[スポンサーリンク]

archives

リアルタイムFT-IRによる 樹脂の硬化度評価・硬化挙動の分析【終了】

[スポンサーリンク]

講師 : サーモフィッシャーサイエンティフィック(株) SIDアプリケーション部 マネージャ 中野 辰彦 氏
日時 : 2009年6月30日(火) 13:00?15:45
会場 : 東京・千代田区駿河台 総評会館 4F 404
≪会場地図はこちら≫
受講料 :
(税込) 42,000円
 ⇒E-mail案内登録会員 39,900円
  ※資料付
■同時申込み特典(1口2名受付対象セミナー)
 2名同時申込みで1名分無料/6月16日(火)16:00申込み分まで適用いたします。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  ※E-mail案内登録会員以外の割引とは併用できません。

申し込みはこちらをクリック!

講演内容 : <趣旨>
 赤外分光法は、ポリマーや接着剤など高分子材料の分析に多用されますが、最近では熱・光を導入しながらリアルタイムで光硬化樹脂の反応率を評価する手法としても注目されています。本講では分光法の基礎、樹脂のスペクトルの読み方から、市販装置(FT-IR)を用いたサンプリング法、硬化率・反応率の求め方など、実例を交えて紹介します。また赤外法と相補的なラマン分光法を用いた硬化深度の分析例など、新しいアプローチを解説します。
【受講した際の達成する目標・レベル】
分光装置でのサンプリング法・硬化度の評価法の理解、赤外・ラマンスペクトルの解釈、
評価装置導入申請の際の参考資料の作成などの力がつきます。
1.はじめに
 硬化樹脂の分析法 – 赤外分光法の利点
2. 赤外分光法の基礎と測定手法の選択
 2.1 赤外分光法の基礎、チャートの横軸・縦軸の意味
 2.2 硬化樹脂のスペクトルの「読み方」と解釈のコツ
 2.3 FT-IR装置について ?条件設定、メンテナンス等
 2.4 硬化樹脂の分析に適したアクセサリの種類
 2.5 光照射装置とFT-IRの組み合わせ
 2.6 熱分析装置とFT-IRの組み合わせ
 2.7 リアルタイムFT-IRシステム
3.硬化挙動の解析例
 3.1 硬化樹脂の硬化度の評価
  3.1.1 硬化率の計算
  3.1.2 反応率の計算
 3.2 リアルタイムFT-IRによる硬化樹脂の分析例
  3.2.1 熱硬化性樹脂(エポキシ樹脂など)
  3.3.2 光硬化性樹脂(アクリレート系樹脂、複合樹脂など)
4.ラマン分光法 -赤外分光法と相補的な分析手法
 4.1 ラマン分光法の基礎、赤外法との違い
 4.2 エポキシ樹脂の分析
 4.3 UV硬化樹脂の硬化深度の非破壊分析
  □質疑応答・名刺交換□
【講師紹介】
分光技術・硬化樹脂関連著書(分担執筆):
「実用分光法シリーズ」 赤外分光法(時間分解赤外分光)
「実用分光法シリーズ」 顕微赤外分光法(顕微赤外)
「色材ポリマー応用技術」(赤外分光)
「硬化メカニズム・不良・阻害対策と挙動解析」(赤外分光)
「UV硬化実用便覧」(赤外分光)
「樹脂の硬化度・硬化挙動の測定と評価方法」(赤外分光)
「最新 微小異物分析技術」(異物のサンプリング法)
「異物の赤外スペクトル集」(赤外スペクトルの読み方)
「表面・深さ方向の分析方法」(赤外分光)
「顕微赤外・顕微ラマン分光法の基礎と応用(顕微FT-IR)
など
Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. スーパーブレンステッド酸
  2. 電池材料におけるマテリアルズ・インフォマティクスの活用
  3. マテリアルズ・インフォマティクスの推進成功事例 -なぜあの企業は…
  4. マテリアルズ・インフォマティクスの導入・活用・推進におけるよくあ…
  5. 最先端バイオエコノミー社会を実現する合成生物学【対面講座】
  6. 東京化成工業がケムステVシンポに協賛しました
  7. サーバーを移転しました
  8. チアゾリジンチオン

注目情報

ピックアップ記事

  1. カンファー(camphor)
  2. ノーベル賞化学者と語り合おう!「リンダウ・ノーベル賞受賞者会議」募集開始
  3. sinceの使い方
  4. Happy Friday?
  5. 海外で開発された強靭なソフトマテリアル
  6. ジョン・スティル John K. Stille
  7. 元素周期 萌えて覚える化学の基本
  8. シャンパンの泡、脱気の泡
  9. 究極の二量体合成を追い求めて~抗生物質BE-43472Bの全合成
  10. 2010年ノーベル化学賞予想ーケムステ版

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2009年6月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

注目情報

最新記事

ケムステ版・ノーベル化学賞候補者リスト【2024年版】

今年もノーベル賞シーズンが近づいてきました!各媒体からかき集めた情報を元に、「未…

有機合成化学協会誌2024年9月号:ホウ素媒介アグリコン転移反応・有機電解合成・ヘキサヒドロインダン骨格・MHAT/RPC機構・CDC反応

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2024年9月号がオンライン公開されています。…

初歩から学ぶ無機化学

概要本書は,高等学校で学ぶ化学の一歩先を扱っています。読者の皆様には,工学部や理学部,医学部…

理研の研究者が考える“実験ロボット”の未来とは?

bergです。昨今、人工知能(AI)が社会を賑わせており、関連のトピックスを耳にしない日はないといっ…

【9月開催】 【第二期 マツモトファインケミカル技術セミナー開催】有機金属化合物 オルガチックスを用いたゾルゲル法とプロセス制御ノウハウ①

セミナー概要当社ではチタン、ジルコニウム、アルミニウム、ケイ素等の有機金属化合物を“オルガチック…

2024年度 第24回グリーン・サステイナブル ケミストリー賞 候補業績 募集のご案内

公益社団法人 新化学技術推進協会 グリーン・サステイナブル ケミストリー ネットワーク会議(略称: …

ペロブスカイト太陽電池開発におけるマテリアルズ・インフォマティクスの活用

開催日時 2024.09.11 15:00-16:00 申込みはこちら開催概要持続可能な…

第18回 Student Grant Award 募集のご案内

公益社団法人 新化学技術推進協会 グリーン・サステイナブルケミストリーネットワーク会議(略称:JAC…

杉安和憲 SUGIYASU Kazunori

杉安和憲(SUGIYASU Kazunori, 1977年10月4日〜)は、超分…

化学コミュニケーション賞2024、候補者募集中!

化学コミュニケーション賞は、日本化学連合が2011年に設立した賞です。「化学・化学技術」に対する社会…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP