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Vプレミアレクチャー

第五回ケムステVプレミアレクチャー「キラルブレンステッド酸触媒の開発と新展開」

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新型コロナ感染者数は大変なことになっていますが、無観客東京オリンピック盛り上がってますね。さて、前回ケムステVプレレク者合わせてはじめての外国人講演者による第四回Vプレレクが放映されました。夏はもうひとつプレレク、お届けします!

第五回のケムステVプレミアレクチャーは、学習院大学の秋山隆彦先生にお願いいたしました。

今回も、第二回・第三回と同様に富士フイルム和光純薬様のサポートのもと、「キラルブレンステッド酸触媒の開発と新展開」というタイトルでたっぷりとご講演いただきます。

放映概要

第五回ケムステVプレミアレクチャー
「キラルブレンステッド酸触媒の開発と新展開」

講師:秋山隆彦先生(学習院大学・教授)

対象:誰でも(講演内容は最先端研究も含みます)
日時:2021年8月24日(火)18:30〜21:00 (約2時間半)
会場:オンライン(YouTubeのプレミア配信、当日以降はしばらく公開)
主催:Chem-Station
協賛:富士フイルム和光純薬株式会社
言語:日本語
参加費:無料
参加登録:煩雑な登録はなく、YouTubeでケムステチャンネルをチャンネル登録するだけでOK!

レクチャー概要

2000年頃から爆発的に報告された、有機分子触媒。金属触媒を使わず有機分子を直接触媒として用いることで反応を進行させます。競技では、不斉反応に用いる触媒を指すことが多く、今日では多種多様な分子触媒が報告されています。そのなかでも、2004年に今回の講演者である秋山先生、同時期に東北大学の寺田先生によって報告された、キラルリン酸触媒である秋山・寺田触媒があります。正確にいれば、キラルなアニオンをもつプロトン触媒ですが、この報告以降、現在まで多くの合成化学者に用いられ、有機分子触媒の代名詞の1つともなりました。

今回のVプレレクではこの触媒の発見の経緯から、最新の研究結果まで約2時間半に渡り紹介していただきます。有機合成化学協会の会長である秋山先生に長時間をとっていただき、公開までこじつけました。オンラインでないと実現できない企画です。さらに当日は、放映時に本人に待機していただき、チャットに投稿された質問に直接答えてもらいます。これも、ケムステVプレレクならではのユニークな試みとなっております。ぜひともご視聴いただければと思います。

形式等、留意事項:

・いわゆるオンライン講義を、YouTubeのプレミア配信機能で配信します。
・収録放送という特性上、Vシンポのような形での先生方への質疑応答はできませんが、配信時間内ならYoutubeのチャットに質問を書き込むことができます。YouTubeのチャットに書き込んでいただいた質問は後ほど先生方にお届けします。第二回・第三回は講師の先生に配信時に待機していただき、その場で、ご回答いただきました。非常に講評でしたので今回も同様にリアルタイムで質問に答えてもらおうと考えています。スポーツバー形式でワイワイ書きこみながら見る方が楽しいと思うので、是非Vシンポと同様にチャットを活用いただければと思います。
・8月24日(火)18:30 – 21:00日のプレミア配信後、しばらくは公開します。よければ是非ケムステーション YouTubeチャンネルをチャンネル登録の上、ご覧ください。チャンネル登録すると、リマインダー機能が使えるようになり、配信を見逃しません。

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協賛企業(富士フイルム和光純薬株式会社)からのお知らせ

第二回ケムステVプレミアレクチャーは富士フイルム和光純薬株式会社のサポートにより放映いたします。この場を借りて御礼申し上げます。

富士フイルム和光純薬株式会社からの以下のお知らせや、動画内でのCMなどぜひ御覧くださいなお、 協賛企業のご支援により、この講演会は無料で運営できております。必ず、以下のお知らせをご覧になっていただければと思います。

協賛企業からのお知らせ(必ず目を通してください)

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    ◆Find-out ⇒ https://labchem-wako.fujifilm.com/jp/find-out/index.html

     

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プレミア公開動画(8月24日18:30より配信がはじまります)

YouTubeチャンネルについて

ケムステーション YouTubeチャンネルでは、今後もシンポジウム動画などを適宜公開していく予定です。よろしければチャンネル登録をどうぞお願いいたします!

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投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

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