[スポンサーリンク]

一般的な話題

OPRD誌を日本プロセス化学会がジャック?

[スポンサーリンク]

OPRD(Organic Process Research & Development)はJACSやOrganic Lettersなどと同じ、ACS(アメリカ化学会)から発行されている論文であり、プロセス化学研究に焦点をあてている論文誌です。

今回そのOPRD誌をなんと日本プロセス化学会がジャックしました!2019年4月19日発行の4月号ですが、トップ画像のように紙も日本プロセス化学会のロゴマークとともに日の出を意識したデザインになっています。

さて、ジャックと言うと勝手にのっとったように聞こえますので、正確には特集号ですね。実際は米国化学会のOrganic Process Research & Development (OPR&D)誌のKai Ressen編集長と高橋和彦 Editorial Advisory Board(大日本住友製薬)の協力により、この特集号にいたったそうです。

Kai Ressen編集長と高橋和彦氏

 

すべてが日本発で(外国企業・大学と日本企業の共同研究もありますが、その場合も主たる投稿者は日本の企業です)、日本プロセス化学会の精神が注入された号ですね。巻頭には高橋和彦氏と佐治木 弘尚教授(現・日本プロセス化学会 会長)がコメントを述べています。

特に企業の方々が論文投稿している点が大きな特徴。最終的に266ページすべてが、日本人研究者のものとなっています。本年は7月24~26日に第4回国際シンポジウム(京都国際会館)もあるようなので、盛り上がっていますね。国際シンポジウムでは企業の研究者のみならずRobert Grubbs教授小林修教授も講演されるようです。

 

OPRDの閲覧、さらに今回の国際シンポジウムも興味があったら参加してみてはいかがでしょうか。

 

webmaster

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. ケムステイブニングミキサー2016へ参加しよう!
  2. アメリカで医者にかかる
  3. 化学オリンピックを通して考える日本の理科教育
  4. 有機合成化学協会誌2019年7月号:ジアステレオ選択的Joull…
  5. 27万種類のビルディングブロックが購入できる!?
  6. ケムステVシンポ「最先端有機化学」開催報告(前編)
  7. 就職活動2014スタートー就活を楽しむ方法
  8. ルイス酸添加で可視光レドックス触媒の機構をスイッチする

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. できる研究者の論文作成メソッド 書き上げるための実践ポイント
  2. π-アリルパラジウム錯体
  3. ビス(ピナコラト)ジボロン:Bis(pinacolato)diboron
  4. ジョン・ケンドリュー John C. Kendrew
  5. Dead Endを回避せよ!「全合成・極限からの一手」①(解答編)
  6. 高い発光性を示すヘリセンの迅速的合成
  7. 8億4400万円で和解 青色LED発明対価訴訟
  8. 「世界の最先端で研究する」という夢と実際 ーカリフォルニア大学バークレー校 Long 研究室より
  9. ティム・ジャミソン Timothy F. Jamison
  10. イヴ・ショーヴァン Yves Chauvin

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2019年4月
« 3月   5月 »
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

注目情報

注目情報

最新記事

エキノコックスにかかわる化学物質について

Tshozoです。40年以上前でしょうか、手塚治虫氏の有名な作品「ブラック・ジャック」でこう…

秋田英万 Akita Hidetaka

秋田 英万(あきた ひでたか)は、日本の有機化学者である。千葉大学薬学研究院および東北大学薬学研究院…

香料化学 – におい分子が作るかおりの世界

(さらに…)…

ギ酸ナトリウムでconPETを進化!

塩化アリールのラジカルカップリング反応が開発された。芳香環の電子状態にかかわらず種々の塩化アリールに…

料理と科学のおいしい出会い: 分子調理が食の常識を変える

(さらに…)…

シビれる(T T)アジリジン合成

電気化学的に不活性アルケンと一級アミンをカップリングさせることで、N-アルキルアジリジンが合成された…

mi3 企業研究者のためのMI入門③:避けて通れぬ大学数学!MIの道具として数学を使いこなすための参考書をご紹介

最近よく耳にするデジタル・トランスフォーメーション(DX)やマテリアルズ・インフォマティクス(MI)…

産総研より刺激に応じて自在に剥がせるプライマーが開発される

産業技術総合研究所機能化学研究部門スマート材料グループ 相沢 美帆 研究員は、刺激を加える前には接着…

マイクロ波の技術メリット・事業メリットをお伝えします!/マイクロ波化学(株)10月度ウェビナー

10月は当社(マイクロ波化学)の技術あるいは当社の事業に興味がある方、それぞれをテーマにしたウェビナ…

宮田完ニ郎 Miyata Kanjiro

宮田 完ニ郎 (みやた かんじろう) は、日本の有機化学者である。東京大学大学院工学系研究科マテリア…

Chem-Station Twitter

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP