[スポンサーリンク]

archives

1-ブチル-3-メチルイミダゾリウムヘキサフルオロホスファート:1-Butyl-3-methylimidazolium Hexafluorophosphate

[スポンサーリンク]

イオン液体中でのFriedlander環化によるキノリン誘導体合成

Houらは,イオン液体1-ブチル-3-メチルイミダゾリウムヘキサフルオロホスファート (BMIMPF6)を反応溶媒としたFriedlander環化反応によるキノリン誘導体の効率的な合成法を報告しています。それによれば,触媒として硝酸二アンモニウムセリウム(IV) (CAN) を用いることで反応は効率的に進行して高収率目的物が得られます。本反応はケトンの自己縮合による副反応を抑えたクリーンな反応です。

“The First Cerium (IV) Ammonium Nitrate (CAN)-Catalyzed Friedländer Synthesis of Quinolines in Ionic Liquid”

R.-S. Hou, H.-M. Wang, I.-J. Kang, H.-D. Du, and L.-C. Chen, Heterocycles 2010, 81, 689. DOI: 10.3987/COM-09-11865

Untitled_pict

A mild and efficient route for the synthesis of quinolines and polycyclic quinolines utilizing cerium (IV) ammonium nitrate (CAN) as a novel catalyst via Friedländer annulation in ionic liquid 1-n-butyl-3-methylimidazolium hexafluorophosphate [Bmim][PF6] under mild conditions was described.

 

  • 関連書籍

[amazonjs asin=”4781308783″ locale=”JP” title=”イオン液体〈2〉驚異的な進歩と多彩な近未来 (新材料・新素材シリーーズ)”][amazonjs asin=”B002ZJSVX2″ locale=”JP” title=”Ionic Liquids:: Physicochemical Properties”]
TCI

TCI

投稿者の記事一覧

有機試薬メーカーです。

関連記事

  1. NEDO懸賞金活用型プログラム/量子コンピュータを用いた社会問題…
  2. 元素・人気記事ランキング・新刊の化学書籍を追加
  3. マテリアルズ・インフォマティクス適用のためのテーマ検討の進め方と…
  4. 材料開発における生成AIの活用方法
  5. ボロントリフルオリド – エチルエーテル コンプレッ…
  6. マテリアルズ・インフォマティクスにおけるデータの前処理-データ整…
  7. オンライン|次世代医療・診断・分析のためのマイクロ流体デバイス~…
  8. マテリアルズ・インフォマティクス適用のためのテーマ検討の進め方と…

注目情報

ピックアップ記事

  1. Greene’s Protective Groups in Organic Synthesis 5th Edition
  2. デルゴシチニブ(Delgocitinib)のはなし 日本発の非ステロイド系消炎外用薬について
  3. 顕微鏡で有機化合物のカタチを決める!
  4. F. S. Kipping賞―受賞者一覧
  5. 2020年の人気記事執筆者からのコメント全文を紹介
  6. 古川 俊輔 Shunsuke Furukawa
  7. 【十全化学】核酸医薬のGMP製造への挑戦
  8. 大量合成も可能なシビれる1,2-ジアミン合成法
  9. 【日産化学】新卒採用情報(2027卒)
  10. エレクトライド:大量生産に道--セメント原料から次世代ディスプレーの材料

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2010年10月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

注目情報

最新記事

条件の「前後」も実験条件である【プロセス化学者のつぶやき】

前回まで1. 設定温度と系内の実温度のお話2. 温度値をどう判断するか3. 反応操作をし…

そのpH、“本当にその場所”の値ですか?ニードル式pHセンサーを使ってみた!

突然ですが、「培養の再現性がなんか悪い」「同じ条件のはずなのに結果がズレる」といった経験はあ…

「骨格編集」×「ナノカーボン合成」〜ナノカーボン合成の新戦略を実証〜

第719回のスポットライトリサーチは、名古屋大学大学院工学研究科(忍久保研究室)博士後期課程2年の平…

【書評】立体化学 はじめの一歩

立体化学は,分子の三次元構造を理解するための重要な分野であり,有機化学や…

水のシミュレーション入門 — 水分子を計算機の中でどう”描く”か —

身近なのに、計算機にとって手強い"水"。本記事では、点電荷モデルから機械学習まで、その"描き方"の進…

◆◇◆◇ 第36回フォーラム・イン・ドージン開催のご案内 ◆◇◆◇

同仁化学研究所が熊本から世界へ情報発信するフォーラム・イン・ドージンの開催ご案内です。今年は『な…

『力』による円偏光発光のon/off制御を単一分子レベルで実現

第718回のスポットライトリサーチは、東京科学大学 物質理工学院(相良研究室)博士後期課程2年の野中…

数日かかっていた反応機構解析を、わずか数分に!

機械学習ポテンシャルが変える計算化学の現在近年、DFT計算による反応機構解析は広く行われるよ…

海外ポスドクのオファーをもらう【アメリカで Ph.D. を取る: 進路編】

ポスドクとして海外に留学する場合、希望する研究室の教授に直接連絡を取り、面接などを通して適性を判断さ…

MDで観るトライボロジー 〜原子が擦れるその場をシミュレーション〜

軽くて強いのに摩耗に弱いチタン合金は、航空機や人工関節に広く使われています。原子が擦れ合うその場を分…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP