[スポンサーリンク]

ケムステVシンポ

第37回ケムステVシンポ「抗体修飾法の最前線 〜ADC製造の基盤技術〜」を開催します!

[スポンサーリンク]

修論・卒論・博士論文で大忙しの2,3月ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
まとめ作業とデスクワークに集中できない〜〜という人
もうすぐ発表会が終わる!という人
いやいや、うちは遅くて3月なんですという人
事情は様々かと思いますが、来たる2/18(土)に最もホットな創薬モダリティーの一つ抗体薬物複合体:ADCをテーマとしたVシンポ「抗体修飾法の最前線 〜ADC製造の基盤技術〜」を開催致します!
そして、今回はケムステVシンポ初となる味の素 株式会社の持ち込み&単独協賛企画です。いつも協賛頂いているMerck株式会社の持ち込み企画(第21回, 第30回)を除けば、企業の持ち込みとしては初となります。今後もこのような持ち込み企画は増えて来るかも??(興味があれば是非ご連絡下さい)

ADCって何?

つい先日のノーベル化学賞:生体直行反応(クリック反応)は、抗体や酵素などのタンパク質修飾にも利用されています。20種の天然アミノ酸から構成されるタンパク質中には、リジン、システイン、メチオニン、スレオニン、セリンなどなど、反応性のヘテロ原子を持つアミノ酸残基や、電子豊富な芳香環を持つチロシン、トリプトファン、ヒスチジンなど、多種多様な官能基が共存しています。さらに、多くのたんぱく質は水中(中性buffer中)で取り扱う必要があるため、これらアミノ酸残基や水により失活しない生体直行性を有する反応基を利用することで修飾されます。
そのようなタンパク質修飾技術の応用例の一つが抗体薬物複合体(Antibody Drug Conjugate: ADC)です。抗体とは、抗原に対して選択的に結合する免疫反応の主役ですが、がん細胞のマーカーを認識する抗体なども作成可能であり、この抗体の抗原認識部位以外の部分に高活性抗がん剤を結合させると、がん細胞選択的に抗がん剤を作用させることができます。つまり、がん細胞を狙い撃ちすることで、単剤投与では毒性が強い抗癌剤の副作用を低減し、薬効を高めることが可能です。

 

さて、今回のVシンポでは、タンパク質修飾技術やADCそのものの開発を行っている研究者を日米・産学から3名お呼びしました!(講演はすべて日本語です)
国際時間を加味して、いつものVシンポでは選ばない土曜の昼を開催時刻として設定しました。Chem-Station World ADCという副題がぴったりのVシンポですが、もう少し内容がわかりやすいタイトルと副題を優先しました(笑)
若い学生や企業の方、幅広い層に興味を持って頂けるシンポジウムとなると思いますので、お見逃しなく!!

実施概要

第37回ケムステVシンポジウム
抗体修飾法の最前線 〜ADC製造の基盤技術〜

対象:誰でも

開催日:2023 年 2 月 18日 (土曜日)

時間 :13:00-15:30(1 名あたり講演 30 分+質疑応答 5 分程度を目安、各講演間に協賛企業からのお知らせ 5 分程度)

会場 :オンライン(講演者は Zoom 使用・YouTubeライブ の限定 URL 配信)
定員 :先着 1,500 名(途中参加・退出自由)
言語 :日本語
参加費:無料

講演者

  1. 佐藤伸一 先生(東北大学際研・助教)
    「チロシン/ヒスチジン残基の修飾制御と抗体修飾への応用」
  2. 土釜恭直 先生(テキサス大学・准教授)
    「二重搭載型ADCの開発」
  3. 松田豊 先生(Ajinomoto Bio-Pharma Services San Diego・ADC Project Manager)
    「次世代ADC創出プラットフォーム技術:AJICAP technology」

公演後にラウンドテーブルディスカッション(RTD)を予定しています。
いつもどおり質問も取り上げ、インタラクティブなRTDにする予定なので、どしどし書き込んで頂きますようお願いします!

