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転職を成功させる「人たらし」から学ぶ3つのポイント

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転職活動を始めた場合、まずは自身が希望する職種、勤務地、年収などの条件を元にインターネットで求人を検索するのが一般的です。一方、長年多くの転職者を見ていると、なぜか転職活動を積極的にしていないのに、結果的に希望どおりの転職をしていく人が一定層存在します。その場合、良いタイミングで良い仕事のオファーがあり、条件が現状より良くなり、ポジションも上がっていることがほとんどです。そうした人たちにインタビューして気づいたことは、共通して「人たらし」であるということです。「人たらし」というのは、悪い意味で使われることもありますが、ここでは不思議と惹きつけられる雰囲気をもった人というポジティブな意味合いです。これまで知り合った「人」を通して、「この人と仕事をしたら面白そう」という感情を抱かせたからこそ、転職市場に出回らない仕事がきています。そのような人の基本的なスタンスは、学生時代や仕事を通して出会った人と、卒業や転職を経てコミュニティが変わった後も、緩やかな関わりを持っているということです。インタビューしたうちの一人は、「一緒に一定の期間生活したり、仕事をしたりした相手なので、どういう人か分かっている。必ずしも考え方が同じというわけではなく、自分が持っていないものを持っている人や、単純に興味があってまた会いたい人とは、そこで疎遠になるのは勿体ないと思う」と話していました。

今回は、そうした「人たらし転職」における、人間関係のつくり方に焦点を当ててみていきたいと思います。

 

1.仕事の元同僚、上司編

一緒に仕事をしたことがある仲間というのは、トラブルや困難をともに乗り越えたり、相談したりと、お互いの仕事に対する考え方を間近で見ているので、仕事上の信頼ができる相手かどうかを最も判断しやすい関係といえます。そのため、元同僚や上司を通じて転職するケースや、有益な情報を得ることはよくあります。特に同じ研究職等のポジションであれば、既に転職した元同僚や上司から転職先のリアルな状況が聞けたり、会社選びに関するアドバイスを受けたりすることが出来ます。そうした関係性を築くために職場で行っていたことを聞いてみると、「別の部署や部門も含めて、成果をあげていて、評判がいい人には話しかけに行きます。お茶したり、ランチに誘ったりしますね。ストレートに『成果を出していると聞いたので、是非話を聞かせてください』とか、『仕事で相談にのってもらいたい』とお願いにいきます。その時点で打算があるわけではないですが、成果がでている人のまわりに、人も情報も集まるのは経験上間違いないです」とのこと。現職で信頼され、仕事が順調な人ほど、今よりもステップアップしたポジションやよい条件で転職していく可能性は高く、今後の相談相手としては心強いはずです。

定期的に誘ったり、話しかけたりするのが苦手な人はどうすれば良いか聞いてみたところ「ショートメッセージやLineでの接触回数を増やすことです。例えば、『前に勧めてもらった本読みました。面白かったです』とか『(相手が関係している)X社のプロジェクト順調だと聞きました。また話聞かせてください』とか、相手に負担にならない程度の軽い連絡はおすすめです」とアドバイスをくれました。

 

2.学生時代の友人編

学生時代の友人となると、卒業後数年は頻繁に会っていたが、結婚や転職などを経て徐々に疎遠になってしまうケースは多いのではないかと思います。当時仲が良かった友人であっても、仕事観や人生のプライオリティに違いがでてくることで話が合わなくなったり、自分より良いポジションや収入を得ていることへの嫉妬や劣等感が生まれたり、そのような感情を抱き、疎遠になる時期があっても良いと思います。先日、いわゆる「人たらし」タイプの40代の経営者の男性にお会いした際、自社の顧問弁護士は高校の同級生だと教えて頂きました。その方も卒業後数年は仕事が忙しく、同級生の集まりにも行っていなかったそうですが、たまたま数年前に誘われた同窓会でその弁護士の友人と再会、個人的な付き合いがはじまったそうです。「学生のとき同じグループにいましたが、2人で会うほど親しいわけではなかったです。どちらかというとお互い我が道をいくタイプで、気が合いそうにないと思っていました。卒業後20年たって改めて話してみると、色んな経験を経てベクトルが同じだし、直感的に『彼と一緒に仕事をすることになりそうだな』と思いました。なので、そこから数年間の付き合いを経て、今は良きパートナーです」とのこと。卒業後には疎遠になってしまった友人も、数年を経て変化しており、「お互いの違いを受け入れつつ、素直に相手の良いところを認められるようになった」とお話をされていました。数年合っていない友人にコンタクトをとるのは勇気がいりますが、同窓会に参加してみたり、年末年始の帰省時に連絡をとったり、年賀状をだしてみるなど、改めて昔の友人に連絡をとってみるのも良いかもしれません。

 

3. 転職エージェントのコンサルタント編

最近では病気が発覚してからではなく、予防や対策の段階から相談できるような「かかりつけ医」をもつことが勧められていますが、転職も同様です。職場での不満をため込んで体調を崩し、「どこでも良いから転職したい」「もう仕事を辞めたからすぐ働けるところを紹介してほしい」という切羽詰まった状態で相談を頂くより、現状に満足していて、元気な状態なときにお話を聞かせて頂いた方がより前向きなご相談ができるのではないかと思います。転職することを決めてから転職エージェントに相談に行くものだと思われがちですが、もっと早くに信頼できるコンサルタントを見つけておくことをおすすめします。相談時に「今すぐに転職予定はないが、今後のために相談をしておきたい」という趣旨を伝えれば問題ありませんし、自身の専門分野に詳しい方をリクエストすることも可能です。その中でもコンサルタントとの相性も重視し、相談に乗って頂けそうな方を見極めておくことが重要です。実際に、最近転職が決まった方は、はじめて転職エージェントのコンサルタントと面談したのは1年以上前でした。製薬企業の30代の研究企画の仕事をされており、はじめはコンサルタントから業界情報や採用情報をもらう程度で、月に1~2回メールのやり取りをしたり、時間があればカフェで近況をアップデートしたりするような感じのつきあいをしていたそうです。「社外に仕事の相談ができる相手がいるのは良かったです。転職の相談は社内の人間にはし辛いですし。何度かやりとりしていく中で、今回の転職先企業を担当しているコンサルタントと引き合わせてもらいました。エージェントといってもただ求人情報を送りつけてくるのでなく、自分の考え方や方向性を伝え、それを理解してくれたことが良かったです」とのこと。同僚や友人と同様、転職エージェントのコンサルタントと関係性をつくり、自分のパートナーにしていくことは有効です。

 

転職を成功させる「人たらし」から学ぶ3つのポイント

  1. 仕事の元同僚、上司編
  2. 学生時代の友人編
  3. 転職エージェントのコンサルタント編

*本記事はLHH転職エージェントによる寄稿記事です。これまでの寄稿記事はこちら

 

LHH転職エージェント(アデコ株式会社)は、中途採用のための転職エージェント。
20代、30代、40代の決定実績が豊富です。
化学系技術職においては、研究・開発、評価、分析、プロセスエンジニア、プロダクトマネジメント、製造・生産技術、生産管理、品質管理、工場管理職、設備保全・メンテナンス、セールスエンジニア、技術営業、特許技術者などの求人があります。
転職コンサルタントは、企業側と求職者側の両方を担当する360度式。
「技術のことをよくわかってもらえない」「提案が少ない」「企業側の様子がわからない」といった不安の解消に努めています。


 

 

 

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Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

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