[スポンサーリンク]

一般的な話題

サントリー生命科学研究者支援プログラム SunRiSE

[スポンサーリンク]

サントリー生命科学財団は1月31日、生命科学分野の若手研究者に1人当たり研究費1千万円を5年間、計5千万円を支援すると発表した。対象者は10人で、新年度に選考する。民間でこの規模の助成事業は珍しく、財団は「若者のチャレンジを支援し、日本の基礎研究の活性化を図る」としている(引用:朝日新聞 1月3日)

今年の1月に上記のニュースが発表され話題となっていましたが、募集がはじまったようです。定期的な進捗報告会はあるようですが、トップダウンテーマに縛られず研究を5年間すすめられるというのは若手には魅力ではないでしょうか。なお、時流にのった研究よりも、やってみなはれ精神で「他人がやらないことに挑戦してみたい」という人を採りたいと思っているそうです。

あと、「今年1回限りの予定なので、様子見していたらダメですよ」というお話を聞きました。

以下、募集内容。詳細はこちらをごらんください。

募集テーマ

「分子を中心に据えた、生命現象のメカニズムの解明」

注目する生命現象と関連する分子を、観察レベルの生物学的アプローチもしくは解析レベル の有機化学的アプローチ等から捉え、その分子構造や動態、発現様式、他の分子との相互作用 等を解析することにより、その生命現象のメカニズムを明らかにする基礎生命科学研究。化 学、生物学、物理学等の従来の学問の枠に止まらず、学際的なアプローチにより生命科学に新 たな発見と展開をもたらす研究を歓迎します。(ここで言う分子とは、小分子からタンパク質、 核酸等の生体高分子まで、分子実体が未同定のもの等も含みます)

但し、以下の研究課題は対象外とします。 ・臨床医学、臨床薬学、新薬開発、疾病診断、農薬開発、機能性食品開発等 ・一般的な装置開発や有機合成反応開発等、具体的な生命現象や生体分子解析に至らない研究 ・分子を対象としない生態学、環境学等の生物学研究

募集内容

この度、サントリー生命科学財団では「サントリー生命科学研究者支援プログラムSunRiSE (Suntory Rising Stars Encouragement Program in Life Sciences)」を実施します。
SunRiSEは45歳以下の若手研究者(10人)に対して、1000万円を5年間支援するものです。

  • 応募資格:Principal Investigator (PI)もしくはそれを目指す研究者(現在の職位、任期の有無は不問)
  • 2020年4月1日現在で45歳以下
  • 海外からの応募可能(但し、研究拠点を日本国内に移すこと)
  • 女性の応募を歓迎

公募から採択にいたるスケジュール(予定)

  • 2020.4.1 募集要領、応募書式のダウンロード可能
  • 2020.5.11  応募受付開始
  • 2020.6.10 応募締切
  • 2020.8 下旬   一次選考委員会(選考結果の通知)
  • 2020.9.18 二次選考委員会(選考結果の通知)
  • 2020.10.1-2 面接
  • 2020.11-12 授与式

本記事はサントリー生命科学財団からの募集寄稿記事です

Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 冬虫夏草由来の画期的新薬がこん平さんを救う?ーFTY720
  2. 化学素人の化学読本
  3. 第3回ITbM国際シンポジウム(ISTbM-3)、第11回平田ア…
  4. 半導体ナノ結晶に配位した芳香族系有機化合物が可視光線で可逆的に脱…
  5. ビッグデータが一変させる化学研究の未来像
  6. 活性酸素種はどれでしょう? 〜三重項酸素と一重項酸素、そのほか〜…
  7. 作った分子もペコペコだけど作ったヤツもペコペコした話 –お椀型分…
  8. ルイス酸添加で可視光レドックス触媒の機構をスイッチする

注目情報

ピックアップ記事

  1. Brevianamide Aの全合成:長年未解明の生合成経路の謎に終止符
  2. スルホニルアミノ酸を含むペプチドフォルダマーの創製
  3. 世界最大級のマススペクトルデータベース「Wiley Registry」
  4. 有機反応を俯瞰する ー芳香族求電子置換反応 その 2
  5. クリック反応を用いて、機能性分子を持つイナミド類を自在合成!
  6. ピクテ・ガムス イソキノリン合成 Pictet-Gams Isoquinoline Synthesis
  7. エントロピーの悩みどころを整理してみる その1
  8. 空気と光からアンモニアを合成
  9. 第12回慶應有機化学若手シンポジウム
  10. Pfizer JAK阻害薬tofacitinib承認勧告

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2020年4月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930  

注目情報

最新記事

水分はどこにあるのか【プロセス化学者のつぶやき】

前回まで1. 設定温度と系内の実温度のお話2. 温度値をどう判断するか3. 反応操作をし…

「MI×データ科学」コース 〜LLM・自動実験・計算・画像とベイズ最適化ハンズオン〜

1 開講期間2026年5月26日(火)、29日(金) 計2日間2 コースのねらい、特色近…

材料の数理モデリング – マルチスケール材料シミュレーション –

材料の数理モデリング概要材料科学分野におけるシミュレーションを「マルチスケール」で理解するた…

第59回天然物化学談話会@宮崎(7/8~10)

ごあいさつ天然物化学談話会は、全国の天然物化学および有機合成化学を研究する大学生…

トッド・ハイスター Todd K. Hyster

トッド・カート・ハイスター(Todd Kurt Hyster、1985年10月10日–)はアメリカ出…

“最難関アリル化”を劇的に加速する固定化触媒の開発

第 703回のスポットライトリサーチは、横浜国立大学大学院 理工学府 博士課程前期で…

「ニューモダリティと有機合成化学」 第5回公開講演会

従来の低分子、抗体だけでなく、核酸、ペプチド、あるいはその複合体(例えばADC(抗体薬物複合体))、…

溶融する半導体配位高分子の開発に成功!~MOFの成形加工性の向上に期待~

第702回のスポットライトリサーチは、関西学院大学理学部(田中研究室)にて助教をされていた秋吉亮平 …

ミン・ユー・ガイ Ming-Yu Ngai

魏明宇(Ming-Yu Ngai、1981年X月XX日–)は米国の有機化学者である。米国パデュー大学…

第55回複素環化学討論会

複素環化学討論会は、「複素環の合成、反応、構造および物性」をテーマとして、化学・薬学・農芸化学など幅…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP