[スポンサーリンク]

chemglossary

アルカロイド alkaloid

アルカロイド(alkaloid) とは、植物などに含まれる塩基性を示す化合物の総称です。”アルカリもどき”という意味です。

窒素原子を含むために、アミノ酸を直接の原料にとする場合が多いですが、そうでないもの(アンモニア由来など)も少なからずあります。また、植物からだけでなく動物性のアルカロイドも多く知られています。

アルカロイドは強い生物活性をもつものが多く、植物毒の多くはアルカロイドです。また、薬用植物の主成分もアルカロイドであることが多く、医薬品の主成分として魅力があります。例えば、マラリアの特効薬であるキニーネ、コカの木の葉を原料とした薬物であるコカイン、マチン科の植物から抽出される猛毒ストリキニーネ、海洋生物由来の初の制がん剤として期待されているエクチナサイジン類などはその代表例といえます。

アルカロイドに関するケムステ関連記事

関連書籍

外部リンク

The following two tabs change content below.
cosine

cosine

博士(薬学)。Chem-Station副代表。現在国立大学教員として勤務中。専門は有機合成化学、主に触媒開発研究。 関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。 素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. ノーベル化学賞 Nobel Prize in Chemistry…
  2. 血液―脳関門透過抗体 BBB-penetrating Antib…
  3. クライン・プレログ表記法 Klyne-Prelog Nomenc…
  4. リピンスキーの「ルール・オブ・ファイブ」 Lipinski…
  5. 特殊ペプチド Specialty Peptide
  6. 活性ベースタンパク質プロファイリング Activity-Base…
  7. フラストレイティド・ルイスペア Frustrated Lewis…
  8. メビウス芳香族性 Mobius aromacity

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. ノーベル賞の合理的予測はなぜ難しくなったのか?
  2. 環化異性化反応 Cycloisomerization
  3. 「重曹でお掃除」の化学(その1)
  4. イミンを求核剤として反応させる触媒反応
  5. ベン・シェンBen Shen
  6. 積水化学、工業用接着剤で米最大手と提携
  7. カンファー(camphor)
  8. 分子振動と協奏する超高速励起子分裂現象の解明
  9. リチウムイオン電池製造の勘どころ【終了】
  10. 有機反応を俯瞰する ーシグマトロピー転位

関連商品

注目情報

注目情報

最新記事

トーマス・レクタ Thomas Lectka

トーマス・レクタ (Thomas Lectka、19xx年xx月x日(デトロイト生)-)は、米国の有…

有機合成化学協会誌2017年12月号:四ヨウ化チタン・高機能金属ナノクラスター・ジシリルベンゼン・超分子タンパク質・マンノペプチマイシンアグリコン

2017年も残すところあとわずかですね。みなさまにとって2017年はどのような年でしたでしょうか。…

イミデートラジカルを経由するアルコールのβ位選択的C-Hアミノ化反応

オハイオ州立大学・David A. Nagibらは、脂肪族アルコールのラジカル関与型β位選択的C(s…

翻訳アルゴリズムで化学反応を予測、IBMの研究者が発表

有機化学を原子や分子ではなく、単語や文と考えることで、人工知能(AI)アルゴリズムを用いて化学反応を…

細胞をつなぐ秘密の輸送路

細胞から細く長く伸びるワイヤー状の管。サイトネームやトンネルナノチューブと呼ばれるこの管は、離れた細…

IGZO

インジウム (Indium) 、ガリウム (Gallium) 、亜鉛 (Zinc) 、酸素 (Oxy…

Chem-Station Twitter

PAGE TOP