[スポンサーリンク]

危険物取扱者

危険物に関する法令:指定数量の覚え方

[スポンサーリンク]

第1類

第一酸化性固体 50kg
第二酸化性固体 300kg
第三酸化性固体 1000kg

と指定数量が決まっているが、第三酸化性固体は無視してよい。

第一酸化性固体は全部漢字のもので50kg、第二酸化性固体は硝酸塩類を除いてすべてカタカナの物質で300kg。

第2類

鉄粉は500kg、それ以外は100kg(引火性固体を除く。これは1000kg)

第3類

黄りんは20kg、その他の名前のついている物質は10kg

第4類

ちょっとややこしい。全部覚える。特殊引火物50Lが重要

特殊引火物 50L
第一石油類(非水溶性液体) 200L
第一石油類(水溶性液体) 400L
アルコール類 400L
第二石油類(非水溶性液体) 1000L
第二石油類(水溶性液体) 2000L
第三石油類(非水溶性液体) 2000L
第三石油類(水溶性液体) 4000L
第4石油類 6000L
動植物石油類 10000L

第5類

第一種自己反応性物質 10kg
第二種自己反応性物質 100kg

であるが、ほとんどが第一種で10kg。第二種はヒドラジン誘導体だけ

第6類

全て 300kg

Avatar photo

cosine

投稿者の記事一覧

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. 甲種危険物取扱者・合格体験記~読者の皆さん編
  2. 乙種危険物取扱者・合格体験記~読者の皆さん編
  3. 甲種危険物取扱者・合格体験記~Webmaster編
  4. 危険物データベース:第6類(酸化性液体)
  5. 試験概要:甲種危険物取扱者
  6. 危険物に関する法令:危険物の標識・掲示板
  7. 試験概要:乙種危険物取扱者
  8. 危険物データベース:第4類(引火性液体)

注目情報

ピックアップ記事

  1. イグノーベル賞2023が発表:祝化学賞復活&日本人受賞
  2. 海外で働いている僕の体験談
  3. 広範な反応性代謝物を検出する蛍光トラッピング剤 〜毒性の黒幕を捕まえろ〜
  4. ナノチューブを大量生産、産業技術総合研が技術開発
  5. 【6月開催】 【第二期 マツモトファインケミカル技術セミナー開催】 題目:有機金属化合物 オルガチックスを用いた架橋剤としての利用(溶剤系)
  6. rhodomolleins XX と XXIIの全合成
  7. コープ脱離 Cope Elimination
  8. 拡張Pummerer反応による簡便な直接ビアリール合成法
  9. 投票!2013年ノーベル化学賞は誰の手に??
  10. 危険物データベース:第5類(自己反応性物質)

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2005年6月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930  

注目情報

最新記事

第69回「見えないものを見えるようにする」野々山貴行准教授

第69回目の研究者インタビューです! 今回は第52回ケムステVシンポ「生体関連セラミックス科学が切り…

第68回「表面・界面の科学からバイオセラミックスの未来に輝きを」多賀谷 基博 准教授

第68回目の研究者インタビューです! 今回は第52回ケムステVシンポ「生体関連セラミックス科学が切り…

配座制御が鍵!(–)-Rauvomine Bの全合成

シクロプロパン環をもつインドールアルカロイド(–)-rauvomine Bの初の全合成が達成された。…

岩田浩明 Hiroaki IWATA

岩田浩明(いわたひろあき)は、日本のデータサイエンティスト・計算科学者である。鳥取大学医学部 教授。…

人羅勇気 Yuki HITORA

人羅 勇気(ひとら ゆうき, 1987年5月3日-)は、日本の化学者である。熊本大学大学院生命科学研…

榊原康文 Yasubumi SAKAKIBARA

榊原康文(Yasubumi Sakakibara, 1960年5月13日-)は、日本の生命情報科学者…

遺伝子の転写調節因子LmrRの疎水性ポケットを利用した有機触媒反応

こんにちは,熊葛です!研究の面白さの一つに,異なる分野の研究結果を利用することが挙げられるかと思いま…

新規チオ酢酸カリウム基を利用した高速エポキシ開環反応のはなし

Tshozoです。最近エポキシ系材料を使うことになり色々勉強しておりましたところ、これまで関連記…

第52回ケムステVシンポ「生体関連セラミックス科学が切り拓く次世代型材料機能」を開催します!

続けてのケムステVシンポの会告です! 本記事は、第52回ケムステVシンポジウムの開催告知です!…

2024年ノーベル化学賞ケムステ予想当選者発表!

大変長らくお待たせしました! 2024年ノーベル化学賞予想の結果発表です!2…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP