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「花粉のつきにくいスーツ」登場

接触角花粉症のシーズン到来にあわせて、富山市のデパートにこのほど「花粉のつきにくいスーツ」が登場し、買い物に訪れる人の間で話題になっています。スーツがお目見えしたのは富山大和の紳士服売り場です。

このスーツはこれまで生地の表面を加工するだけだった撥水加工を繊維の一本一本に浸透させることで水や油をはじく機能が高めていてさらにほこりや花粉がつきにくくなっています。(引用:インターネットKNB)

 

 

 

テフロン(テトラフルオロエチレン樹脂)加工でしょうか?一概に水をはじく、撥水といってもその効果に差があります。ですので撥水性の評価のひとつとして接触角があります。接触角(contact angle)とは固体表面と液滴間の角度のことをいい、接触角が大きいほど一般的に撥水性があるというんですね。

 

ところで、撥水という言葉はよく車のフロントガラスで使われますね。撥水コーティング剤(フッ素系のポリマー樹脂が一般的)を塗布すると、雨の液滴が撥水効果によって水をはじき、走っているため水滴がころころと飛んでいってくれます。逆にサイドミラーなんかは走っていても風が当たらないので、撥水性があると水滴が邪魔なので全く見えません。そういうときは親水性のコーティング剤(最近二酸化チタン光触媒を用いたものが利用されています。)を用いると親水効果により水の膜を形成しみやすくなるんです。

 

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Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院准教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

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