[スポンサーリンク]

ケムステニュース

タルセバ、すい臓がんではリスクが利点を上回る可能性 =FDA

[スポンサーリンク]

ジェムザール?ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)米食品医薬品局(FDA)は12日、米バイオ医薬品会社、OSIファーマシューティカルズ (Nasdaq:OSIP)の「タルセバ」(一般名:エルロチ二ブ)を服用したすい臓がん患者における全般生存率のわずかな増加はリスクを上回らない可能性があると述べた。

これを受けOSI株は下落。12日終値は前週末比1.56ドル(4.83%)安の30.74ドル。

 OSIは、これまで治療を受けたことのない進行性すい臓がん患者、および手術で摘出できないすい臓がんを持つ患者におけるタルセバと化学療法薬、塩酸ゲムシタビン(一般名)の併用投与の適応症でFDAに医薬品承認事項変更申請(sNDA)を提出している。塩酸ゲムシタビンは米製薬大手のイーライ・リリー (NYSE:LLY)が「ジェムザール」という商品名で販売している。(引用:日本経済新聞
Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 浅野・県立大教授が化学技術賞
  2. 千葉県産の天然資源「ヨウ素」が世界の子どもたちを救う
  3. 科学技術教育協会 「大学化合物プロジェクト」が第2期へ
  4. NITEが化学品のSDS作成支援システムをNITE-Gmiccs…
  5. 2017年10大化学ニュース
  6. かぶれたTシャツ、原因は塩化ジデシルジメチルアンモニウム
  7. 信越化学、排水・排ガスからの塩水回収技術を開発
  8. ニュースの理由・武田、米で6年ぶり大型新薬

注目情報

ピックアップ記事

  1. 非専門家でもデザインはできる!「ノンデザイナーズ・デザインブック」
  2. 島津製作所、純利益325億円 過去最高、4年連続で更新
  3. できる研究者の論文生産術―どうすれば『たくさん』書けるのか
  4. エイモス・B・スミス III Amos B. Smith III
  5. 化学系ブログのランキングチャート
  6. “つける“と“はがす“の新技術―分子接合と表面制御
  7. 副反応を起こしやすいアミノ酸を迅速かつクリーンに連結する
  8. グレッグ・バーダイン Gregory L. Verdine
  9. 光分解性シアニン色素をADCのリンカーに組み込む
  10. ブラム・イッター アジリジン合成 Blum-Ittah Aziridine Synthesis

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2005年9月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  

注目情報

最新記事

有機合成化学協会誌2025年3月号:チェーンウォーキング・カルコゲン結合・有機電解反応・ロタキサン・配位重合

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2025年3月号がオンラインで公開されています!…

CIPイノベーション共創プログラム「未来の医療を支えるバイオベンチャーの新たな戦略」

日本化学会第105春季年会(2025)で開催されるシンポジウムの一つに、CIPセッション「未来の医療…

OIST Science Challenge 2025 に参加しました

2025年3月15日から22日にかけて沖縄科学技術大学院大学 (OIST) にて開催された Scie…

ペーパークラフトで MOFをつくる

第650回のスポットライトリサーチには、化学コミュニケーション賞2024を受賞された、岡山理科大学 …

月岡温泉で硫黄泉の pH の影響について考えてみた 【化学者が行く温泉巡りの旅】

臭い温泉に入りたい! というわけで、硫黄系温泉を巡る旅の後編です。前回の記事では群馬県草津温泉をご紹…

二酸化マンガンの極小ナノサイズ化で次世代電池や触媒の性能を底上げ!

第649回のスポットライトリサーチは、東北大学大学院環境科学研究科(本間研究室)博士課程後期2年の飯…

日本薬学会第145年会 に参加しよう!

3月27日~29日、福岡国際会議場にて 「日本薬学会第145年会」 が開催されま…

TLC分析がもっと楽に、正確に! ~TLC分析がアナログからデジタルに

薄層クロマトグラフィーは分離手法の一つとして、お金をかけず、安価な方法として現在…

先端の質量分析:GC-MSおよびLC-MSデータ処理における機械学習の応用

キャラクタライゼーションの機械学習応用は、マテリアルズ・インフォマティクス(MI)およびラボオートメ…

原子半径・電気陰性度・中間体の安定性に起因する課題を打破〜担持Niナノ粒子触媒の協奏的触媒作用〜

第648回のスポットライトリサーチは、東京大学大学院工学系研究科(山口研究室)博士課程後期2年の松山…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP