[スポンサーリンク]

archives

スポットライトリサーチムービー:動画であなたの研究を紹介します

[スポンサーリンク]

5年前、ケムステ15周年の際に新たな試みとしてはじめたコンテンツ「スポットライトリサーチ」。

話題となった化学研究に加えて、研究を実際担当された若手研究者や学生を、ビジブルな形で紹介することを目的としています。現在、すでに267回を数え、弊ウェブサイト人気コンテンツとなっています。

さてこのコロナ禍、学びを止めないということで、バーチャルシンポジウム「ケムステVシンポ」を主催し、先日まですでに第7回まで終了しました。Vシンポの公開動画作成のため、いまさらながら動画編集に手を付け始めました。そのような背景から、実はケムステではあまり取り扱ってこなかっった動画コンテンツに力をいれはじめています。

その一環として、今回、スポットライトリサーチと組み合わせた「スポットライトリサーチムービー」を近日中に募集開始したいと思います!

スポットライトリサーチムービーとは

基本的にスポットライトリサーチは学会での発表賞を取った研究や、プレスリリースされた優れた研究をこちらでピックアップし、研究を担当された方に依頼しています。今回、その選択肢の1つとして、研究成果を動画化するものです。すべてのスポットライトリサーチに関してこれを行うことは時間的な都合上できませんが、依頼の際に希望制で記事の代わりに、もしくは記事に加えて動画を作成し、紹介したいと考えています。

動画であなたの研究を紹介します

百聞は一見にしかずですので、実際に筆者の研究室の最近の研究結果から、以下の2つのスポットライトリサーチムービーをつくってみました。

1つめは、当研究室の黒澤美樹(修士2年)さんによる研究成果「脱酸素型カップリング反応の開発」です。

Catalytic Deoxygenative Coupling of Aromatic Esters with Organophosphorus Compounds

Kurosawa, M. B.; Isshiki, R.; Muto, K.; Yamaguchi, J.

J. Am. Chem. Soc. 2020, 142, 7386–7392. DOI: 10.1021/jacs.0c02839

2つめはより最近公開となった、加藤弘基くん(修士2年)による研究成果「ベンゼンなどから三次元分子を合成」を動画化してみました。

Catalytic Three-component C–C Bond Forming Dearomatization of Bromoarenes with Malonates and Diazo Compounds

Kato, H.; Musha, I.; Komatsuda, M.; Muto, K.; Yamaguchi, J.

Chem. Sci. 2020, Accepted Manuscript DOI 10.1039/D0SC02881A

いかがでしょうか。学会でもショートプレゼンテーション(1-2分ポスター発表社が要約した研究内容を述べる)などありますよね。イメージはその感覚に、研究者のひととなりを加えたものになっています。

ぜひムービーを公開してみませんか?

今回、誰でもチェレンジできるように、特別なカメラやマイクをつかうことなく撮影はiphone 11のみで行いました(トップ画像にあるようなハイスペックな準備はいりません)。カメラスタンドすら使わず、手持ちです。編集でエフェクトをいれてある程度調整はしていますが、基本的には元動画には手を入れていません。研究紹介も、3−4枚程度のパワーポイントを貼り付けているだけです。今後のケムステ側の編集技術の向上はありますが、基本的には現在のフォーマットに従い、優れた研究者を動画で紹介したいと考えています。

入稿をお願いするものは、

  1. トップ画面の写真(アイキャッチ画像)
  2. 各場面の動画(編集の必要はなし)
  3. スライド数枚と説明動画(音声のみ使います)

の3つです。具体的な説明は依頼後、希望された際に行いますが、撮影や準備自体は1時間もあれば終わると思います。スポットライトリサーチ(記事版)もよいですが、研究者の人となりも紹介したい、研究をダイナミックなコンテンツで紹介したいときにおすすめです。動画はケムステチャンネルで公開されますし、作成動画を研究室のHPに自由に掲載することも可能です。面白い化学研究、そのプレイヤーを全力で紹介したいという思いです。

というわけで、今後スポットライトリサーチリサーチをご依頼された研究者の方々、ぜひとも選択肢にいれてみてはいかがでしょうか。

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 合成とノーベル化学賞
  2. DNAに人工塩基対を組み入れる
  3. 膨潤が引き起こす架橋高分子のメカノクロミズム
  4. インフルエンザ対策最前線
  5. 不斉Corey-Chaykovskyエポキシド合成を鍵としたキニ…
  6. 生物に打ち勝つ人工合成?アルカロイド骨格多様化合成法の開発
  7. 生体分子と疾患のビッグデータから治療標的分子を高精度で予測するA…
  8. Actinophyllic Acidの全合成

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. ラジカルパスでアリールをホウ素から炭素へパス!
  2. ホウ素と窒素で何を運ぶ?
  3. ルドルフ・クラウジウスのこと② エントロピー150周年を祝って
  4. 山本 尚 Hisashi Yamamoto
  5. ジェレマイア・ジョンソン Jeremiah A. Johnson
  6. オレフィンメタセシス Olefin Metathesis
  7. 大学院生になっても宿題に追われるってどないなんだが?【アメリカでPh.D.を取る–コースワークの巻–】
  8. 電子実験ノートSignals Notebookを紹介します③
  9. 第24回ケムステVシンポ「次世代有機触媒」を開催します!
  10. シグマトロピー転位によるキラルα-アリールカルボニルの合成法

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2020年8月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

注目情報

注目情報

最新記事

薬学会一般シンポジウム『異分野融合で切り込む!膜タンパク質の世界』

3月に入って2022年度も終わりが近づき、いよいよ学会年会シーズンになってきました。コロナ禍も終わり…

【ナード研究所】新卒採用情報(2024年卒)

NARDでの業務は、「研究すること」。入社から、30代・40代・50代…と、…

株式会社ナード研究所ってどんな会社?

株式会社ナード研究所(NARD)は、化学物質の受託合成、受託製造、受託研究を通じ…

マテリアルズ・インフォマティクスを実践するためのベイズ最適化入門 -デモンストレーションで解説-

開催日:2023/04/05 申し込みはこちら■開催概要近年、少子高齢化、働き手の不足の…

ペプチド修飾グラフェン電界効果トランジスタを用いた匂い分子の高感度センシング

第493回のスポットライトリサーチは、東京工業大学 物質理工学院 材料系 早水研究室の本間 千柊(ほ…

日本薬学会  第143年会 付設展示会ケムステキャンペーン Part 2

第一弾に引き続き第二弾。薬学会付設展示会における協賛企業とのケムステコラボキャンペーンです。…

有機合成化学協会誌2023年3月号:Cynaropicri・DPAGT1阻害薬・トリフルオロメチル基・イソキサゾール・触媒的イソシアノ化反応

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2023年3月号がオンライン公開されました。早…

日本薬学会  第143年会 付設展示会ケムステキャンペーン Part 1

さて、日本化学会春季年会の付設展示会ケムステキャンペーンを3回にわたり紹介しましたが、ほぼ同時期に行…

推進者・企画者のためのマテリアルズ・インフォマティクスの組織推進の進め方 -組織で利活用するための実施例を紹介-

開催日:2023/03/22 申し込みはこちら■開催概要近年、少子高齢化、働き手の不足の…

日本化学会 第103春季年会 付設展示会ケムステキャンペーン Part3

Part 1・Part2に引き続き第三弾。日本化学会年会の付設展示会に出展する企業とのコラボです。…

Chem-Station Twitter

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP