[スポンサーリンク]

odos 有機反応データベース

ソープ・チーグラー反応 Thorpe-Ziegler Reaction

[スポンサーリンク]

 

概要

脂肪族ニトリルは塩基触媒条件下にて縮合を起こし、二量化したエナミンを生じる。Claisen縮合のニトリル版とも言える。

 

基本文献

  • Baron, H.; Remfry, F. G. P.; Thorpe, Y. F. J. Chem. Soc. 1904, 85, 1726.
  •  Karl Ziegler et al. Ann. 1933, 504, 94.
  •  Schaefer, J. P.; Bloomfield, J. J. Org. React. 1967, 15, 1.

 

反応機構

Thorpe_Ziegler_2.gif

反応例

 

実験手順

 

実験のコツ・テクニック

 

参考文献

 

関連反応

 

関連書籍

 

外部リンク

Avatar photo

cosine

投稿者の記事一覧

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. ライマー・チーマン反応 Reimer-Tiemann React…
  2. 福山クロスカップリング Fukuyama Cross Coupl…
  3. ウルフ・デッツ反応 Wulff-Dotz Reaction
  4. クレメンゼン還元 Clemmensen Reduction
  5. 衣笠反応 Kinugasa Reaction
  6. リード反応 Reed Reaction
  7. ロゼムンド・リンドセー ポルフィリン合成 Rothemund-L…
  8. 一重項酸素 Singlet Oxygen

注目情報

ピックアップ記事

  1. (S)-5-(ピロリジン-2-イル)-1H-テトラゾール:(S)-5-(Pyrrolidin-2-yl)-1H-tetrazole
  2. リチウムイオン電池 電解液の開発動向と高機能化
  3. LG化学がグローバルイノベーションコンテストを開催へ
  4. ロバート・レフコウィッツ Robert J. Lefkowitz
  5. 堀場雅夫 Masao Horiba  
  6. 【書籍】合成化学の新潮流を学ぶ:不活性結合・不活性分子の活性化
  7. ミズロウ・エヴァンス転位 Mislow-Evans Rearrangement
  8. 第30回 弱い相互作用を活用した高分子材料創製―Marcus Weck教授
  9. スイスに留学するならこの奨学金 -Swiss Government Excellence Scholarshipsー
  10. 危険物データベース:第4類(引火性液体)

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2012年12月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

注目情報

最新記事

三脚型トリプチセン超分子足場を用いて一重項分裂を促進する配置へとペンタセンクロモフォアを集合化させることに成功

第634回のスポットライトリサーチは、 東京科学大学 物質理工学院(福島研究室)博士課程後期3年の福…

2024年の化学企業グローバル・トップ50

グローバル・トップ50をケムステニュースで取り上げるのは定番になっておりましたが、今年は忙しくて発表…

早稲田大学各務記念材料技術研究所「材研オープンセミナー」

早稲田大学各務記念材料技術研究所(以下材研)では、12月13日(金)に材研オープンセミナーを実施しま…

カーボンナノベルトを結晶溶媒で一直線に整列! – 超分子2層カーボンナノチューブの新しいボトムアップ合成へ –

第633回のスポットライトリサーチは、名古屋大学理学研究科有機化学グループで行われた成果で、井本 大…

第67回「1分子レベルの酵素活性を網羅的に解析し,疾患と関わる異常を見つける」小松徹 准教授

第67回目の研究者インタビューです! 今回は第49回ケムステVシンポ「触媒との掛け算で拡張・多様化す…

四置換アルケンのエナンチオ選択的ヒドロホウ素化反応

四置換アルケンの位置選択的かつ立体選択的な触媒的ヒドロホウ素化が報告された。電子豊富なロジウム錯体と…

【12月開催】 【第二期 マツモトファインケミカル技術セミナー開催】 題目:有機金属化合物 オルガチックスのエステル化、エステル交換触媒としての利用

■セミナー概要当社ではチタン、ジルコニウム、アルミニウム、ケイ素等の有機金属化合物を“オルガチッ…

河村奈緒子 Naoko Komura

河村 奈緒子(こうむら なおこ, 19xx年xx月xx日-)は、日本の有機化学者である。専門は糖鎖合…

分極したBe–Be結合で広がるベリリウムの化学

Be–Be結合をもつ安定な錯体であるジベリロセンの配位子交換により、分極したBe–Be結合形成を初め…

小松 徹 Tohru Komatsu

小松 徹(こまつ とおる、19xx年xx月xx日-)は、日本の化学者である。東京大学大学院薬学系研究…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP