愛知万博(愛・地球博)で女性来場者らが腕などにペイントする「ヘンナタトゥー」によって、7月中旬以降、30人以上がかぶれや炎症などの症状を訴えた、と万博協会が9日発表した。一部で使われた原料の成分にヘアカラーなどに使われる化学物質パラフェニレンジアミン(PPD)が含まれていたという。(引用:朝日新聞)
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パラフェニレンジアミン(p-penylenediamine, 略してPPD)はアミノフェノールのパラ位にアミノ基を有しています。染色剤に入っていることが多く、ひりひりした感じはこの成分も原因となっています。一般的にアミノフェノール部位を有する化合物は人によってはアレルギーを起こす可能性があることが多いようです。
関連リンク
皮膚科Q&A:第4回 かぶれ Q16
愛・地球博におけるヘナタトウによるかぶれ・炎症について | EXPO 2005 AICHI,JAPAN
JDN /LA CONNECTION /02 ヘンナタトゥー


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