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会告

第468回生存圏シンポジウム「CNFとキチンNF 夢と現実、そしてこれから」

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日本におけるCNF研究が始まってから20年が経ちました。“鋼鉄の1/5の軽さで鋼鉄の5倍強いナノ繊維”は様々なところでCNFの代名詞の様にいわれています。しかし、その実力と実際に使った時のパフォーマンスに差を感じている方は多いのではないでしょうか。高性能素材として夢を見て、がっかりされている方や本当のところCNFはどうなのだろうか?と疑問を持たれている方も多いと思います。今年度のナノセルロースシンポジウムは、TEMPO酸化CNF、機能材料用CNF、構造用CNF、キチンNFの(ポテンシャル)と現実(材料開発の現状)、そしてこれから(今後の方向性)について、長年にわたりそれぞれをリードしてきた研究者が思う存分に語ります。また、最後には、CNFの実用化に関する最新の報告があります。

バイオマス由来の高性能材料、カーボンニュートラル、サスティナビリティに関心をお持ちの多くの皆様のご参加をお待ちしています。 

日時

令和4年3月29日(火)13:00-17:40

オンライン配信(Zoom)で開催します。

会場

京都大学生存圏研究所 木質ホール3階 大会議室(京都府宇治市五ケ庄1)

アクセス:JR黄檗駅、京阪黄檗駅より徒歩8‐10分

https://www.rish.kyoto-u.ac.jp/images/Uji_Campus_2017_A4WH.pdf

申込方法

下記リンクにアクセスして必要事項をご入力のうえ、送信ボタンを押してください。申込み受付済みのE-mailが送付されますのでご確認ください。その後、視聴に必要なURLとパスワードをE-mailにて3月28日(月)までにお送りいたします。

https://forms.gle/hui5sqEoETG1fVWN7

定員

1000名(申込先着順)、参加無料

 

プログラム

– 開始20分前よりCNF関連動画を配信します。-

13:00 開会挨拶

13:05  第一部

①TEMPO酸化CNF

東京大学大学院 農学生命科学研究科 生物材料科学専攻 齋藤 継之氏

②機能材料用CNF 

大阪大学 産業科学研究所 第2研究部門 能木 雅也氏

14:25 休憩 

14:35 質疑(第1部)

14:55 第二部

③構造用CNF

京都大学 生存圏研究所 矢野 浩之氏

④キチンナノファイバー  

鳥取大学 工学研究科 化学・生物応用工学専攻 伊福 伸介氏

⑤CNF実用化例  

「CNFと水酸化カルシウムの複合体を利用した廃水処理技術の開発」

岐阜県産業技術総合センター 浅倉 秀一氏

「CNF配合発泡剤マスターバッチと発泡成形」

永和化成工業(株)  関 苑江氏

「発酵ナノセルロース(NFBC)の生産増強と事例紹介」

草野作工(株) 松島 得雄氏

  17:05  休憩

17:15  質疑(第2部)

17:35 閉会挨拶

17:40 閉会

主催・共催・後援

主催:京都大学生存圏研究所、

バイオナノマテリアル共同研究拠点(経済産業省Jイノベ拠点)

https://www.rish.kyoto-u.ac.jp/bionanomat/

共催:近畿経済産業局、地方独立行政法人京都市産業技術研究所、

環境省ナノセルロース・プロモーション事業、ナノセルロースジャパン

後援:紙パルプ技術協会、日本製紙連合会、セルロース学会、公益社団法人日本化学会、公益社団法人日本材料学会関西支部、公益社団法人日本材料学会木質材料部門委員会、公益社団法人日本木材加工技術協会関西支部、一般社団法人日本木材学会、一般社団法人プラスチック成形加工学会、近畿化学協会、京都大学産官学連携本部、一般社団法人西日本プラスチック製品工業協会、SPE日本支部、関西イノベーションイニシアティブ(代表幹事機関公益財団法人都市活力研究所)、一般社団法人京都知恵産業創造の森、四国CNFプラットフォーム、ふじのくにCNFフォーラム、薩摩川内市竹バイオマス産業都市協議会、Chem-Station(順不同、予定)

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Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

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