[スポンサーリンク]

ケムステVシンポ

第26回ケムステVシンポ「創薬モダリティ座談会」を開催します!

[スポンサーリンク]

 

※ 本シンポジウムは盛会に終了しました。動画アーカイブを全編公開中です。ぜひ YouTube ケムステチャンネルにご登録のうえ、ご視聴ください。

2022年度の第2弾となる第26回 V シンポのテーマは「創薬モダリティ」です!

創薬におけるモダリティという言葉は、ここ数年で広く浸透してきました。便利な言葉でもありますが、未だに感覚を掴みにくいと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか (モダリティについての解説は参考記事をご覧ください)。
ケムステでは創薬化学をテーマとした V シンポを第 13 回第 20 回 と過去 2 回開催して参りました。今回はやや切り口を変え、一つのシンポジウム内で複数のモダリティを扱い、それぞれの差異と類似性を認識することでモダリティごとの創薬の理解に貢献できないか? という発想のもと開催を決定しました。

本Vシンポでは、各種モダリティの中から特にケミストとの関連が大きい3つ、すなわち低分子中分子 (天然物)タンパク質分解誘導剤をチョイスし、それぞれ第一線で活躍されているアカデミア創薬研究者にご講演をお願いしました!

低分子の特性を余すことなく活かした最先端の創薬研究について大阪大学の伊藤幸裕先生に、PROTAC®などで有名なタンパク質分解誘導剤を用いた神経変性疾患治療のお話を東北大学の友重秀介先生に、ペプチド系天然物に代表される中分子の現在・未来について北海道大学の勝山彬先生にご講演いただきます。

今回は特別企画として、普段のシンポジウム形式の講演に加え、講師+ファシリテーター・モデレーターによるパネルディスカッションを行います! テーマはズバリ「アカデミアで推進すべきモダリティとは?」です。アカデミア創薬の第一線で活躍される先生方の各種モダリティに関するビジョンとは!? ぜひお楽しみに!

実施概要

第26回ケムステVシンポジウム
「創薬モダリティ座談会

対象:誰でも

開催日:2022 年 6 月 24 日 (金)

講演会:18:30-21:00(1 名あたり講演 25 分+質疑応答 5 分程度を目安、各講演間に協賛企業からのお知らせ 5 分程度、講演終了後にパネルディスカッション 25 分を予定)

会場:オンライン(講演者は Zoom 使用・YouTubeライブ の限定 URL 配信)

定員:先着 1500 名(途中参加・退出自由)

言語:日本語

参加費:無料

講演者


1. 伊藤 幸裕 先生(大阪大学産業科学研究所 准教授)
「「化学」的発想に基づく創薬化学研究(仮)」
モダリティ: 低分子

2. 友重 秀介 先生(東北大学大学院生命科学研究科 助教)
「タンパク質分解誘導に基づいた神経変性疾患に対する創薬の試み」
モダリティ: タンパク質分解誘導剤

3. 勝山 彬 先生(北海道大学大学院薬学研究院 助教)
「ペプチド系天然物の全合成と創薬化学研究」
モダリティ: 天然物・中分子

 

参加登録:Connpass利用ガイドはこちら

Connpassイベントページで行ってください・開始15分前(18:15)まで受付

参加登録はこちら

参加登録して URL さえゲットすれば、YouTube Live に間に合わなくても数日間タイムシフト視聴できます。

Twitterハッシュタグ#ケムステVシンポ

主催Chem-Station

協賛東京化成工業株式会社/ メルク株式会社/ 株式会社島津製作所

ファシリテーター
安田 大輔 (大阪医薬大・薬 助教)

モデレーター
清川 慎介        (香港科技大学 大学院生)
海東 和麻    (九工大・情報工 研究員)
本田 麻里子 (横国大・理工 学部生)

ご質問・ご感想はYouTubeのチャットで受け付けています。活発な質疑討論に是非ご参加下さい!

動画アーカイブ

開会の様子です。YouTube ケムステチャンネルでは全編公開中ですので、ぜひチャンネル登録のうえご視聴ください!

協賛企業からのお知らせ

お願い:本Vシンポは協賛企業の支援を受けて完全無料で運営しています。ぜひ協賛企業のウェブサイトをご訪問ください。

東京化成工業

東京化成工業は,「試薬を通じて社会貢献する」を企業理念に,グローバルビジネスを展開する試薬メーカーです。科学技術の進歩に対応し,皆様のニーズに対応するため,日々新たな製品の開発に取り組んでいます。弊社パンフレットを以下リンク先でpdfファイルとしてご提供しています。
以下リンク先からダウンロードしてご利用ください。
https://www.tcichemicals.com/JP/ja/support-download/brochures/categorized_brochures_1

Merck

6/21 ウェビナー:標的タンパク質分解誘導と創薬】
東京大学 内藤幹彦先生によるウェビナー登録受付中 → https://bit.ly/392bvod_CWS

【標的タンパク質分解誘導化合物カタログ】
PROTAC®/SNIPERなど分解誘導化合物合成用ビルディングブロックや、多数のリンカー類を掲載
→ https://bit.ly/3NbJR75_protacs
【Novabiochem 固相合成ハンドブック】
ペプチド合成研究者の皆様には「バイブル」として長年親しまれているハンドブック
→ https://bit.ly/3ajd3dz_peptide

島津製作所

島津製作所は145周年以上の歴史を持つ老舗分析計測機器メーカーです。人々の願いを実現し、社会に貢献するためにこれからも挑戦を続けていきます。 素人から玄人の方までご満足いただける、分析計測技術に関するWebinar動画を公開中!会員制サービス「Shim-Solutions Club」に是非ご登録下さい!(登録無料)→詳しくはこちら

予習でVシンポをより楽しめる!? 創薬関連記事

創薬におけるモダリティの意味と具体例
Undruggable Target と PROTAC
MEDCHEM NEWS 31-1号「低分子創薬」
創薬における中分子

予習でVシンポをより楽しめる!? 関連書籍

[amazonjs asin=”4807920189″ locale=”JP” title=”次世代医薬とバイオ医療”] [amazonjs asin=”B08G4H9L1P” locale=”JP” title=”実験医学 2020年9月号 Vol.38 No.14 実験にも創薬にも使える!プロテインノックダウン”] [amazonjs asin=”B08MSFDQDW” locale=”JP” title=”別冊医学のあゆみ エピジェネティクスと疾患雑誌”] [amazonjs asin=”475981387X” locale=”JP” title=”天然有機化合物の全合成:独創的なものづくりの反応と戦略 (CSJカレントレビュー)”]
Avatar photo

DAICHAN

投稿者の記事一覧

創薬化学者と薬局薬剤師の二足の草鞋を履きこなす、四年制薬学科の生き残り。
薬を「創る」と「使う」の双方からサイエンスに向き合っています。
しかし趣味は魏志倭人伝の解釈と北方民族の古代史という、あからさまな文系人間。
どこへ向かうかはfurther research is needed.

関連記事

  1. ICMSE International Conference o…
  2. ニコラウ祭り
  3. 第25回ケムステVシンポ「データサイエンスが導く化学の最先端」を…
  4. 鉄錯体による触媒的窒素固定のおはなし-2
  5. 第43回ケムステVシンポ「光化学最前線2024」を開催します!
  6. 第4回ICReDD国際シンポジウム開催のお知らせ
  7. 同位体効果の解釈にはご注意を!
  8. ヒト胚研究、ついに未知領域へ

注目情報

ピックアップ記事

  1. 触媒的不斉交差ピナコールカップリングの開発
  2. ワイス反応 Weiss Reaction
  3. 【速報】2015年ノーベル化学賞は「DNA修復機構の解明」に!
  4. あなたの体の中の”毒ガス”
  5. ペンタレネン Pentalenene
  6. 変幻自在にジアゼンへ!アミンを用いたクロスカップリングの開発
  7. 日本ゼオンのイノベーションに関する活動
  8. 化学合成で「クモの糸」を作り出す
  9. ナノってなんナノ?~日本発の極小材料を集めてみました~
  10. 有機化学イノベーション: ひらめきと直観をいかにして呼び込むか

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2022年6月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930  

注目情報

最新記事

Nature誌が発表!!2025年注目の7つの技術!!

こんにちは,熊葛です.毎年この時期にはNature誌で,その年注目の7つの技術について取り上げられま…

塩野義製薬:COVID-19治療薬”Ensitrelvir”の超特急製造開発秘話

新型コロナウイルス感染症は2023年5月に5類移行となり、昨年はこれまでの生活が…

コバルト触媒による多様な低分子骨格の構築を実現 –医薬品合成などへの応用に期待–

第 642回のスポットライトリサーチは、武蔵野大学薬学部薬化学研究室・講師の 重…

ヘム鉄を配位するシステイン残基を持たないシトクロムP450!?中には21番目のアミノ酸として知られるセレノシステインへと変異されているP450も発見!

こんにちは,熊葛です.今回は,一般的なP450で保存されているヘム鉄を配位するシステイン残基に,異な…

有機化学とタンパク質工学の知恵を駆使して、カリウムイオンが細胞内で赤く煌めくようにする

第 641 回のスポットライトリサーチは、東京大学大学院理学系研究科化学専攻 生…

CO2 の排出はどのように削減できるか?【その1: CO2 の排出源について】

大気中の二酸化炭素を減らす取り組みとして、二酸化炭素回収·貯留 (CCS; Carbon dioxi…

モータータンパク質に匹敵する性能の人工分子モーターをつくる

第640回のスポットライトリサーチは、分子科学研究所・総合研究大学院大学(飯野グループ)原島崇徳さん…

マーフィー試薬 Marfey reagent

概要Marfey試薬(1-フルオロ-2,4-ジニトロフェニル-5-L-アラニンアミド、略称:FD…

UC Berkeley と Baker Hughes が提携して脱炭素材料研究所を設立

ポイント 今回新たに設立される研究所 Baker Hughes Institute for…

メトキシ基で転位をコントロール!Niduterpenoid Bの全合成

ナザロフ環化に続く二度の環拡大というカスケード反応により、多環式複雑天然物niduterpenoid…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP