[スポンサーリンク]

ケムステニュース

パーキンソン病治療の薬によりギャンブル依存に

Mirapexパーキンソン病の治療薬の影響でギャンブルを止められなくなったとして、オンタリオの男性がファイザーなどの製薬会社2社を相手に訴訟を申し立てている。
申し立てでは、製薬会社が強迫神経症との関連性があるとされるMirapexと呼ばれる薬に関し、そのリスクを十分に伝えないまま、患者に使用を強く薦めたと主張している。
男性は1996年にパーキンソン病と診断され、1999年に症状緩和のためMirapexの使用を開始。薬の使用を開始してからギャンブルに依存するようになったが、薬の使用を止めた以降はそのような依存がなくなったとしている。(引用:
Mapletown

 

すごい話ですね。確かに薬にはなんらかの副作用がつきものですが、日本では考えられない話です。こないだもちょっと違いますが、ドイツでコーラとチョコを毎日飲み食いしていたら体重が100キロ超え、糖尿病になったという男性の判決がでました。敗訴でしたが。

 

ところで、パーキンソン(Parkinson)病は手がふるえて、身体が固くなり、次第に動けなくなる原因不明の病気ですが、脳内のドーパミンという物質が患者の場合はやく減少していることがわかりました。MIRAPEX(プラミペキソール)は新しいドーパミン作用薬でパーキンソン病の治療薬です。この治療分野では世界一の売上をあげています。

関連書籍
 

パーキンソン病 最新治療と生活法
 
「薬」「運動」「日常生活の工夫」が治療の3本柱
病気の正しい知識と対処法を神経内科の名医が詳しく解説。

 

 
パーキンソン病―最新の薬物療法をくわしく解説、リハビリテーションと日常生活のケア

 
脳にある「黒質」という組織の細胞が徐々に変成していって起こる「パーキンソン病」。パーキンソン病の症状、検査と診断、症状が進んだときの対処法、最新の薬物療法等の治療のガイドラインなどをわかりやすく解説。
 
関連リンク
 
パーキンソン病について
 
抗パーキンソン病薬

The following two tabs change content below.
webmaster
Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. メラノーマ治療薬のリード化合物を発見
  2. 2011年10大化学ニュース【後編】
  3. 東亜合成と三井化学、高分子凝集剤の事業統合へ
  4. 夏:今年もスズメバチ防護服の製造ピーク
  5. 「イオンで農薬中和」は不当表示・公取委、米販2社に警告
  6. 同仁化学研、ビオチン標識用キットを発売
  7. リアル「ブレイキング・バッド」!薬物製造元教授を逮捕 中国
  8. 2009年ノーベル賞受賞者会議:会議の一部始終をオンラインで

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. エリック・ジェイコブセン Eric N. Jacobsen
  2. コンプラナジンAの全合成
  3. 未解明のテルペン類の生合成経路を理論的に明らかに
  4. ニュースタッフ参加
  5. インドールの触媒的不斉ヒドロホウ素化反応の開発
  6. Chemical Science誌 創刊!
  7. ついったー化学部
  8. 色素増感太陽電池の 実用化に向けたモジュール製造/セル作製技術【終了】
  9. 緑色蛍光タンパク質を真似してRNAを光らせる
  10. バイオ触媒によるトリフルオロメチルシクロプロパンの不斉合成

関連商品

注目情報

注目情報

最新記事

鉄カルベン活性種を用いるsp3 C-Hアルキル化

2017年、イリノイ大学 M. Christina Whiteらは鉄フタロシアニン触媒から生成するメ…

「生合成に基づいた網羅的な天然物全合成」—カリフォルニア大学バークレー校・Sarpong研より

「ケムステ海外研究記」の第19回目は、向井健さんにお願いしました。向井さんはカリフォルニア大…

研究者向けプロフィールサービス徹底比較!

研究者にとって、業績を適切に管理しアピールすることは重要です。以前にも少し触れましたが、科研費の審査…

天然有機化合物の全合成:独創的なものづくりの反応と戦略

概要生物活性天然有機化合物(天然物)は生命の40億年にわたる進化によって選択された高機能分子…

細菌を取り巻く生体ポリマーの意外な化学修飾

地球上に最もたくさんある有機化合物は何でしょう?それは、野菜や果物、紙、Tシャツ、木材、etc…身の…

有機分子触媒ーChemical Times特集より

関東化学が発行する化学情報誌「ケミカルタイムズ」。年4回発行のこの無料雑誌の紹介をしています。…

Chem-Station Twitter