参加登録:(Connpass利用ガイドはこちら)
Connpassイベントページで行ってください・開始15分前(18:15)まで受付

参加登録はこちら

*参加登録して URL さえゲットすれば、YouTube Live に間に合わなくても数日間タイムシフト視聴できます。

Twitterハッシュタグ:#ケムステVシンポ #糖化学

主催:Chem-Station
協賛:味の素株式会社

ファシリテーター
寄立麻琴(九大院薬・助教・ケムステスタッフ)

モデレーター
安田大輔(大阪医薬大薬・助教・ケムステスタッフ)
苅田譲(Novartis Institute for BioMedical Research, Principal scientist・ケムステスタッフ)

ADC関連記事

協賛企業からのお知らせ

味の素バイオ・ファーマ サービスは低分子および高分子の原薬および中間体の製法開発、GMP製造、無菌充填製剤化サービスを提供するグローバルなCDMO(受託開発・製造受託機関)です。ベルギー、米国、日本、インドの拠点との一貫した受託開発・製造組織として、低分子・高分子原体・中間体の包括的な開発・cGMP製造・無菌充填サービスを提供しています。
▼詳しくは下記をクリック
https://ajibio-pharma.ajinomoto.com/jp/

Macy

投稿者の記事一覧

有機合成を専門とする教員。将来取り組む研究分野を探し求める「なんでも屋」。若いうちに色々なケミストリーに触れようと邁進中。

関連記事

  1. プラスチック類の選別のはなし
  2. 不斉Corey-Chaykovskyエポキシド合成を鍵としたキニ…
  3. 付設展示会へ行こう!ーWiley編
  4. 水溶性アクリルアミドモノマー
  5. 君はPHOZONを知っているか?
  6. 科学はわくわくさせてくれるものーロレアル-ユネスコ賞2015 P…
  7. 研究者のためのマテリアルズインフォティクス入門コンテンツ3選【無…
  8. ReadCubeを使い倒す(1)~論文閲覧プロセスを全て完結させ…

注目情報

ピックアップ記事

  1. 子育て中の40代女性が「求人なし」でも、専門性を生かして転職を実現した秘訣とは
  2. 辻 二郎 Jiro Tsuji
  3. 立体選択的な(+)-Microcladallene Bの全合成
  4. イベルメクチン /Ivermectin
  5. パール・クノール ピロール合成 Paal-Knorr Pyrrole Synthesis
  6. 第83回―「新たな電池材料のモデリングと固体化学」Saiful Islam教授
  7. ホウ素ーホウ素三重結合を評価する
  8. アメリカで Ph. D. を取る –研究室に訪問するの巻–
  9. MEDCHEM NEWS 33-4 号「創薬人育成事業の活動報告」
  10. 原子状炭素等価体を利用してα,β-不飽和アミドに一炭素挿入する新反応

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2023年2月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728  

注目情報

最新記事

アンモニウム構造によりラジカル種の発生位置を完全に制御!

第710回のスポットライトリサーチは、関西学院大学理工学研究科 村上研究室の榊原 陽太(さかきばら …

化学つれづれ草【ある研究者の回想】

概要物理化学者で量子機能材料を専門とする著者によるエッセイ集.化学者としての研究,教育,人生…

第60回有機反応若手の会

開催概要有機反応若手の会は、有機化学分野で研究を行う全国の大学院生を中心とした若手研究者が集い、…

ノーベル賞受賞者と語り合う5日間!「第18回HOPEミーティング」参加者募集!

申し込みはこちら概要主催:独立行政法人 日本学術振興会(JSPS)開催地:神奈川…

光触媒による高効率なCO2還元の実現―まさかの光を弱く当てることが重要だった―

第709回のスポットライトリサーチは、東京科学大学 理学院(前田研究室)博士後期課程2年の仲田竜一 …

「π-πスタッキング」という言葉が生む誤解【芳香環の相互作用を見直す: 前編】

芳香環が平行に並んで近接しているとき、その構造を「π–π スタッキング」と表されることがよくあります…

一重項酸素によるC(sp2)−P結合切断を用いた長波長光によるリン化合物のアンケージング

第 708 回のスポットライトリサーチは、同志社女子大学 薬学部 医療薬学科 5…

マテリアルズ・インフォマティクスにおける画像解析の活用ガイド

開催概要材料開発において、電子顕微鏡やX線トモグラフィーを用いて材料の微細構造を観察するために画…

世界初のPROTAC医薬、ついに承認 ―「タンパク質を阻害する」から「分解する」時代へ

2026年5月、創薬化学の歴史に残る大きな出来事が起きました。米国 FDA は、…

有機蛍光とは異なる新しい有機りん光の分子設計指針の発見

第707回のスポットライトリサーチは、電気通信大学 情報理工学研究科(牧昌次郎研究室)の林希久也 助…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP