[スポンサーリンク]

世界の化学者データベース

チャールズ・スターク・ドレイパー賞―受賞者一覧

[スポンサーリンク]

チャールズ・スターク・ドレイパー賞(Charles Stark Draper Prize)とは、全米技術アカデミーによって授与される科学技術賞。「工学分野のノーベル賞」とも呼ばれる最高栄誉賞である。賞金は50万ドル(写真:Encyclopedia Britannica)。

完全な受賞者リストはこちら(Wikipedia)。化学関連分野で過去に授与されているのは下記の通り。

1997

Vladimir Haensel
接触改質の発明に対して

2002

ロバート・ランガー
革命的な医薬投与システム(ドラッグデリバリーシステム)に対して

2011

フランシス・アーノルド、Willem P.C. Stemmer
食品、医薬品、洗剤、バイオ燃料などに利用されるタンパク質工学への貢献に対して

2012

George H. Heilmeier、Wolfgang Helfrich、Martin Schadt、T Peter Brody
液晶ディスプレイ技術の開発に対して

2014

ジョン・グッドイナフ、西美緒、Rachid Yazami、吉野彰
リチウムイオン二次電池の設計に対して

2015

赤﨑勇ジョージ・クラフォード、Russell Dupuis、ニック・ホロニアック中村修二

発光ダイオードの開発に対して

2020

ジョン・フレシェ Jean M. J. Frechet

マイクロエレクトロニクスデバイスの極小化を可能にした微細加工用およびナノ加工用の化学増幅材料の開発に対して

関連動画

関連リンク

cosine

投稿者の記事一覧

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. 古川 俊輔 Shunsuke Furukawa
  2. マイケル・グレッツェル Michael Gratzel
  3. 沈 建仁 Jian-Ren Shen
  4. 白川英樹 Hideki Shirakawa
  5. ジェレマイア・ジョンソン Jeremiah A. Johnson…
  6. 井上 佳久 Yoshihisa Inoue
  7. 山本 尚 Hisashi Yamamoto
  8. クラウス・ミューレン Klaus Müllen

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. 電気化学ことはじめ(1) 何が必要なの??
  2. 保護により不斉を創る
  3. サイエンス・ダイレクトがリニューアル
  4. 2つの触媒と光エネルギーで未踏の化学反応を実現: 芳香族化合物のメタ位選択的アシル化の開発に成功 !!!
  5. 【環境・化学分野/ウェビナー】マイクロ波による次世代製造 (プラ分解、フロー合成、フィルム、乾燥、焼成)
  6. マテリアルズ・インフォマティクスの基礎知識とよくある誤解
  7. ヒスチジン近傍選択的なタンパク質主鎖修飾法
  8. 未来の病気診断はケータイで!?
  9. アンモニアで走る自動車 国内初、工学院大が開発
  10. イミデートラジカルを用いた多置換アミノアルコール合成

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2017年11月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930  

注目情報

最新記事

超塩基に匹敵する強塩基性をもつチタン酸バリウム酸窒化物の合成

第604回のスポットライトリサーチは、東京工業大学 元素戦略MDX研究センターの宮﨑 雅義(みやざぎ…

ニキビ治療薬の成分が発がん性物質に変化?検査会社が注意喚起

2024年3月7日、ブルームバーグ・ニュース及び Yahoo! ニュースに以下の…

ガラスのように透明で曲げられるエアロゲル ―高性能透明断熱材として期待―

第603回のスポットライトリサーチは、ティエムファクトリ株式会社の上岡 良太(うえおか りょうた)さ…

有機合成化学協会誌2024年3月号:遠隔位電子チューニング・含窒素芳香族化合物・ジベンゾクリセン・ロタキサン・近赤外光材料

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2024年3月号がオンライン公開されています。…

日本化学会 第104春季年会 付設展示会ケムステキャンペーン Part3

日本化学会年会の付設展示会に出展する企業とのコラボです。第一弾・第二弾につづいて…

ペロブスカイト太陽電池の学理と技術: カーボンニュートラルを担う国産グリーンテクノロジー (CSJカレントレビュー: 48)

(さらに…)…

日本化学会 第104春季年会 付設展示会ケムステキャンペーン Part2

前回の第一弾に続いて第二弾。日本化学会年会の付設展示会に出展する企業との…

CIPイノベーション共創プログラム「世界に躍進する創薬・バイオベンチャーの新たな戦略」

日本化学会第104春季年会(2024)で開催されるシンポジウムの一つに、CIPセッション「世界に躍進…

日本化学会 第104春季年会 付設展示会ケムステキャンペーン Part1

今年も始まりました日本化学会春季年会。対面で復活して2年めですね。今年は…

マテリアルズ・インフォマティクスの推進成功事例 -なぜあの企業は最短でMI推進を成功させたのか?-

開催日:2024/03/21 申込みはこちら■開催概要近年、少子高齢化、働き手の不足の影…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP