[スポンサーリンク]

ケムステニュース

松本和子氏がIUPACのVice Presidentに選出される

[スポンサーリンク]

松本和子?第43回IUPAC総会(中国、北京)の会期中に開催されたカウンシル会議(8/21)において松本和子氏(早大教授)が次期Vice President に選出されました。
任期は2006年1月~2007年12月末までで、Vice Presidentは次期にPresident(任期 2008年~2009年)に就任します。
1919年IUPAC設立以来、女性化学者がIUPAC Presidentに就任するのは初めてです。(引用:日本化学会)(写真:早稲田大学理工学部化学科松本和子 研究室)

?

 日本人がIUPAC( 国際純正・応用化学連合 )の会長になるというのは、日本人では長倉三郎(1981-1983, 現日本学士院長)以来2人目で、女性化学者では初めてです。

IUPACは元素名の決定や化合物の命名法、化学単位の決定、Pure and Applied Chemistryなどの雑誌を刊行するなどの事業を行っています。

関連書籍

有機化学変換のIUPAC命名法―その名称および記号・線形表示

?

関連リンク

化合物命名法談義

IUPAC Nomenclature

早稲田大学理工学部化学科松本和子 研究室

Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 1回飲むだけのインフル新薬、5月発売へ 塩野義製薬
  2. H-1B ビザの取得が難しくなる!?
  3. 新薬と併用、高い効果
  4. 分子標的薬、手探り続く
  5. 酢酸エチルの高騰が止まらず。供給逼迫により購入制限も?
  6. カネカ 日本の化学会社初のグリーンボンドを発行
  7. マスクの効果を実験的に証明した動画がYoutubeに公開
  8. ヤマハ発動機、サプリメントメーカーなど向けにアスタキサンチンの原…

注目情報

ピックアップ記事

  1. 外部の分析機器を活用する方法
  2. 平尾一郎 Ichiro Hirao
  3. 【第一回】シード/リード化合物の創出に向けて 1/2
  4. 金属中心に不斉を持つオレフィンメタセシス触媒
  5. オープンアクセスジャーナルの光と影
  6. ナノ合金の結晶構造制御法の開発に成功 -革新的材料の創製へ-
  7. マイヤー・シュスター転位/ループ転位 Meyer-Schuster/Rupe Rearrangement
  8. 周期表の形はこれでいいのか? –その 1: H と He の位置 編–
  9. イオン交換が分子間電荷移動を駆動する協奏的現象の発見
  10. リチャード・ホルム Richard H. Holm

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2005年9月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  

注目情報

最新記事

アクリルアミド類のanti-Michael型付加反応の開発ーPd触媒による反応中間体の安定性が鍵―

第622回のスポットライトリサーチは、東京理科大学大学院理学研究科(松田研究室)修士2年の茂呂 諒太…

エントロピーを表す記号はなぜSなのか

Tshozoです。エントロピーの後日談が8年経っても一向に進んでないのは私が熱力学に向いてないことの…

AI解析プラットフォーム Multi-Sigmaとは?

Multi-Sigmaは少ないデータからAIによる予測、要因分析、最適化まで解析可能なプラットフォー…

【11/20~22】第41回メディシナルケミストリーシンポジウム@京都

概要メディシナルケミストリーシンポジウムは、日本の創薬力の向上或いは関連研究分野…

有機電解合成のはなし ~アンモニア常温常圧合成のキー技術~

(出典:燃料アンモニアサプライチェーンの構築 | NEDO グリーンイノベーション基金)Ts…

光触媒でエステルを多電子還元する

第621回のスポットライトリサーチは、分子科学研究所 生命・錯体分子科学研究領域(魚住グループ)にて…

ケムステSlackが開設5周年を迎えました!

日本初の化学専用オープンコミュニティとして発足した「ケムステSlack」が、めで…

人事・DX推進のご担当者の方へ〜研究開発でDXを進めるには

開催日:2024/07/24 申込みはこちら■開催概要新たな技術が生まれ続けるVUCAな…

酵素を照らす新たな光!アミノ酸の酸化的クロスカップリング

酵素と可視光レドックス触媒を協働させる、アミノ酸の酸化的クロスカップリング反応が開発された。多様な非…

二元貴金属酸化物触媒によるC–H活性化: 分子状酸素を酸化剤とするアレーンとカルボン酸の酸化的カップリング

第620回のスポットライトリサーチは、横浜国立大学大学院工学研究院(本倉研究室)の長谷川 慎吾 助教…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP