[スポンサーリンク]

世界の化学者データベース

スティーブン・レイ Steven V. Ley

[スポンサーリンク]

スティーブン・ヴィクター・レイ(Steven Victor Ley、19xx年xx月xx日-)は、イギリスの化学者である。英ケンブリッジ大学教授。

経歴

1972 Loughborough大学 博士号取得 (H. Heaney教授)
1972-1974 オハイオ州立大学 博士研究員 (Leo A Paquette教授)
1974-1975 インペリアルカレッジ 博士研究員(Sir Derek H. R. Barton教授)
1975-1976 インペリアルカレッジ 準講師
1976-1983 インペリアルカレッジ 講師
1983-1992 インペリアルカレッジ 教授
1992- ケンブリッジ大学 教授

兼任
1989-1992 インペリアルカレッジ 学部長
1992- ケンブリッジ大学化学科 学科長
1993- トリニティカレッジ フェロー
2000-2002 英国王立化学会(RSC) 会頭

 

受賞歴

1982 RSC Corday Morgan Medal & Prize
1983 Pfizer Academic Award
1988 RSC Tilden Lectureship & Medal
1989-1990 RSC Organic Synthesis Award
1992 RSC Pedler Lectureship, Medal & Prize
1993 RSC Simonsen Lectureship & Medal
1994 RSC Natural Product Chemistry Award
1994 Adolf Windaus Medal Georg-August University
1996 Flintoff Medal
1996 George Kenner Prize & Lectureship
1996 Paul Janssen Prize For Creativity in Organic Synthesi
1997 Bakerian Lecturer
1998 RSC Rhone-Poulenc Lectureship, Medal & Prize
1999 GlaxoWellcome Award for Outstanding Achievement in Organic Chemistry
2000 Davy Medal
2001 RSC Haworth Memorial Lectureship, Medal & Prize
2001 Medal for Innovative Science – Pfizer Global R & D
2001 August-Wilhelm-von Hofmann Medal
2003 RSC Industrially-Sponsored Award in Carbohydrate Chemistry
2003 Wolfon Merit Award
2003 Ernest Guenther Award for Natural Product Chemistry
2004 Innovation of the Year Award
2004 RSC Team    work in Innovation Award
2004 Alexander-von-Humboldt Award
2004 iChemE Award for Innovation in Applied Catalysis
2005 山田-古賀プライズ
2006 名古屋ゴールドメダル
2006 RSC Robert Robinson Award and Medal
2007 The SCI Innovation Award
2007 Paul Karrer Gold Medal
2007 Societe Francaise de Chimie, Medal on the Occasion of 150th Anniversary
2007 ACS Award for Creative Work in Synthetic Organic Chemistry
2008 RSC High Throughput Drug Discovery Methodologies Award
2008 Prous Institute-Overton and Meyer Award for New Technologies in Drug Discovery
2008 Hans Heroff Inhoffen Medal
2009 Perkin Prize for Organic Chemistry
2018 Arthur C. Cope Award

 

研究概要

複雑骨格を有する天然物の全合成研究

これまで120以上の天然物の合成に成功している。

とりわけ2007年に報告された超難関天然物アザジラクチンの全合成[1]は有機合成化学におけるランドマークたり得る仕事であり、40人以上の共同研究者を率い、22年もの歳月をかけて達成した。

azadirachtin.gif

付随して数々の反応・合成メソドロジーの開発も行っている。

TPAP酸化は彼によって開発された中でも、もっとも有名かつ広く使われる反応の一つ。

tpap.h1.gif

また固相試薬・固相合成法の開拓も行っている。

名言集

 

コメント&その他

  1. イギリスの有機化学界における大御所です。
  2. 670報以上の論文を執筆。

関連動画

 

関連文献

[1] (a) Veitch, G. E.; Beckmann, E.; Burke, B. J.; Boyer,  A.; Maslen, S. L.; Ley, S. V. Angew. Chem. Int. Ed. 2007, 46, 7629. DOI:10.1002/anie.200703027 (b) Veitch, G. E.; Beckmann, E.; Burke, B. j.; Boyer, A.; Ayats, C.; Ley, S. V. Angew. Chem. Int. Ed. 2007, 46, 7633. DOI:10.1002/anie.200703027

 

関連書籍

外部リンク

 

cosine

投稿者の記事一覧

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. 福住 俊一 Shunichi Fukuzumi
  2. ナタリー カロリーナ ロゼロ ナバロ Nataly Caroli…
  3. 中嶋直敏 Nakashima Naotoshi
  4. デイヴィッド・リウ David R. Liu
  5. クレイグ・クルーズ Craig M. Crews
  6. アーノルド・レインゴールド Arnold L. Rheingol…
  7. Thieme-IUPAC Prize in Synthetic …
  8. ベンジャミン・フランクリンメダル―受賞化学者一覧

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. メタロペプチド触媒を用いるFc領域選択的な抗体修飾法
  2. カバチニク・フィールズ反応 Kabachnik-Fields Reaction
  3. CSJジャーナルフォーラム「ジャーナルの将来像を考える」
  4. UCリアクター「UCR-150N」:冷媒いらずで-100℃!
  5. アニリン版クメン法
  6. 一流科学者たちの経済的出自とその考察
  7. 杏林製薬 耳鳴り治療薬「ネラメキサン」の開発継続
  8. ポロノフスキー開裂 Polonovski Fragmentation
  9. 三井化学が進める異業種との協業
  10. ポルフィリン中心金属の違いが薄膜構造を変える~配位結合を利用した新たな分子配向制御法の開発~

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2009年8月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

注目情報

注目情報

最新記事

in-situ放射光X線小角散実験から明らかにする牛乳のナノサイエンス

第425回のスポットライトリサーチは、高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所(物構研)の高木…

アセトアミノフェン Acetaminophen

 アセトアミノフェン (acetaminophen) は、有機化合物の一つ。海外ではパラセタ…

不安定な高分子原料を従来に比べて 50 倍安定化することに成功! ~水中での化学反応・材料合成に利用可能、有機溶媒の大幅削減による脱炭素に貢献~

第424回のスポットライトリサーチは、京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科 バイオベースマテリアル学…

【10月開催】マイクロ波化学ウェブセミナー

<内容>今月もテーマを分けて2回開催いたします。第一…

越野 広雪 Hiroyuki Koshino

越野 広雪(こしの ひろゆき)は、NMRやマススペクトルなどのもとにした有機分子の構造解析を専門とす…

bassler ボニー・L.・バスラー Bonnie L. Bassler

ボニー・L.・バスラー (Bonnie Lynn Bassler , 1962年XX月XX日-)は、…

電子を閉じ込める箱: 全フッ素化キュバンの合成

第 423 回のスポットライトリサーチは、東京大学 工学系研究科 化学生命工学専…

プラズモンTLC:光の力でナノ粒子を自在に選別できる新原理クロマトグラフィー

第422回のスポットライトリサーチは、名古屋大学 大学院工学研究科 鳥本研究室の秋吉 一孝 (あきよ…

マテリアルズ・インフォマティクスの基礎知識とよくある誤解

開催日:2022/10/04 申込みはこちら■開催概要近年、少子高齢化、働き手の不足の影…

クオラムセンシング Quorum Sensing

クオラムセンシング (Quorum Sensing)クオラムセンシング (Quorum Sens…

Chem-Station Twitter

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP