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BASFクリエータースペース:議論とチャレンジ

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世界最大の総合化学メーカーBASFが今年で150周年を迎えました。以前BASF150周年を記念したヒストリーブックのプレゼント企画を行ったところ24時間で打ち切りと大変好評を得ました(記事:BASF150年の歩みー特製ヒストリーブックプレゼント!))。このヒストリーブック制作以外にもBASFは様々な試みを行っているようです。

その一つが今回紹介する、「クリエーター スペース」という特設ウェブサイトです。

 

クリエータースペースとは?

簡単にいえば

世界の抱える問題を議論して、それを解決に導くきっかけをつくりましょう!

というウェブサイト。実際に、「チャレンジ」といわれる場で、「都市生活」、「スマートエネルギー」、「食品」というテーマに絞り、各々の抱える問題について、話し合うことを目的としています(以下の動画参照)。

 

話し合ってどうするの?

多分趣旨は理解していただいたと思うのですが、

ここで話し合ってどうするのだろうか?

という疑問が生じると思います。私もそうでした。そもそも課題選びは別として、仮に多くの議論が集まったとしても、「はい、ありがとうございました」ではインプットに対してアウトプットがあまりにもありません。ところが、ここが世界最大化学メーカーのBASF。ここで議論されて問題や解決法のアイデアを実現に結びつける試みを行う検討をしているようです。つまり、あなたのアイデアが、BASFにより実現される可能性があります*。そういうアウトプットがあると俄然やる気が起こりますね。では、議論にまず参加してみましょう。

*もちろん具体的にアイデアがよければ検討していくといった段階ですので、実現可能性を確約するものではありません。

 

登録と議論への参加

まず、クリエーター スペースの議論に参加するためには登録が必要となります。クリエーター スペースのウェブサイトへ行き、ホームページ下部にあるクリエータースペースに参加(下記の図の赤枠部分)をクリックしてください。移動先のページで、名前やE-mailアドレス、パスワード等を登録すると、登録したE-mailアドレスに確認メールが届きます。そこに記載してあるURLをクリックすれば完了です。ユーザー名は今後、議論の場で表示される名前なので気をつけて記載してくださいね。

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ログイン後、[チャレンジ]タブをクリックすれば、議論する場へといくことができます。現在、10のチャレンジが公開されていて、経験やアイデアを投稿することが可能です。

 

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BASFクリエーター スペース チャレンジ

 

投稿について

ケムステとしても試しにいくつか投稿をしてみました。例えば、こちら(食べられる水の容器(Edible Water Bottle)LEDランプを使った室内農業)。参加してみていただければわかると思うのですが、はじめは科学者なので、答えがない無責任な発言や間違った発言はできない!と思っていましたが、最終的にはあまり気負わず投稿してみました。自分の知っている知識をひけらかす場でも、正確で実現可能性のある秀逸なアイデアを頭を絞って出す場でもないと思ったからです(もちろんいいものを出したほうがいいと思いますが)。余計な知識と立場があると、いろいろな意味で発言に困る今日この頃ですが(このウェブでも同様にあります)、そんなことを考えずに、まずは意見を述べてみてはいかがでしょうか。

課題は「エネルギーの貯蔵を改善するには?」「廃棄物処理をもっとうまく管理するには?」「どうすれば住宅の品質を改善できるのか?」などなど我々の生活に関わるとっても基本的なところです。化学者としてでもよいですし、ふとしたつぶやきのようなものでもいいと思います。

上述したように世界大手化学企業に自分の意見を伝える大変よい機会であり、実現可能性や今後の議論の課題となるのならば、参加してみたく思いませんか?

それでは、興味のある方はぜひクリエーター スペースへ訪れてみてください!

 

外部リンク

 

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Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

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