[スポンサーリンク]

ケムステニュース

三井化学、「環状オレフィンコポリマー(商標:アペル)」の生産能力増強を決定

[スポンサーリンク]

 アペル(R)は、その光学特性を活かしDVDのピックアップレンズ等の情報電子材料を主体に、防湿特性を活かしPTP(Press Through Package:錠剤の包装パッケージ)、収縮性を活かしシュリンクフィルム等の機能性包装材料として幅広く用いられています。今後、これらの市場は、年率20%を超える伸長が見込まれ、生産能力の増強を決定したものです。

更に、開発中の新規用途分野についても、更なる需要の伸びが期待されることから、08年を目途に更なる大型増強を検討しております。当社は、中期経営計画において、機能性ポリマーズ、情報電子材料、ヘルスケア材料からなる機能性材料分野の拡大・成長を目指しており、これら一連の生産能力増強により、アペル(R)を機能性ポリマーズの柱の一つとして、事業の拡大・成長を図っていきます。 (引用:日経プレリリース

 

 

関連書籍

 

 


エレクトロニクス材料としての機能性高分子

 

低誘電率高分子材料ベンゾシクロブテン樹脂、半導体パッケージの動向、有機トランジスタなど全5講演を収録。

 




高分子EL材料―光る高分子の開発

 

 

 


機能高分子材料の化学

 

高分子効果、高分子特有の官能基間の相互作用、高分子反応などについての例を挙げ、地味な研究から新しい機能高分子の誕生の可能性を示す。また、化学機能高分子、物理機能高分子の設計法にも触れる。

Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 「超分子」でナノホース合成 人工毛細血管に道
  2. 風力で作る燃料電池
  3. イグノーベル賞2023が発表:祝化学賞復活&日本人受賞
  4. ダイキン、特許を無償開放 代替フロンのエアコン冷媒
  5. マイクロ波加熱を用いた省エネ・CO2削減精製技術によりベリリウム…
  6. 進む分析機器の開発
  7. iPadで使えるChemDrawが発売開始
  8. 秋の褒章2009 -化学-

注目情報

ピックアップ記事

  1. カール−ヘインツ・アルトマン Karl Heinz Altmann
  2. 櫻井英樹 Hideki Sakurai
  3. 金属中心に不斉を持つオレフィンメタセシス触媒
  4. 【第14回Vシンポ特別企画】講師紹介:酒田 陽子 先生
  5. 赤キャベツから新しい青色天然着色料を発見 -青色1号に代わる美しく安定なアントシアニン色素-
  6. もっと化学に光を! 今さらですが今年は光のアニバーサリーイヤー
  7. 実験の再現性でお困りではありませんか?
  8. 海の生き物からの贈り物
  9. 酸と塩基のつとめを個別に完遂した反応触媒
  10. ダンハイザー環形成反応 Danheiser Annulation

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2005年1月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

注目情報

最新記事

アクリルアミド類のanti-Michael型付加反応の開発ーPd触媒による反応中間体の安定性が鍵―

第622回のスポットライトリサーチは、東京理科大学大学院理学研究科(松田研究室)修士2年の茂呂 諒太…

エントロピーを表す記号はなぜSなのか

Tshozoです。エントロピーの後日談が8年経っても一向に進んでないのは私が熱力学に向いてないことの…

AI解析プラットフォーム Multi-Sigmaとは?

Multi-Sigmaは少ないデータからAIによる予測、要因分析、最適化まで解析可能なプラットフォー…

【11/20~22】第41回メディシナルケミストリーシンポジウム@京都

概要メディシナルケミストリーシンポジウムは、日本の創薬力の向上或いは関連研究分野…

有機電解合成のはなし ~アンモニア常温常圧合成のキー技術~

(出典:燃料アンモニアサプライチェーンの構築 | NEDO グリーンイノベーション基金)Ts…

光触媒でエステルを多電子還元する

第621回のスポットライトリサーチは、分子科学研究所 生命・錯体分子科学研究領域(魚住グループ)にて…

ケムステSlackが開設5周年を迎えました!

日本初の化学専用オープンコミュニティとして発足した「ケムステSlack」が、めで…

人事・DX推進のご担当者の方へ〜研究開発でDXを進めるには

開催日:2024/07/24 申込みはこちら■開催概要新たな技術が生まれ続けるVUCAな…

酵素を照らす新たな光!アミノ酸の酸化的クロスカップリング

酵素と可視光レドックス触媒を協働させる、アミノ酸の酸化的クロスカップリング反応が開発された。多様な非…

二元貴金属酸化物触媒によるC–H活性化: 分子状酸素を酸化剤とするアレーンとカルボン酸の酸化的カップリング

第620回のスポットライトリサーチは、横浜国立大学大学院工学研究院(本倉研究室)の長谷川 慎吾 助教…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP