[スポンサーリンク]

危険物取扱者

危険物に関する法令:危険物の標識・掲示板

[スポンサーリンク]

掲示板

掲示板は具体的な注意事項や貯蔵又は取扱最大数量等を表示するもので、作り方は表1の通りである。

大きさはすべて、幅0.3m以上、長さ0.6m以上に決められている。

掲示板
色・特徴 地:赤
文字:白
地:赤
文字:白
地:青
文字:白
地:黄赤
文字:黒
危険物の類、品名、貯蔵又は取扱最大数量、指定数量の倍数、危険物保安監督者の氏名又は職名を表記する。
表示する危険物 第二類:引火性固体をのぞくすべて 第二類:引火性固体

第三類:自然発火性物品、アルキルアルミニウム、アルキルリチウム、黄りん

第四類

第五類

第一類

第三類:禁水性物品、アルキルアルミニウム、アルキルリチウム

表1 危険物掲示板の例

標識

標識はそこにどんな危険物施設があるかを表すものであり、製造所等用と移動タンク貯蔵所用の標識がある。

製造所等用

地=白色、文字=黒色、幅0.3m以上、長さ0.6m以上の板に、製造所等の名称を記載する。(図1)

図1 製造所等の標識例

移動タンク貯蔵所

地=黒色 文字=黄色(反射塗料等で「危」と記す)、0.4m平方で車両の前後の見やすい個所に掲げる。(図2)

車両で運搬する場合は0.3m平方でよい。

図2 移動タンク貯蔵所の標識例

Avatar photo

cosine

投稿者の記事一覧

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. 危険物に関する法令:指定数量の覚え方
  2. 試験概要:知的財産管理技能検定
  3. 甲種危険物取扱者・合格体験記~読者の皆さん編
  4. 試験概要:乙種危険物取扱者
  5. 試験概要:甲種危険物取扱者
  6. 乙種危険物取扱者・合格体験記~Webmaster編
  7. 危険物データベース:第1類(酸化性固体)
  8. 甲種危険物取扱者・合格体験記~Webmaster編

注目情報

ピックアップ記事

  1. 【PR】 Chem-Stationで記事を書いてみませんか?【スタッフ募集】
  2. 機械的刺激による結晶間相転移に基づく発光性メカノクロミズム
  3. CAS SciFinder、革新的な新しいサイエンス・スマートAI機能を統合し、研究開発の効率化とイノベーションを促進
  4. 信じられない!驚愕の天然物たちー顛末編ー
  5. ゴードン会議に参加しました【アメリカで Ph.D. を取る: 国際学会の巻】
  6. 化学の歴史
  7. リチウム金属電池の寿命を短くしている原因を研究者が突き止める
  8. Chem-Station開設5周年へ
  9. 第32回光学活性化合物シンポジウム
  10. スティーブン・レイ Steven V. Ley

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2005年6月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930  

注目情報

最新記事

7th Compound Challengeが開催されます!【エントリー〆切:2026年03月02日】 集え、”腕に覚えあり”の合成化学者!!

メルク株式会社より全世界の合成化学者と競い合うイベント、7th Compound Challenge…

乙卯研究所【急募】 有機合成化学分野(研究テーマは自由)の研究員募集

乙卯研究所とは乙卯研究所は、1915年の設立以来、広く薬学の研究を行うことを主要事業とし、その研…

大森 建 Ken OHMORI

大森 建(おおもり けん, 1969年 02月 12日–)は、日本の有機合成化学者。東京科学大学(I…

西川俊夫 Toshio NISHIKAWA

西川俊夫(にしかわ としお、1962年6月1日-)は、日本の有機化学者である。名古屋大学大学院生命農…

市川聡 Satoshi ICHIKAWA

市川 聡(Satoshi Ichikawa, 1971年9月28日-)は、日本の有機化学者・創薬化学…

非侵襲で使えるpH計で水溶液中のpHを測ってみた!

今回は、知っているようで知らない、なんとなく分かっているようで実は測定が難しい pH計(pHセンサー…

有馬温泉で鉄イオン水溶液について学んできた【化学者が行く温泉巡りの旅】

有馬温泉の金泉は、塩化物濃度と鉄濃度が日本の温泉の中で最も高い温泉で、黄褐色を呈する温泉です。この記…

HPLCをPATツールに変換!オンラインHPLCシステム:DirectInject-LC

これまでの自動サンプリング技術多くの製薬・化学メーカーはその生産性向上のため、有…

MEDCHEM NEWS 34-4 号「新しいモダリティとして注目を浴びる分解創薬」

日本薬学会 医薬化学部会の部会誌 MEDCHEM NEWS より、新たにオープン…

圧力に依存して還元反応が進行!~シクロファン構造を活用した新機能~

第686回のスポットライトリサーチは、北海道大学大学院理学研究院化学部門 有機化学第一研究室(鈴木孝…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP