[スポンサーリンク]

世界の化学者データベース

ブルクハルト・ケーニッヒ Burkhard König

[スポンサーリンク]

ブルクハルト・ケーニッヒ (Burkhard König、1963年6月23日(Wiesbaden生)-)は、ドイツの有機化学者である。レーゲンスブルク大学 教授。(写真引用:König Group)

経歴

1991 ハンブルク大学 博士号取得(Armin de Meijere教授)
199x オーストラリア国立大学 博士研究員 (M. A. Bennett教授)
199x スタンフォード大学 博士研究員 (Barry M. Trost教授)
1996 ブラウンシュヴァイク大学 Habilitation
1999 レーゲンスブルク大学 教授

受賞歴

2017Reinhard-Koselleck grant of the DFG
2016 ERC adv grant
Editorial board member of “Chemistry – A European Journal” and “European Journal of Organic Chemistry (Chair) (since 2014) UN-Decade Award on Sustainability 2011/2012
2007  Literature award of the Fonds of the German Chemical Industry
Chairman of the Liebig Vereinigung (National organic division; 2008 – 2012)
1995 Award of the Dr. Otto Röhm Gedächnisstiftung

研究概要

可視光レドックス有機触媒を用いる有機合成法の開発

とりわけアリールラジカル生成を起点とする各種反応形式に注力している[2]。

(引用:König Group)

最近では二段励起可能な可視光レドックス有機触媒の開発を成し遂げている[3]。

関連文献

  1. “Author Profile – Burkhard König” Angew. Chem. Int. Ed. 2013, 52, 4520. doi:10.1002/anie.201300671
  2. Bartling, H.; Eisenhofer, A.; König, B.; Gschwind, R. M. Acc. Chem. Res. 2016, 138, 11860. DOI:10.1021/jacs.6b06658
  3. Ghosh, I.; Ghosh, T.; Bardagi, J. I.; König, B. Science 2014, 346, 725. DOI: 10.1126/science.1258232

関連リンク

cosine

投稿者の記事一覧

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. ディーン・タンティロ Dean J. Tantillo
  2. グレッグ・ウィンター Gregory P. Winter
  3. デヴィッド・リー David A. Leigh
  4. 嘉部 量太 Ryota Kabe
  5. 向山 光昭 Teruaki Mukaiyama
  6. 細野 秀雄 Hideo Hosono
  7. 加藤 昌子 Kato Masako
  8. ジャン=マリー・レーン Jean-Marie Lehn

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. マテリアルズ・インフォマティクスの推進成功事例セミナー-なぜあの企業は最短でMI推進を成功させたのか?-
  2. ヒューマンエラーを防ぐ知恵 増補版: ミスはなくなるか
  3. 第4回CSJ化学フェスタに参加してきました!
  4. フィッツィンガー キノリン合成 Pfitzinger Quinoline Synthesis
  5. 三菱化学が有機太陽電池事業に参入
  6. 製薬各社 2010年度 第2四半期決算を発表
  7. 今度こそ目指せ!フェロモンでリア充生活
  8. クロム光レドックス触媒を有機合成へ応用する
  9. 疑惑の論文200本発見 米大が盗作探知プログラム開発
  10. 液クロ虎の巻シリーズ

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2017年5月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

注目情報

最新記事

5/15(水)Zoom開催 【旭化成 人事担当者が語る!】2026年卒 化学系学生向け就活スタート講座

化学系の就職活動を支援する『化学系学生のための就活』からのご案内です。化学業界・研究職でのキャリ…

フローマイクロリアクターを活用した多置換アルケンの効率的な合成

第610回のスポットライトリサーチは、京都大学大学院理学研究科(依光研究室)に在籍されていた江 迤源…

マリンス有機化学(上)-学び手の視点から-

概要親しみやすい会話形式を用いた現代的な教育スタイルで有機化学の重要概念を学べる標準教科書.…

【大正製薬】キャリア採用情報(正社員)

<求める人物像>・自ら考えて行動できる・高い専門性を身につけている・…

国内初のナノボディ®製剤オゾラリズマブ

ナノゾラ®皮下注30mgシリンジ(一般名:オゾラリズマブ(遺伝子組換え))は、A…

大正製薬ってどんな会社?

大正製薬は病気の予防から治療まで、皆さまの健康に寄り添う事業を展開しています。こ…

一致団結ケトンでアレン合成!1,3-エンインのヒドロアルキル化

ケトンと1,3-エンインのヒドロアルキル化反応が開発された。独自の配位子とパラジウム/ホウ素/アミン…

ベテラン研究者 vs マテリアルズ・インフォマティクス!?~ 研究者としてMIとの正しい向き合い方

開催日 2024/04/24 : 申込みはこちら■開催概要近年、少子高齢化、働き手の不足…

第11回 慶應有機化学若手シンポジウム

シンポジウム概要主催:慶應有機化学若手シンポジウム実行委員会共催:慶應義塾大…

薬学部ってどんなところ?

自己紹介Chemstationの新入りスタッフのねこたまと申します。現在は学部の4年生(薬学部)…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP