[スポンサーリンク]

会告

ストックホルム国際青年科学セミナー・2018年の参加学生を募集開始

[スポンサーリンク]

今年も国際科学技術財団のストックホルム国際青年科学セミナー(Stockholm International Youth Science Seminar:SIYSS)の募集が始まりました。毎年ノーベル賞シーズンに現地スウェーデンで他国の学生と交流でき、かつノーベル賞のイベントにも参加できる素晴らしいイベントです。概要は以前のケムステ紹介記事が良くまとまっていますので、そちらもご覧下さい。

今年のSIYSSの派遣期間は12月4日(火)出発~12日(水)帰国です。日本国際賞の授賞領域である「物理、化学、工学」または「生命、農学、医学」領域を研究・専攻している18~24歳の日本国籍の学生が対象です。8月31日(金)まで応募を受け付けます。

SIYSS(Stockholm International Youth Science Seminar)とは科学者を目指す若者を対象にした1週間にわたるセミナーであり、1976年にスウェーデン青年科学者連盟がノーベル財団の協力を得て開始して以来、毎年開催されています。セミナーでは、世界各国から集った若者が現地の高校生を前に英語で各自の研究発表を行います。また、スウェーデン最大の教育・研究機関でありノーベル医学・生理学賞の選考委員会が置かれているカロリンスカ研究所を始め、ストックホルムの大学や企業を訪問。さらに、ノーベル賞受賞者記念講演会を始め、祝賀レセプション、授賞式、晩餐会等一連のノーベル賞週間行事に参加してノーベル賞受賞者と直接交流する貴重な機会が与えられます。

昨年は世界20カ国、のべ25名の学生が参加しました。「Japan Prize(日本国際賞)」で知られる国際科学技術財団は国内で唯一、SIYSSに参加する学生の募集と選考を行っており、毎年2名の学生をストックホルムに派遣しています。1987年以降これまでに60名を派遣しました。

応募方法や必要書類等詳細については、こちらよりダウンロード(6/24まで)できるプレスリリースをご参照ください。

興味ある!と言う方は、下記の体験記も是非ご覧ください。

書類選考の〆切は8月31日です。お見逃し無く!

Avatar photo

cosine

投稿者の記事一覧

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. ここまでできる!?「DNA折り紙」の最先端 ② ~巨大な平面構造…
  2. Discorhabdin B, H, K, およびaleutia…
  3. 有機合成化学協会誌2022年2月号:有機触媒・ルイス酸触媒・近赤…
  4. 既存の農薬で乾燥耐性のある植物を育てる
  5. 特定の刺激でタンパク質放出速度を制御できるスマート超分子ヒドロゲ…
  6. ポンコツ博士の海外奮闘録XVI ~博士,再現性を高める②~
  7. B≡B Triple Bond
  8. 1st Maruoka Conference on the Fr…

注目情報

ピックアップ記事

  1. 第99回日本化学会年会 付設展示会ケムステキャンペーン Part I
  2. 遷移金属を用いない脂肪族C-H結合のホウ素化
  3. ジメシチルフルオロボラン:Dimesitylfluoroborane
  4. ジェニファー・ダウドナ Jennifer Doudna
  5. 化学者のためのエレクトロニクス講座~無電解めっきの原理編~
  6. Zachary Hudson教授の講演を聴講してみた
  7. 自動車用燃料、「脱石油」競う 商社、天然ガス・バイオマス活用
  8. ジェフ・ボーディ Jeffrey W. Bode
  9. 磁気ナノ粒子でガン細胞を選別する
  10. なんだこの黒さは!光触媒効率改善に向け「進撃のチタン」

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2018年5月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

注目情報

最新記事

7th Compound Challengeが開催されます!【エントリー〆切:2026年03月02日】 集え、”腕に覚えあり”の合成化学者!!

メルク株式会社より全世界の合成化学者と競い合うイベント、7th Compound Challenge…

乙卯研究所【急募】 有機合成化学分野(研究テーマは自由)の研究員募集

乙卯研究所とは乙卯研究所は、1915年の設立以来、広く薬学の研究を行うことを主要事業とし、その研…

大森 建 Ken OHMORI

大森 建(おおもり けん, 1969年 02月 12日–)は、日本の有機合成化学者。東京科学大学(I…

西川俊夫 Toshio NISHIKAWA

西川俊夫(にしかわ としお、1962年6月1日-)は、日本の有機化学者である。名古屋大学大学院生命農…

市川聡 Satoshi ICHIKAWA

市川 聡(Satoshi Ichikawa, 1971年9月28日-)は、日本の有機化学者・創薬化学…

非侵襲で使えるpH計で水溶液中のpHを測ってみた!

今回は、知っているようで知らない、なんとなく分かっているようで実は測定が難しい pH計(pHセンサー…

有馬温泉で鉄イオン水溶液について学んできた【化学者が行く温泉巡りの旅】

有馬温泉の金泉は、塩化物濃度と鉄濃度が日本の温泉の中で最も高い温泉で、黄褐色を呈する温泉です。この記…

HPLCをPATツールに変換!オンラインHPLCシステム:DirectInject-LC

これまでの自動サンプリング技術多くの製薬・化学メーカーはその生産性向上のため、有…

MEDCHEM NEWS 34-4 号「新しいモダリティとして注目を浴びる分解創薬」

日本薬学会 医薬化学部会の部会誌 MEDCHEM NEWS より、新たにオープン…

圧力に依存して還元反応が進行!~シクロファン構造を活用した新機能~

第686回のスポットライトリサーチは、北海道大学大学院理学研究院化学部門 有機化学第一研究室(鈴木孝…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP