[スポンサーリンク]

世界の化学者データベース

マット・フランシス Matthew B. Francis

マシュー・B・フランシス(Matthew B. Francis、1971年xx月xx日(Ohio,米国生まれ)-)は、アメリカの化学者である。カリフォルニア大学バークリー校教授。(写真:UC Berkeley HPより)

経歴

1994 マイアミ大学 卒業
1994-1999 ハーバード大学化学科 博士号取得 (Eric Jacobsen教授)
1999-2001 カリフォルニア大学バークリー校Miller Institute for Basic Research in Science 博士研究員(Jean Fréchet教授)
2001- カリフォルニア大学バークリー校に勤務。
現在 The T.Z. and Irmgard Chu Distinguished Professor in Chemistry

受賞歴

2001 Camille and Henry Dreyfus Foundation New Faculty Award
200x NSF Career Award
200x GlaxoSmithKline Young Investigator Award
200x Noyce Prize for Excellence in Undergraduate Teaching
2009 University Distinguished Teaching Award

研究業績

新規タンパク質生体共役反応の開発と機能性材料への応用

酸化的活性化される試薬や遷移金属触媒を用いて、数々の位置選択的タンパク質修飾反応を開発した。この領域における先駆的成果を多く上げる化学者の一人である[1-3]。

MB_Francis_3

また新規修飾反応を用いて合成される人工タンパク質を、機能性材料へ応用する研究にも取り組んでいる[4]。例えば以下はウィルスキャプシドの人工化学修飾により新しいcore/shell材料を作ろうとする試みである。

MB_Francis_1

関連文献

  1. “Choosing an effective protein bioconjugation strategy” Stephanopoulos,N.; Francis, M. B. Nat. Chem. Biol. 2011, 7, 876. doi:10.1038/nchembio.720
  2. “Development of Oxidative Coupling Strategies for Site-Selective Protein Modification” ElSohly, A. M.; Francis, M. B. Acc. Chem. Res. 2015, 48, 1971. DOI: 10.1021/acs.accounts.5b00139
  3. “One-step site-specific modification of native proteins with 2-pyridinecarboxyaldehydes” MacDonald, J. I.; Munch,H. K.; Moore, T.; Francis, M. B. Nat. Chem.Biol. 2015, 11, 326. doi:10.1038/nchembio.1792
  4. “Using Synthetically Modified Proteins to Make New Materials” Witus, L. S.; Francis, M. B. Acc. Chem. Res. 2011, 44, 774. DOI: 10.1021/ar2001292

関連動画

関連書籍

関連リンク

The following two tabs change content below.
cosine

cosine

博士(薬学)。Chem-Station副代表。現在国立大学教員として勤務中。専門は有機合成化学、主に触媒開発研究。 関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。 素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. 前田 浩 Hiro Maeda
  2. アーウィン・ローズ Irwin A. Rose
  3. 向山 光昭 Teruaki Mukaiyama
  4. ヴェンキィ・ラマクリシュナン Venkatraman Ramak…
  5. ルーベン・マーティン Ruben Martin
  6. 天野 浩 Hiroshi Amano
  7. デイヴィット・ベイカー David Baker
  8. 黎书华 Shuhua Li

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. 2007年秋の褒章
  2. 2009年7月人気化学書籍ランキング
  3. 三菱化学:子会社と持ち株会社設立 敵対的買収を防ぐ狙い
  4. 文具に凝るといふことを化学者もしてみむとてするなり⑪:どっちもクリップの巻
  5. ADC薬基礎編: 着想の歴史的背景と小分子薬・抗体薬との比較
  6. 骨粗鬆症、骨破壊止める化合物発見 理研など新薬研究へ
  7. 食品アクリルアミド低減を 国連専門委「有害の恐れ」
  8. 「ELEMENT GIRLS 元素周期 ~聴いて萌えちゃう化学の基本~」+その他
  9. アルカロイドの大量生産
  10. スケールアップのポイント・考え方とトラブル回避【終了】

関連商品

注目情報

注目情報

最新記事

ルミノール誘導体を用いるチロシン選択的タンパク質修飾法

2015年、東京工業大学・中村浩之らは、ルミノール誘導体と鉄-ポルフィリン複合体(ヘミン)を用い、チ…

酵素触媒によるアルケンのアンチマルコフニコフ酸化

酵素は、基質と複数点で相互作用することにより、化学反応を厳密にコントロールしています。通常のフラ…

イオンの出入りを制御するキャップ付き分子容器の開発

第124回のスポットライトリサーチは、金沢大学 理工研究域物質化学系錯体化学研究分野(錯体化学・超分…

リチウムイオン電池の課題のはなし-1

Tshozoです。以前リチウムイオン電池に関するトピックを2つほど紹介した(記事:リチウムイ…

アルコールをアルキル化剤に!ヘテロ芳香環のC-Hアルキル化

2015年、プリンストン大学・D. W. C. MacMillanらは、水素移動触媒(HAT)および…

三種類の分子が自発的に整列した構造をもつ超分子共重合ポリマーの開発

第123回のスポットライトリサーチは、テキサス大学オースティン校博士研究員(Jonathan L. …

Chem-Station Twitter

PAGE TOP