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2017卒大学生就職企業人気ランキングが発表

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マイナビは5月12日、「2017年卒マイナビ大学生就職企業人気ランキング」調査結果を発表した。この調査は1978年以来毎年実施しているもので、有効回答数は今回初めて3万人を超え(3万3,630名)、過去最多となった。調査は3月1日~4月20日、就職情報サイト「マイナビ2017」上、郵送、「マイナビ就職EXPO」等イベント会場で行われた。

理系総合ランキングは、1位味の素、2位東日本旅客鉄道(JR東日本)、3位資生堂、4位トヨタ自動車、5位サントリーホールディングス、6位カゴメ、7位明治グループ(明治・Meiji Seika ファルマ)、8位NTTデータ、9位山崎製パン、10位ソニーで味の素が2011年卒調査以来6年ぶりのトップに返り咲いた。(マイナビニュース5月12日)

 

化学企業の動向

化学に関連した企業を見ていくと、多くの食品企業がラインクインしています。

食品は、普段から関わりの高い業種であるため、人気が集中するようです。ただ、技術職の採用を目指すにしても、化学、生物学、栄養学など幅広い専攻の学生が応募してくるため、非常に狭き門になっています。

製薬では、15位にアステラス製薬、49位に第一三共、67位に大塚製薬、83位に武田薬品工業と中外製薬がランクインしています。製薬業は、薬学系専攻の学生の主戦場であるほか、天然物化学、生物学を専攻する学生が希望する業種のためこのランキングにランクインしていようです。

純粋な化学企業としては、東レが46位、富士フイルムが88位、旭化成が96位にランクインしています。三社ともランクを大きく落としているほか、化学系メーカーのラインクインの少なさに驚きました。化学企業の凋落がうかがえます。

 

会社を選ぶにあたって

誰もが有名な大企業に入りたいという気持ちを持っていますが、規模が大きくなくても素晴らしい会社はたくさんあり、規模だけでなく自分の興味を持っていることができそうな企業を見つけて欲しいと思います。

また、外資系企業もあまりランクインいません。日本ではあまり知られていないけど、海外では超有名な企業も新卒採用をしていることもあるので、世界で活躍したい人にはおすすめの選択肢です。

日本でのみ最も重要な”新卒”就活は一度きりですので、活動中の学生さんは悔いのないように就活を頑張り、周りの人はそれを”温かく”見守ってもらいたいと思います。

 

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ただの会社員です。某企業で化学製品の商品開発に携わっています。社内でのデータサイエンスの普及とDX促進が個人的な野望です。

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