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脂肪燃やすアミノ酸に効果 「カルニチン」にお墨付き

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カルニチン「脂肪を燃やす」としてダイエット食品などに使われ始めたアミノ酸の一種「カルニチン」が、実際に脂肪の燃えやすい体をつくることを、広島女学院大学生活科学部嶋津孝教授らの研究グループが実験動物のラットで確認した。

 カルニチンは、日本では2002年に食品としての使用が認められ、健康食品メーカーが相次ぎサプリメント(栄養補助食品)を商品化しているが、ダイエット効果があるという“お墨付き”がでたことで人気に火がつきそうだ。 (引用:
フジサンケイビジネスアイ

 

カルニチン(carnitine)はメチオニンとリジンから主に肝臓や腎臓(一部脳で)で1日100mg程度生合成される アミノ酸の仲間です。

今回の実験ではラットにカルニチンを与えると、コレステロール量の低下、内臓脂肪の蓄積や体重増加も抑えられたそうです。

 

人気にけちをつけるわけではないでなく知りたいということなのですが、いまいち納得できません。例えば、人間とラットには種差がありますし、どのくらいの量を投与しているわからない。人間の量にしたらどのくらいになるのでしょう?また、このカルニチンがどのように「脂肪の燃えやすい体」(?)を作るのか?その生理活性発現機構は?そのひとつのパスを抑えただけで「痩せる」というのは言い過ぎではないのか?

 

この話とは異なりますが、統計的なデータ、例えば何々を週1回以上食べている人は~にかかりやすい、かかりにくいというのもどうなんでしょう?

 

判断難しいですね。ですが、過剰摂取しない限りは健康には問題ないようです。信じるものは救われる!?ですかね。

 

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Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

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