[スポンサーリンク]

ケムステしごと

関東化学2019年採用情報

私たちは総合試薬メーカーとして、最先端の化学技術を支える基礎研究試薬から、先端産業に必要な高機能薬品やその材料の開発にいたるまで、積極的に未来の創造に貢献することを目標とした研究開発に取り組んでいます。様々な場面で活躍する試薬を扱う私たちは、創業時より常に好奇心をもち、壁にぶつかっても簡単には諦めず、行動し続けることで新しい発見を導き出してきました。

関東化学には、新しい試薬を開発する研究開発職だけでなく、技術者のサポートを行う技術営業職、高品質の製品を創り出す製造職、従業員が安心して業務に励めるようバックヤードのサポートを請け負うスタッフ職など、多種多様な職種があり、其々の分野のプロフェッショナルを目指しています。

“当って砕けろ”の精神で失敗してもチャレンジし続ける人を歓迎します。

採用予定職種 新卒(研究職、総合職)
業務内容 研究職:試薬の研究・開発
総合職:
技術系業務 / 製造・検査・分析
営業系業務/技術営業・製品開発・海外営業
スタッフ系業務/総務・人事・経理・財務・法務・購買
採用実績 2015年:20名
2016年:16名
2017年:34名
※高専卒以上新卒採用実績
 応募資格 平成31年3月に高等専門学校・大学・大学院を卒業(修了)見込みの方。
全学部・全学科の方を募集対象としております。
 勤務地 埼玉・神奈川(研究職の場合)
給与等 ◇初任給<平成29年度実績:平成30年度については春の給与改定で決定>
大学院(修士):229,000円
大学(6年制):229,000円
大学(4年制):214,000円
高等専門学校 :188,000円
福利厚生  各種社会保険・社員持株制度・退職年金制度・住宅融資制度・借上げ社宅制
選考スケジュール 進捗情報についてはホームページで公開しております。
詳しくは「お問い合わせフォーム」よりご連絡ください。
採用担当 人事部 岩本・熊谷
連絡先 jinji-info@gms.kanto.co.jp
TEL: 03-6214-1053
FAX: 03-3241-1016
応募方法 お問い合わせフォーム」より【新卒採用について】というタイトルの
メールをご送信ください。内容を拝見し、追ってご案内差し上げます。

現場で働く先輩たちの声

関東化学は、試薬、電子工業用薬品、臨床検査薬、化成品等の研究、開発、製造販売を世界中に事業展開している化学メーカーです。会社の基盤技術は化学から生化学、材料の設計から電子デバイスの製造に使用する薬液の開発まで多岐におよび、私の所属する第一研究室では、主に有機金属錯体触媒の開発に取り組んでいます。私はこれまでに、抗生物質耐性菌検出薬をはじめとする様々な試薬開発や、有機溶媒中の溶存酸素測定などの分析法開発に携わってきましたが、8年前の研究室配置転換を機に、還元的アミノ化触媒の研究開発に取り組むこととなりました。元々第一研では、野依先生、碇屋先生、大熊先生らが開発した、ケトン類の不斉水素化触媒(RuX2(diphosphine)(diamine)錯体)や水素移動型不斉還元触媒(RuX(arene)(RSO2dpen)錯体)の製品化や、それを用いた光学活性アルコールの製法開発に取り組んでおり、次の開発ターゲットとしてアミン化合物の製法開発にも注力し始めた頃でした。

還元的アミノ化触媒の開発において考慮すべき課題として、反応系中でのイミン形成も含まれることから、酸性条件下で効率良く作用する触媒開発が必要でした。上述の野依分子触媒はアミン配位子を持つため、酸性条件下での還元的アミノ化反応においては、高い効果を発揮することはありません。そこで我々は、様々な配位子構造をもつ錯体を合成、評価を繰り返しおこないました。毎日、大量のシュレンク管と格闘する根気のいる作業でしたが、煮詰まった時は、cat.(触媒)の代わりに大好きなcat(猫)と遊んだり、好きなカレーを食べたりすると、いい気分転換になり良いアイデアも浮かびます。話は逸れましたが、配位子構造を最適化させたことで、実用性に優れた還元的アミノ化触媒の開発に至りました。製品紹介の項目で述べた様に、本錯体は高い反応性と官能基許容性を併せ持ち、頑健性が高く、簡便な手法でアミンを合成できる他に例の無い触媒と自負しています。最近では、医薬品製造に用いられるケースも出てきています。

企業研究という立ち位置からは、製品の性能や純度は高いレベルが求められ、また製品コストや利益といった学生には必要の無い項目にも注意を払う必要があります。また、我々は工業的な使用を前提に開発を行っている事もあり、錯体合成においては大量製造時の安全性や再現性の高さが何よりも重要視されます。この様に実施しなければならない項目は多く、大変ではあるものの、自分の開発した製品が販売され、実際に利用されていくことは何物にも代え難い喜びであり、達成感です。今後も触媒(cat.)開発とともに、猫(cat)との生活も充実させていきたいと思います。

田中 浩一 (たなか こういち)
所属:関東化学㈱ 中央研究所 第1研究室
入社年度:2006年

関東化学の基本情報

会社名  関東化学株式会社
本社所在地  東京都中央区日本橋室町2丁目2番1号
事業所 大阪支店 大阪市中央区瓦町2丁目5番1号

福岡支店福岡県福岡市博多区東比恵2丁目22番3号

その他 国内営業拠点11カ所、国内製造拠点6カ所、研究所2カ所 海外事業所 6カ国

事業内容  試薬、化成品、電子工業用薬品、臨床検査薬の製造販売
 設立/創立  1944年11月
 資本金  30億円(2017年4月1日現在)
 売上高  721億円(2017年3月期、関東化学ホールディングス連結ベース)
 従業員数  1,052名(2017年4月1日現在、役員・臨時含む)
 ホームページ  http://www.kanto.co.jp/

関東化学製品・研究情報

概要

研究

The following two tabs change content below.
webmaster
Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院准教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 炭素繊維は鉄とアルミに勝るか? 番外編 ~NEDOの成果について…
  2. 有機反応を俯瞰する ー芳香族求電子置換反応 その 1
  3. アジリジンが拓く短工程有機合成
  4. 「関東化学」ってどんな会社?
  5. 有合化若手セミナーに行ってきました
  6. 有機化学クロスワードパズル
  7. 多才な補酵素:PLP
  8. ククルビットウリルのロタキサン形成でClick反応を加速する

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. ボールペンなどのグリップのはなし
  2. 向山アルドール反応40周年記念シンポジウムに参加してきました
  3. スコット・ミラー Scott J. Miller
  4. 呉羽化学、明るさを保ちながら熱をカットする窓ガラス用素材
  5. 今冬注目の有機化学書籍3本!
  6. ハーバード大Whitesides教授プリーストリーメダルを受賞
  7. 黒よりも黒い? 「最も暗い」物質 米大学チーム作製
  8. 【書籍】10分間ミステリー
  9. インフルエンザ治療薬「CS‐8958」、09年度中にも国内申請へ
  10. アメリカで Ph. D. を取る –希望研究室にメールを送るの巻– (準備編)

関連商品

注目情報

注目情報

最新記事

Carl Boschの人生 その2

Tshozoです。前回の続き、早速参ります。筆者のフォルダが火を噴く動画集 おそらく現存…

トヨタ、世界初「省ネオジム耐熱磁石」開発

トヨタは、今後急速な拡大が予想される電動車に搭載される高出力モーターなど様々なモーターに使用されるネ…

触媒のチカラで拓く位置選択的シクロプロパン合成

嵩高いコバルト錯体を触媒として用いた位置選択的Simmons–Smith型モノシクロプロパン化反応が…

「原子」が見えた! なんと一眼レフで撮影に成功

An Oxford University student who captured an image…

2018年3月2日:ケムステ主催「化学系学生対象 企業合同説明会」

2月も後半となり、3月1日の就活解禁に向けて、2019年卒業予定の学生のみなさんは、就活モードが本格…

高専シンポジウム in KOBE に参加しました –その 2: 牛の尿で発電!? 卵殻膜を用いた燃料電池–

1 月 27 日に開催された第 23 回 高専シンポジウム in KOBE の参加報告の後編です。前…

Chem-Station Twitter

PAGE TOP