaney, S.; Barton, J. K. J. Org. Chem. 2003, 68, 6475. DOI:10.1021/jo030095y

関連動画

コメント&その他

 

関連書籍

関連リンク

The following two tabs change content below.
cosine

cosine

博士(薬学)。Chem-Station副代表。現在国立大学教員として勤務中。専門は有機合成化学、主に触媒開発研究。 関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。 素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. 平尾一郎 Ichiro Hirao
  2. レイモンド・ドウェク Raymond A. Dwek
  3. 井口 洋夫 Hiroo Inokuchi
  4. サミュエル・ダニシェフスキー Samuel J. Danishe…
  5. スチュアート・シュライバー Stuart L. Schreibe…
  6. キャロライン・ベルトッツィ Carolyne R. Bertoz…
  7. シャンカー・バラスブラマニアン Shankar Balasubr…
  8. 白川英樹 Hideki Shirakawa

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. V字型分子が実現した固体状態の優れた光物性
  2. 人工タンパク質、合成に成功 北陸先端大、エイズ薬剤開発に道
  3. ChemDraw の使い方【作図編④: 反応機構 (前編)】
  4. 第八回 自己集合ペプチドシステム開発 -Shuguang Zhang 教授
  5. 四酸化オスミウム Osmium Tetroxide (OsO4)
  6. トリフルオロメタンスルホン酸ランタン(III):Lanthanum(III) Trifluoromethanesulfonate
  7. メルク、主力薬販売停止で15%減益
  8. 近傍PCET戦略でアルコキシラジカルを生成する
  9. 化学工場災害事例 ~爆発事故に学ぶ~
  10. アイディア創出のインセンティブ~KAKENデータベースの利用法

関連商品

注目情報

注目情報

最新記事

二重可変領域抗体 Dual Variable Domain Immunoglobulin

抗体医薬はリウマチやガンなどの難治性疾患治療に有効であり、現在までに活発に開発が進められてきた。…

サイエンスイングリッシュキャンプin東京工科大学

産業のグローバル化が進み、エンジニアにも国際的なセンスや語学力が求められているなか、東京工科大学(東…

特定の場所の遺伝子を活性化できる新しい分子の開発

ついにスポットライトリサーチも150回。第150回目は理化学研究所 博士研究員の谷口 純一 (たにぐ…

出光・昭和シェル、統合を発表

石油元売り2位の出光興産と4位の昭和シェル石油は10日、2019年4月に経営統合すると正式に発表した…

天然物の全合成研究ーChemical Times特集より

関東化学が発行する化学情報誌「ケミカルタイムズ」。年4回発行のこの無料雑誌の紹介をしています。…

「アジア発メジャー」狙う大陽日酸、欧州市場に参入

大陽日酸は北米に次ぐ成長が見込める欧州市場に参入を果たす。同業の米プラクスエアが欧州で展開する産業ガ…

Chem-Station Twitter

PAGE TOP