[スポンサーリンク]

化学地球儀

韮崎大村美術館

[スポンサーリンク]

韮崎大村美術館は、世界的な天然物有機化学者、大村智博士によって創設された美術館です。(写真:韮崎大村美術館

概要

河川盲目症と呼ばれる感染症の特効薬・イベルメクチン発見の業績によって世界的に著名な天然物化学者・大村智博士(2015年のノーベル医学・生理学賞を受賞しました!おめでとうございます!!)。彼はまた、芸術にも造詣が深いことで知られていました。

数々の美術品を収集してきた大村氏は2007年に2億円の私費を投じ、自らの故郷である山梨県韮崎市に美術館を創設。自らのコレクション1000点余を寄贈し、初代館長も勤めました。

女子美術大学出身者をはじめとした、日本を代表する女流作家の作品を中心とした展示が行われていることが特徴です。

マップ


大きな地図で見る

参考文献

  1. Omura, S. “Microbial metabolites: 45 years of wandering, wondering and discovering” Tetrahedron 2011, 67, 6420. doi:10.1016/j.tet.2011.03.117

関連書籍

[amazonjs asin=”4120043266″ locale=”JP” title=”大村智 – 2億人を病魔から守った化学者”]

関連リンク

韮崎大村美術館 公式サイト

大村智 – Wikipedia

産学連携で北里研究所に250億円を導入した大村智博士 (発明コラム)

Avatar photo

cosine

投稿者の記事一覧

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. 大久野島毒ガス資料館
  2. ストックホルム市庁舎
  3. 合同資源上瀑工場
  4. 【温泉を化学する】下呂温泉博物館に行ってきた
  5. 科学警察研究所
  6. 春日大社
  7. Bergfriendhof (山の墓地)
  8. サントリー白州蒸溜所

注目情報

ピックアップ記事

  1. クリスチャン・ハートウィッグ Christian Hertweck
  2. 触媒的C-H酸化反応 Catalytic C-H Oxidation
  3. 富士フイルムのインフルエンザ治療薬、エボラ治療に
  4. ポンコツ博士の海外奮闘録XVI ~博士,再現性を高める②~
  5. SFTSのはなし ~マダニとその最新情報 前編~
  6. 熱化学電池の蘊奥を開く-熱を電気に変える電解液の予測設計に道-
  7. 【いまさら聞けない?】アジドの取扱いを学んでおこう!
  8. 鬼は大学のどこにいるの?
  9. 特許庁「グリーン早期審査・早期審理」の試行開始
  10. マイクロプラスチックの諸問題

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2013年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

注目情報

最新記事

岩田浩明 Hiroaki IWATA

岩田浩明(いわたひろあき)は、日本のデータサイエンティスト・計算科学者である。鳥取大学医学部 教授。…

人羅勇気 Yuki HITORA

人羅 勇気(ひとら ゆうき, 1987年5月3日-)は、日本の化学者である。熊本大学大学院生命科学研…

榊原康文 Yasubumi SAKAKIBARA

榊原康文(Yasubumi Sakakibara, 1960年5月13日-)は、日本の生命情報科学者…

遺伝子の転写調節因子LmrRの疎水性ポケットを利用した有機触媒反応

こんにちは,熊葛です!研究の面白さの一つに,異なる分野の研究結果を利用することが挙げられるかと思いま…

新規チオ酢酸カリウム基を利用した高速エポキシ開環反応のはなし

Tshozoです。最近エポキシ系材料を使うことになり色々勉強しておりましたところ、これまで関連記…

第52回ケムステVシンポ「生体関連セラミックス科学が切り拓く次世代型材料機能」を開催します!

続けてのケムステVシンポの会告です! 本記事は、第52回ケムステVシンポジウムの開催告知です!…

2024年ノーベル化学賞ケムステ予想当選者発表!

大変長らくお待たせしました! 2024年ノーベル化学賞予想の結果発表です!2…

“試薬の安全な取り扱い”講習動画 のご紹介

日常の試験・研究活動でご使用いただいている試薬は、取り扱い方を誤ると重大な事故や被害を引き起こす原因…

ヤーン·テラー効果 Jahn–Teller effects

縮退した電子状態にある非線形の分子は通常不安定で、分子の対称性を落とすことで縮退を解いた構造が安定で…

鉄、助けてっ(Fe)!アルデヒドのエナンチオ選択的α-アミド化

鉄とキラルなエナミンの協働触媒を用いたアルデヒドのエナンチオ選択的α-アミド化が開発された。可視光照…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP